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言葉遣いからわかる人間関係とポテンシャル
はじめに
こんにちは。能力開発部で検定や教育制度を開発をしている林 稔明(りんりん)です!日々、能力開発について研究し、様々な施策を実行、発信している立場から新卒就活生に向けて情報を発信していきたいと思います。
間違った言葉遣いをする人を、専門家はこう見ている
たとえば、飲食店で「こちら、スプーンになります」と言われたことはありませんか?本来、「~になります(成る)」とは変化を表す言葉です。「スプーンです」ではなく「スプーンになります」と言ってしまうと、目の前にあるスプーンは現在スプーンではなく、金属の塊であり、何らかの作用を得てスプーンになるという意味になってしまいます。このような言葉遣いは、ビジネスシーンでも意外とよく見られます。
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では、能力開発の専門家はこうした言葉遣いをどう捉えるのでしょうか?
言葉の正しい意味や使い方を調べず、なんとなくで使っている?
間違った言葉遣いを指摘してくれる友人や大人と、関係を築けていない?
そもそも「これって正しいのかな?」と疑問を持つ習慣がない?
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このように、言葉遣いの問題は単に「間違えている」ということではなく、その人の思考のクセや、人との関係性の築き方を反映しているのです。
言葉遣いを指摘してくれる人がいるかどうかが重要
あなたの周りに、間違った言葉遣いを指摘してくれる友人や大人はいますか?
もし誰からも指摘されたことがないとしたら、以下のどれかに当てはまる可能性があります。
周囲の人も間違った言葉遣いをしていて、誰も違和感を持っていない。
本当は気づいているけれど、指摘するほどの関係値が築けていない。
相手が「この人に指摘しても直らないだろう」と思っている。
どれも少し怖い話ですよね。特に、2や3に該当する場合、周囲の人があなたに対して「本質的なアドバイスをしない」と決めてしまっている可能性があります。これは、仕事をする上でも大きなリスクです。
社会に出ると、成長する人ほど、周囲のフィードバックを素直に受け止め、改善し続けます。言葉遣いの間違いを指摘されたときに、「そんな細かいこと気にしなくても…」と流すのではなく、「なるほど!知らなかった!」と前向きに受け止める姿勢が、成長できる人の特徴です。
「なんとなく」で使うことの危険性
言葉の意味を深く考えずに、なんとなくで使ってしまうクセがついていると、社会人になってからも困る場面が増えていきます。
たとえば、「コミュニケーション能力が高い」とは、具体的にどんな能力を指すのでしょうか? 「リーダーシップがある」とは、具体的に何をすることなのでしょうか?
社会人では、何事にも疑問を抱き、本質を理解した上で課題解決しなければなりません。 言葉を「なんとなく」で使う人は、物事を深く考えず、表面的な理解にとどまってしまうことが多くなります。
「この言葉の本当の意味は?」と調べる習慣がある人と、そうでない人では、数年後の成長スピードに大きな差が生まれます。
言葉遣いから見える「ポテンシャル」
では、言葉遣い一つで、その人のポテンシャルがどう評価されるのでしょうか?
企業の採用担当者や上司は、あなたの言葉遣いから次のような点を見抜いています。
基本的な知識や教養が身についているか
言葉の意味を正しく理解し、適切に使えるか
間違いを指摘されたときに、素直に修正できるか
物事の本質を理解しようとする姿勢があるか
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「言葉遣いはただの形式」と思われがちですが、実はその人の考え方や人間関係、成長する力を示す重要な指標なのです。
まとめ:言葉遣いを意識することが、社会人としての成長につながる
言葉遣いの間違いを軽く考える人も多いですが、実はそこには「調べる力」「疑問を持つ習慣」「周囲との関係性」など、社会人に必要な要素が詰まっています。
間違った言葉遣いをしていないか、一度振り返ってみる
言葉の意味や使い方を、なんとなくではなく、正しく理解する習慣をつける
フィードバックを受けたときに、素直に受け止められる姿勢を持つ
言葉遣いを意識することは、単に「正しい日本語を使う」こと以上の意味があります。
それは、社会人としての成長の第一歩。
ぜひ、今日から言葉への意識を変えてみましょう!
※記事内の画像は全て生成AI(napkin.ai、chatGPT)で作成したものです。
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執筆者プロフィール:林 稔明(りんりん)
新卒で銀行系SIerでシステム運用を経験後、開発系ベンチャーへ転職、開発と運用を経験する事により、品質の重要性を認識し、SHIFTへジョイン。デリバリー部門で案件管理者を経験した後、能力開発部で検定や教育制度の開発に携わる。仕事のモットーは、「全力で楽しみ、残業は0」
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