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面接はマッチングの場。目的を知って対策しよう

こんにちは。
能力開発部で検定や教育制度を開発をしている林 稔明(りんりん)です!
日々、能力開発について研究し、様々な施策を実行、発信している立場から新卒就活生に向けて情報を発信していきたいと思います。

今回のブログでは、就活の「面接はマッチングの場」というテーマでお話してみたいと思います。 面接となると緊張してしまい、いつもの自分を出せずに言いたいことが言えなかったりしませんか?それは面接を特別な場と認識していて、自分が面接官から品定めされていると感じているからではないでしょうか?


面接は品定めではなくコミュニケーションの場


面接を受ける前に、まず心に留めておくべきことは、「面接は相手と自分とのコミュニケーションの場」であるということです。面接官はあなたがどれだけ優れた能力を持っているかを知りたいわけではなく、あなたがその企業の環境で活躍できるか、どうマッチするかを確かめているのです。

つまり、面接は一方的な評価の場ではなく、お互いに理解を深めるための対話です。企業側もあなたに対して「この人が自分たちの組織にフィットするか」を見極めるために質問を投げかけているわけです。だからこそ、面接の準備として、自分が企業の環境にどう貢献できるか、企業の価値観にどう共感できるかを整理しておくことが大切です。

面接官が知りたいのはあなたの「過去」「現在」「未来」


面接では、面接官が最も知りたいのは、あなたの「過去」「現在」「未来」に関する情報です。それぞれについて、どのように答えるべきかを見ていきましょう。

過去

過去の経験や実績は、あなたのスキルや価値観を知るための手がかりとなります。面接官は、「過去にどんな経験をして、何を学び、どんな成果をあげたのか?」を知りたがっています。

例えば、「学生時代に頑張ったことは?」と聞かれたとき、ただ「頑張ったプロセス」を伝えるのではなく、その結果として「どんな成果を上げ、何を学んだのか」を具体的に伝えましょう。

✗ NG例:「サークルでイベントを開催しました。準備が大変でした。」 ◎ OK例:「サークルでのイベント企画を担当し、参加者数を前年よりも20%増やすことができました。その過程で、チームで協力しながら問題解決に取り組んだことが、今後の仕事にも役立つ経験になりました。」

現在

現在の自分がどのような状態で、今後どう成長していきたいのかも重要です。面接官は、あなたが現在どんなスキルを持ち、どんな考え方をしているのかを知りたいと考えています。

たとえば、自己紹介や今後やりたいことを話すときには、「自分が今持っている強みやスキル」をしっかり伝え、それを今後どのように伸ばしていきたいかを具体的に説明することが大切です。

未来

未来に関しては、入社後にどう成長していきたいのか、そして企業にどんな貢献をしたいのかを伝えます。面接官は、「あなたが会社にどのようにフィットし、成長していけるか」を確認しようとしています。

ここでは、企業のビジョンや目指す方向性にどう共感しているのか、自分の目標がその企業の成長にどう繋がるのかを伝えることが重要です。

※「過去」「現在」「未来」のいずれかを聞かれた際は、他の2つもセットで答えられるように準備しておきましょう。これにより、より深い自己理解と、企業との相性が伝わりやすくなります。

面接官の知りたいことを正しく把握して答えればOK


面接の質問は、あなたに対する「正解」を知ろうとしているのではなく、あなたがどれだけ自分を理解しているか、企業にどうマッチするかを知りたがっています。そのため、質問が来たときは焦らず、その質問が何を知りたいのかをしっかりと理解してから答えるようにしましょう。

たとえば、面接で「これまでの経験で一番大変だったことは何ですか?」と聞かれた場合、面接官が知りたいのはあなたの問題解決力や学びの姿勢です。「大変だったこと」をただ述べるのではなく、それをどう乗り越え、何を学び、それが今後どう生かされるのかを伝えることが大切です。

まとめ:面接はマッチングの場。あなたを知り、企業を知るチャンス


面接は「品定め」ではなく、あなたと企業がどれだけマッチするかを確認する場です。面接官が知りたいのは、あなたの「過去」「現在」「未来」。これをしっかり意識して、質問の背景を理解しながら答えることで、面接を有利に進めることができます。

そして、面接では「自分を売り込む」ことよりも、企業のニーズにどう応えられるかを意識して、双方の理解を深めることが大切です。面接官との対話を通じて、自分と企業との「マッチング」をしっかりと確認していきましょう。

※記事内の画像は全て生成AI(napkin.ai、chatGPT)で作成したものです。

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執筆者プロフィール:林 稔明(りんりん)
新卒で銀行系SIerでシステム運用を経験後、開発系ベンチャーへ転職、開発と運用を経験する事により、品質の重要性を認識し、SHIFTへジョイン。デリバリー部門で案件管理者を経験した後、能力開発部で検定や教育制度の開発に携わる。仕事のモットーは、「全力で楽しみ、残業は0」

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PHOTO:UnsplashKelly Sikkema