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今週の新着ブログ(2024.12.27~2025.1.9)_JaSST'24 Tokai_NCA_リユースPC_salesforce_AWS UPdate_Vuetify3


こんにちは!「SHIFTグループ技術ブログ」編集部です。
2025年もたくさんのお役立ち記事を発信してまいりますので、ぜひご注目いただけたら嬉しいです!!


本ブログは、IT技術だけでなくSHIFTグループのあらゆる知見やノウハウを広義の“技術”とし、入社歴や部署の垣根を超えて従業員が公式ブロガーとして記事を執筆しています。

この記事では、日々発信される約400名(2024年12月時点)の公式ブロガーによるブログを、要約をつけて一週間単位でまとめてご紹介していきます。
お仕事に関するインプットや、ミーティングの話のネタ集めとして、資格試験の情報収集など、あらゆる情報源として広くご活用いただけたら嬉しいです!

今週の新着記事 6本


1.【JaSST'24 Tokai】生成AIによるテスト設計支援プロセスの構築とプロセス内のボトルネック解消の取り組み

《要約》
こんにちは。CATエヴァンジェリストの石井優です。
今回は、私たちが取り組んでいるテスト設計支援ツール「TD(Test Designer)」と生成AIを活用したテスト設計支援プロセスの構築についてお話しします。これは先日のJaSST'24 Tokaiでのスポンサーセッションでお話しした内容をまとめたものです。

TDは、テストケースの設計時にパターンの網羅性を担保し、テスト観点や必要なテスト群を素早く参照利用できる設計支援ツールです。これにより、設計の生産性を40%向上させることができます。さらに、TD AI Assistantという生成AIを活用した機能を搭載し、誰でもテストの生産性と質を向上させることを目指しています。

取り組みは2つのフェーズに分かれています。第一弾では機能の設計書をTDに転記し、テスト観点やテストすべき機能を自動生成することを目指しましたが、インプットの準備がボトルネックとなりました。
そこで第二弾では、設計書を人の手で作るのではなく、画面定義書から自動的にAIを使って変換する仕組みを導入し、準備コストを大幅に削減しました。
SHIFTでは、関連の取り組みを様々行っており、特にSHIFT Evolve AI Test Labというイベントの動画をYouTubeで公開していますので、ぜひご覧ください。


2.NCA Annual Conference 2024 レポート

《要約》
こんにちは、SHIFTのナショナルセキュリティ事業部に所属している松尾です。先日開催された『NCA Annual Conference 2024』に12月20日に参加しましたので、特に印象に残ったセッションを以下にご紹介します。

【セッション:企業経営者がCSIRTに求めるもの - CSIRT2.0への提言】
このセッションではセキュリティ事故を防ぐための対策について、伝統的なNIST CSFに基づく方法と、AIなどの最新技術を取り入れた新しい方法のハイブリッドアプローチが紹介されました。

【セッション:XSS攻撃から考察するAWS設定不備の恐怖】
弊社メンバーの大瀧が登壇したこのセッションでは、AWSの設定不備に関する脆弱性攻撃について解説されました。 特に、AWS WAFのルールアクションについて、BlockよりもCountを中心とした運用が推奨される理由が説明され、バックアップの重要性が再確認されました。

【セッション:セキュリティアナリストの頭の中をRAGにしてみた<最新AIで業務効率UP>】
弊社メンバーの幸加木が登壇したこのセッションでは、SOCアラートハンドリング業務をAI化することで業務効率化を図る方法が紹介されました。


3.【AWS Update】AWS Control Towerのランディングゾーン機能にAWS Backupが追加されました

《要約》
こんにちは、SHIFTのナショナルセキュリティ事業部に所属している松尾です。今回は、AWS Control Towerに新たに追加されたAWS Backupオプションについてご紹介します。

2024年11月25日のAWSアップデート情報によると、AWS Control TowerにAWS Backupオプションが追加されました。
これにより、AWS OrganizationsのOU単位でAWS Backupを有効化し、一貫したバックアッププランを維持することが可能になります。バックアッププランはベストプラクティスに沿って作成されます。 AWS Control Towerのランディングゾーン設定でAWS Backupを有効化する手順が完了すると、AWS OrganizationsのSecurity OUに対してAWS Backup関連のガードレールが自動的に有効化されます。 これによりセキュリティとバックアップの管理が一元化され、効率的に運用できるようになります。

詳細な手順や設定例については、記事内の画像やサンプルコードを参考にしてください。AWS Backupの有効化により、より安全で信頼性の高いシステム運用が実現できます。ぜひ参考にしてみてください!


4.Windows11へのリプレース機として意外と実用的!リユースPCという選択肢

《要約》
2025年10月14日にWindows 10のサポートが終了します。これに伴いWindows 11へのリプレースが必要ですが、新品PCの購入には多大なコストがかかります。そこで、リユースPCの活用を提案します。
リユースPCは、Windows 11のシステム要件を満たすものであれば十分に実用的です。特に、オフィスソフトやブラウザ作業が中心の業務では、5~6年前のスペックでも問題なく動作します。リユースPCのメリットはコスト削減と環境への貢献です。新品の3分の1以下の価格で購入でき、電子廃棄物の削減にもつながります。 SHIFTグループの株式会社エスエヌシーでは、品質管理や保証制度が充実しており、安心してリユースPCを導入できます。
リユースPCを活用して、効率的な機器の入れ替えを実現しましょう!


5.Salesforceと外部システム連携について(下)

《要約》
こんにちは!SHIFTのSalesforceグループの張です。
今回は、外部システムからSalesforceのAPIを利用する際の考慮事項についてご紹介します。
外部システムとSalesforceの連携には、いくつかの重要なポイントがあります。
まず、APIの種類の選択です。データの更新頻度やボリューム、システム間の連携要件、レスポンスの速度と安定性、API利用のコストと制限を考慮して最適なAPIを選びましょう。 次に、連携ETLツールの選択です。ETLツールを使用することで、大量データの高速処理やシステムへの負荷軽減が可能です。また、認証方式の検討も重要です。セキュリティ要件や利便性を考慮して適切な認証方式を選びましょう。 最後に、APIコールの制限や高負荷トランザクションの回避、カスタムAPIの開発など、その他の考慮事項も忘れずに確認してください。 システム間のデータ連携は複雑ですが、これらのポイントを押さえることでスムーズな連携が実現できます。ぜひ参考にしてみてください。


6.【Vuetify3】テーマのlight or darkをOSに同期させる方法

《要約》
こんにちは、SHIFTのITソリューション部に所属しているTanakaです。
今回は、Vuetifyのテーマをシステムのモードに合わせて動的に切り替える方法をご紹介します。
OSのダークモードやライトモードの設定をアプリに適用する機能です。 この機能がない場合、ユーザーは切り替え用ボタンをアプリ上に設置するか、拡張機能をインストールする必要があります。

しかし、これではユーザーが望む画面の明るさに合わせるために手間がかかります。 普段からGoogleなどのWebサービスを使っていると、「ダーク・ライト・デバイスに合わせる」といったテーマ設定をよく目にします。この機能を自分でも実装できるか試してみたのがこの記事の執筆のきっかけです。
VuetifyのdefaultThemeは'auto'オプションを提供していないため、独自に実装する必要がありますが、簡単に実現できます。具体的なコード例も紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

この記事が皆様の開発に役立つことを願っています。詳細はVuetify公式ドキュメンテーションやMDN Web Docsもご覧ください。


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