Professional Cloud DevOps Engineer (PCDOE)合格体験記
はじめに
SHIFTのヤマモトと申します。
今年の1月にProfessional Cloud DevOps Engineer (PCDOE)を取得しました。きっかけは、現在アサインしている案件で、GKEに携わり、SREやCI/CD周りの知識をつけたいと思ったからです。今後PCDOE取得を目指している方への励みになれば幸いです。
Professional Cloud DevOps Engineer (PCDOE)とは
GoogleCloud試験 より、以下のような説明がありました。
またPCDOEでは、以下の能力が評価されてます。
難易度はプロフェッショナルとなっていますが、GoogleCloud(以降GC)の実務経験(特にGKEや運用系スキル)があれば、短期集中で取得可能な資格であると判断しました。
試験費用は、2025年1月では、200ドル(約30000円)であり、再受験がCKAのように1回ついてこないので、1回で合格できるように目指しましょう。※補足:不合格の場合、試験日より14 日が経過すると再試験できるようになります。
難易度はプロフェッショナルとなっていますが、GoogleCloud(以降GC)の実務経験(特にGKEや運用系スキル)があれば、短期集中で取得可能な資格であると判断しました。
試験費用は、2025年1月では、200ドル(約30000円)であり、再受験がCKAのように1回ついてこないので、1回で合格できるように目指しましょう。※補足:不合格の場合、試験日より14 日が経過すると再試験できるようになります。
学習期間
GKEやLogging/Monitoringなどの事前スキルがあったので、約3週間での取得を目指しました。
当時の知識について
学習期間でも述べましたが、GKE周りやGCの運用サービスの経験が1.5年間あるため、実務で利用していないGCサービスを中心に問題集を通じて、学習しました。
学習教材
Udemy(Practice Exam | Google Professional DevOps Engineer (GCP))
問題数がある程度あり、評価がしっかりしている(ベストセラー)問題集を選びました。結論、こちらの問題集だけで、十分に合格できる内容でした。英語問題集なので、抵抗あるかもしれませんが、GoogleChromeの機能で、すべて日本語に変換できるので、全選択した後に、『選択範囲を日本語に翻訳』することで、問題なく学習できました。
参考記事
Professional Cloud DevOps Engineer試験対策マニュアル
GoogleCloud試験の内容では、物足りなかったため、上記ブログを見ていました。Udemy問題集を解いていて、分からない用語や知らないサービスの基礎固めになります。
「SRE(サイト信頼性エンジニアリング)」とは?〜DevOpsとの関係・実践ポイントを解説〜
SREの概要や必要とされる背景、SREでよく出る用語をチェックできます。用語では、「SLO」「SLA」「SLI」やエラーバジェット、ポストモーテムなど覚えておきましょう。またSREの考え方や原則も重要であり、「批判しない」「インシデントコマンドシステム」「レビューすること」や「学びの機会を設ける」といった、考え方に基づいた問題も出題されます。
学習のポイント
頻出項目として、GKE/Monitoring/Logging/SREに関する問題が、全体の約5割程度ありました。
GKEに関しては、実務経験がないと、イメージしにくい部分があるので、Certified Kubernetes Administrator(CKA)合格体験記と合格へのノウハウ にて紹介した仕組みと使い方がわかる Docker&Kubernetesのきほんのきほん で基礎知識を固めることをおすすめします。余裕がある場合は、実際に手を動かして、GKEクラスタやノードプール構築までできると、試験勉強だけの学習にならず、実務を見据えたスキルが獲得できます。
Monitoring/Loggingに関しても、カスタムメトリクスなど、実際に使っていないとイメージしにくい点がありますが、GCの公式ドキュメントを確認しておきましょう。特にログルーターのシンクやログの集約は、問題に出てきますので、理解しにくい項目ではありますが、覚えておきましょう。
個人的に、CI/CD周りの知識が不足していたので、以下の記事を参考に、GC環境でCI/CD パイプラインを作成しました。【あなたもできる】Google Cloud で CI/CD パイプラインを構築 こちらのハンズオン行うことで、主にCloudRun/CloudBuild/ArtifactRegistry等のGCサービスを扱えるうえに、自然とサービスアカウントの作成やGCサービスを使用する前にAPIを有効化する。など、GC環境では当たり前に実施してる項目を併せて学習することができます。Cloud Buildにおいて、ビルド構成ファイル作成したことはありませんでしたが、kubernetesマニフェストファイル作成時にyamlを使用していたので、問題なく進めることができました。他にもGitHubのリンクやトリガーを設定、CloudRunにデプロイするまでの流れを通じて、CI/CDへの理解が深まり、それぞれに対して、苦手意識が少なくなり、イメージしやすくなったことで、問題演習も取り組みやすくなりました。CI/CDパイプライン構築系のブログの中でも、わかりやすく理解が捗りましたので、おすすめします。
受験当日のポイント
50問程度の問題を2時間で解くため、1問あたり2~3分を目安に進めました。Udemy問題集と似ている問題でも、問題文をしっかり確認し、ケアレスミスがないかを確認します。知らない問題は深追いせず、後で見返すように、フラグをつけておき、確実に答えが分かる問題を優先に解いていきました。
結果
40分ほどで、全50問を解き終わり、フラグが20問くらいついていたので、10分かけて見直し、余裕をもって、試験終了をしました。アンケート回答後に、試験結果が出て、無事合格できました。
感想
4月にPCA(Professional Cloud Architect)を受けて以来のGC試験でありましたが、実務で使っているサービスが多かったので、大幅に時間かけずに、合格でき安心しました。今後もProfessional Cloud Security EngineerやProfessional Cloud Network Engineer取得に目指して、スキル向上できるように頑張ります。
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PHOTO:UnsplashのPawel Czerwinski