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SHIFTがはじめた採用広報・コンテンツ制作#9 記事の活用


はじめに


こんにちは!SHIFT人事、採用開発グループの梅田です。SHIFTの採用コンテンツの企画・編集・ディレクションを担っています。

採用広報の当事者として「私たちはこうやった」を全公開する連載、第9回の本記事では記事の活用について話します。

▼本連載はこんな人に読んでもらいたい!
・採用広報にアサインされたが、何から手をつければいいのかわからない
・ひとり採用広報で、自分のやり方があっているのか不安。事例を知りたい
・大企業の採用広報担当。ネタは多いが企画方法、成果の見せ方が分からない

▼年間約200本の記事が公開されるSHIFTキャリア採用サイト


執筆者プロフィール:採用開発グループ 採用コンテンツ編集長 梅田 
総合商社の総合職、ベンチャー人事、経済誌におけるクライアントコンテンツ制作を経て2023年1月SHIFT入社。年間約200本のインタビュー記事の企画・ディレクション・制作を担う。人の話を聞いてすぐに感動して熱くなる性格で、年々涙もろくなっている。二児の母、和歌山からリモートワーク中。 ライフワークは、いけばな(草月流1級師範)

まずは部門紹介記事を、全候補者に


「作って終わりしない」を編集方針として掲げている私たち。記事を作った目的にたちもどって、SHIFTを転職先候補として想起してもらうために、採用担当者たちと連携をとりながらどんどん活用してもらっています。

まず最初の段階としては、「部門紹介記事」を全候補者に送ってもらうこと。その部門を受ける候補者に必ず読んでおいてほしいものとして作っているので、当然ではありますが。

部門紹介記事は特に、応募前の認知~興味をもってもらう段階で使えるものです。組織の方向性や、組織を牽引するリーダーの人柄やカルチャーから、大きなフィルタリング機能も果たしてくれます。

具体的には面接調整のコミュニケーション過程で、メール文面に盛り込むなど。組織についての事前理解が深まり、面接当日のやりとりもスムーズに。質問のレベル感があがったといった声ももらっています。

採用マーケのファネル毎に、記事活用を盛り込む


その他の記事も、採用マーケのファネル毎に活用を考えています。

▼認知~興味

  • ダイレクトリクルーティング(スカウトメール)で記事を紹介する

  • 人材紹介企業、また彼ら経由で求職者へ記事を共有する

  • イベント集客時、DMやLPに登壇者の記事リンクを置くなどする

  • 過去のイベント参加者や辞退者に対して、新着記事を知らせする

▼応募~選考

  • 類選考通過者に対して、面接前に部門紹介・面接官の記事を共有する

  • 面談・面接中、候補者の志向性やバッググラウンドなどに応じて、記事をその場で共有す

▼内定~内定承諾

  • オファー面談後、最後の一押しに記事を共有する

▼入社

  • MVVや、ロールモデル人材の記事を改めて共有する

まとめて送れる、一気に読めるを叶えるために「まとめ記事」をつくる


送りたい記事が1本であればいいのですが、複数送りたい場合も多いんですよね。

そこで私たちは、属性ごとにぜひ読んでもらいたいパッケージ記事群を「まとめ記事」としてサイト上に掲載しています。

部署ごとにつくるのもいいですし、パパママ・全国採用などと言った切り口も。

コンサルティング部まとめ読み~プロジェクト事例~

全国各地で活躍するメンバーたち

SHIFTで働くパパママたち

「SHIFTってどんな会社?」と概要をさっとつかんでもらえるようにつくった「すぐわかる!SHIFTまとめ記事」も、まさに「こういうのが欲しかった」と言ってもらえているものです。

出来上がった記事を色んな切り口で特集としてまとめることで、活用がより進んでいる実感があります。これもまた各記事を作る手前で、ペルソナやインサイト、訴求したいポイントを大上段で整理して企画をたてています。

毎月15本近くが公開。個別具体の候補者に対して、どう記事を活用するか


記事活用を進めるには、採用担当者の連携が不可欠。

採用担当者自身が、「なにか使える記事がないか」「記事を使ってアピールしよう」と常に考えてくれるようになること。そんな理想を目指して、私たちも試行錯誤しています。

記事活用が文化となる状態をつくりだすにはどうしたらいいのか…。

クオーター毎に記事活用に関するミーティングを実施しているのですが、そこで挙がる声としては、

「自部署で作った記事は把握して、活用も年代や性別、職種別にオペレーションに落とし込んでやっている。

ただ個別具体で、目の前の一人の候補者に対してどの記事を送るのがいいか考えて送ることができていない。全社的には記事がどんどん公開されていて、カルチャー面や働き方など、他部署の記事だとしても候補者に刺さるものがあるかもしれない。」

毎月15本ほど公開され、もはや公開記事本数では日本一かもしれないSHIFTの中途採用サイト。

その反面で、社内メンバーでさえ公開された記事の内容を追いきれなくなっているのです。そこでいま私たちが着手しているのが、「記事検索システムの構築」です。

「記事活用が当たり前」、そんな採用の現場を目指して


 「目の前の一人の候補者に対してどの記事を送るのがいいか」、採用担当者がすぐにわかるよう、記事検索の社内システムをつくろうとグループ会社と現在協議中です。

マスターデータさえ整理できれば、システム自体はシンプルなつくりなので1-2か月で出来るのではないかなと思っています。

採用サイト上の検索機能は、あくまで記事内に表記のある単語しか検索できません。一方で社内の検索システムには、例えば取材対象者の前職業種、記事で伝えたいことやテーマ、想定する読者世代なども検索条件に入れる予定。

賃貸物件の検索サイトのように、複数の条件にチェックを入れ、該当する記事が読みどころやURLと共に一覧で表示されるものをイメージしています。

この検索システムが出来上がれば、年間200本もの記事が増え続けても、現場での活用がスムーズになるはず!

まとめ


さてここまでの連載いかがだったでしょうか?

採用広報を担う私の使命は、SHIFTの成長をドライブする仲間集めに貢献すること。それはSHIFTとして力を結集して「社会課題を解決する」ことにつながっています。

なんのためにやるのか。誰のためにやるのか。採用広報という仕事は追求しがいがあるものです。

試行錯誤の日々を過ごすなかで、語りつくせないことは多くあるので、この後もまた別の切り口で発信できればと思っています!

SHIFTのキャリア採用サイトを、ぜひたまにのぞいてみてくださいね!

▼年間約200本の記事が公開されるSHIFTキャリア採用サイト

https://recruit.shiftinc.jp/career/

<<連載一覧>>
#1 連載スタート!「私たちはこうやった」全公開します!
#2 チームのミッションを明文化した
#3  KGI、KPIの設定
#4 記事のテーマを考えて、関係者と方向性をすり合わせる
#5 取材での注意点・執筆前の準備
#6 編集について
#7 撮影・サムネイル作成
#8 公開・社内共有
#9 記事の活用


◎SHIFT HR BLOGでは、人事のみなさまが知りたいことを大募集しています! 参考にして記事にしていきますので、ぜひともご回答よろしくお願いいたします♪

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