「シフトモKidsサマーキャンプ2024」実施レポート |SHIFTグループにいたからできる体験で、濃いつながりを作る
こんにちは!SHIFT社内広報チームです。
SHIFTグループでは、従業員やそのご家族のSHIFTグループへのエンゲージメント向上を目的に、子どもたちの夏休みに「シフトモKidsサマーキャンプ2024 in神石高原町(じんせきこうげんちょう)」を実施しました。
「シフトモKidsサマーキャンプ」が、社内広報の施策としてどう生きたのか、思い出エピソードとともにご紹介していきます!
1.参加者数は右肩上がり!社内認知が広がり「シフトモKidsサマーキャンプ」のファンが増える理由
3年前、マイクロバスの座席にゆったりと乗って始まった「シフトモKidsサマーキャンプ」。今年は大型バスがほぼ満席に。参加者数は初年度の2.5倍に増えました。75%が昨年からのリピート参加です。
そして東京から離れて実施するサマーキャンプは、地方拠点所属の従業員の参加が多いのも特徴の1つです。
「シフトモKidsサマーキャンプ」には昨年から社長の丹下も親子で参加しているのですが、入社後一度も丹下に会ったことがない従業員からは、「丹下さんに会えてうれしかった」「(丹下さんの)エネルギッシュさを直に体感して、いっそう前向きになれた」などの声がありました。このように、普段リアルな交流が少ない人と距離を縮められる機会としても参加者から喜ばれています。
キャンプ後の参加者アンケートを見てみると、「ここでしかできない体験」をできることが「シフトモKidsサマーキャンプ」の大きな価値となっているようです。
日常では、なるべく効率の良い方法を選択して暮らしたいもの。SHIFTグループも、DX化で世の中をよりスマートにすることに取り組んでいます。
そんな私たちが実施する「シフトモKidsサマーキャンプ」は、便利の対極を味わうことで学びを得るイベント。自然の中へ出かけ、あえて不便な状況に身を置き、寝食をともにします。
今回は、参加者の大人にも自らテントを張ったり、バーベキューの火起こしから後片づけまで、山の中でゼロから取り組む本格的なキャンプを体験してもらいました。便利な日常とは対極にあたる作業をともにすることで、普段味わうことのない、心地よい疲労感と参加の意義を感じてもらえたのではないかと思います。
(想像以上にハードで、ちょっぴり弱音も聞こえてきましたが。笑)
そして、親は日ごろから子どもが大変な思いをしないように先回りして動きがちですが、「シフトモKidsサマーキャンプ」では大人も不慣れな作業に一生懸命!そんな環境では、自然と子どもたちに作業を任せる場面が生まれました。「子どもたちにとって、枕カバーをつけたり、ユニットバスを使うことは難しかった。でも良い経験だったかも」という声もありました。
また、自然の中で奮闘する大人の姿は、子どもたちに新鮮な驚きと感謝の気持ちをもたらしました。「大人でも失敗する場面を見て、失敗してもいいことを知った」という中学生の声も!企画から当日の引率まで、地元の方の力を借りながら社内のメンバーが試行錯誤で運営する手作りの旅。ここでしか伝えられなかったことのひとつだと思います。
2.子どもたちの視野をぐんと広げ、未来へ目を向けるきっかけづくり
「シフトモKidsサマーキャンプ」では、子どもたちに「これからの未来を生きぬく力」を身に着けてもらいたいという思いも込めて運営しています。
今回、子どもたちの成長を感じた3つのエピソードを紹介します。
①子どもだけの参加で新しい世界に一歩を踏み出す
これまでのサマーキャンプは親子で参加してもらい、一晩だけ宿泊先を別々にするなどしてきましたが、今年は部屋(テント)は別々でも親と同じ宿泊地に滞在しました。
そんな中、3~5年生の4人のお子さんは、親の帯同なしでキャンプに来てくれました!昨年までのサマースクールやサマーキャンプで一緒に過ごしたことのあるお子さんでしたが、学校のように仲良しの友達がいるわけでもない環境で、親と離れて新幹線に乗って旅に出るというのは、親子ともに大冒険だったかと思います!
会社の仲間を信じてお子さんを預け、お子さんの初めてに同行させていただき、ありがとうございました!
②大きな主語で捉えていたイメージをアップデート
「東京の子も普通に話してくれた」「東京の人も失敗するんだ」と子どもが言っていたと、広島拠点から参加してくれた従業員のアンケートに回答がありました。
大人でも知らず知らずのうちに、地名や性別、年齢、担う役割などの「主語」が大きければ大きいほど、実際の様子をよく知らないままイメージをもってしまうことってありますよね。だからこそ、同じ場所で時間と体験をともにすることで、「自分と同じなんだ!」と感じることは、お互いとって大切な経験だと改めて気づかされました。
③ここに来たから見つかった「好き」
「シフトモKidsサマーキャンプ」を経て子どもたちは、いろんな「はじめて」を経験し「好き」を見つけることができたようです。
・星に興味をもち始めた
・テントに泊まることが好きになった
・丹下さんのことも好きになった
・カブトムシ、トンボがより好きになった
・ BBQの火起こしが楽しかった
・仲良しのお友達とまた一緒に旅をできたことが最高だった
・東京の子が話しかけてくれてうれしかった
・子どもが好きなのかも、という発見があった
などなど、アンケートでたくさんの回答をもらいました。
そして「好き」という思いは、様々な壁を突破する力になります。
今回のキャンプの中でも「好き」の力を感じたエピソードがありました。
キャンプのプログラムの1つとして「カブトムシ捕り」を事前に告知していましたが、「家に持ち帰らないで欲しい」という親の思いから、虫かごを持参できなかったお子さんがいました。ところが、どうしても持ち帰りたい気持ちが勝り、親が止めるのも意に介さず朝食のフルーツサンドの箱から虫かごを作り、カブトムシにとって快適な空間を作り出し、無事にカブトムシを持ち帰っていきました。「好き」ならばどうしたらいいかを考えるし、行動もできる。さらには、周りを感動させることも。
「好き」を見つける大切さを改めて感じました。すごい!
3.笑顔が社内・社外・未来へ!大きく広がる
サマーキャンプでは、様々なアクテビティを用意しました。
その中で、未来へつながる取り組みを2つ実施しました。
1つ目は、桜の植樹。
桜は、神石高原町を第二のふるさとにする道しるべに。将来、サマーキャンプの思い出を胸に、「あの日植えた桜はどれくらい大きくなったかな?」と、神石高原町を再訪してほしい。そんな町の人からの思いを受けて実施しました。子どもたちからは、「10年後にお花見に来たいね」と言う声も聞こえてきました!
2つ目は、ひまわりの種まきです。
SHIFTでは、花を介したコミュニケーション機会の創出を目的に「花卉プロジェクト」を実施しています。同プロジェクトでは、神石高原町の圃場で様々な花を育てています。
今年の「シフトモKidsサマーキャンプ」で畑に立ち寄り、ひまわりの種まきをしました。順調に育てば、開花のタイミングがちょうど社長の丹下の誕生日になると予想。プレゼントにできるよう、子どもたちと一緒に色紙も準備しました。
ぴったりのタイミングで開花したひまわりを、社内ラジオの配信中に無事に丹下社長へ渡すことができました。このサプライズを見届けた従業員たちにもワクワクが拡大!「シフトモKidsサマーキャンプ」は、実施期間に留まらない広がりを生んでいます。
まとめ
今年は、「シフトモKidsサマーキャンプ」の参加者を募る際に、「この先何度も話したくなる旅に出よう」というコピーを使いました。昨年の参加者から、「何度も何度も家でキャンプの話をしてくれた」というエピソードを聞き、今回もそんな旅にできたらとの思いを込めました。
シフトモKidsの施策実施後には、参加者から参加した家族と話すにとどまらず、周りの同僚に伝えおススメしたという報告や、ママ友に話したら羨ましがられたという声が届くようになりました。さらに子どもたちが学校に提出する絵日記に書いてくれたり、キャンプ用に作ったTシャツを着て家族で出かけてくれたりと、関わる人の周りに様々な広がりができています。
参加者がキャンプの思い出を語ることで「SHIFTグループっていいね」が広がる。こうした連鎖を今後も作っていきたいです。
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📣参加者の従業員がキャンプ体験を記事にしてくれました!
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