Salesforceキャンペーン機能の概要
ごあいさつ
はじめまして。
株式会社SHIFT カスタマーサクセス部カスタマーサクセスグループ Salesforceチームの小林と申します。
Salesforceに出会って4年ほど経過しましたが、それまではメーカー系の営業を行っておりました。
私が営業時代に顧客や商談の管理、営業活動の報告などで悩んでいた経験を活かして、Salesforceの紹介ができたら幸いです。
さて、今回ご紹介するSalesforceの機能はキャンペーンです。
あなたは、キャンペーンにどのようなイメージをお持ちでしょうか?
イベントや広告の管理に使えそう
利用したことがない
設定が複雑そう
使ってみたいけど分からない
ネガティブなイメージではないでしょうか?
実際Salesforceの中で、キャンペーンは最も利用されていない機能の 1 つだと言われています。
それでも大丈夫です! Salesforceの標準機能だけでも十分に使えますので、キャンペーン機能を解説していきたいと思います。
キャンペーンでできること
キャンペーンでできることは、「マーケティング活動を細かく追跡する」ことです。マーケティング活動といっても様々なことがあると思います。
広告、セミナー、展示会、メルマガ、会議などがマーケティング活動に挙げられます。
あなたの会社でもこれらのマーケティング活動を実施されたことがあると思いますが、これらすべてSalesforceのキャンペーンで追跡することが可能です。
キャンペーンオブジェクトに登録するのは以下の4点です。
キャンペーン情報
キャンペーン階層
キャンペーンから発生した商談
キャンペーンメンバー
実施するキャンペーンの種類によっては、登録が不要なものがあるかもしれませんが一つ一つ説明したいと思います。
キャンペーン情報
実施するキャンペーンに関する情報を項目で管理することができます。
代表的な標準項目を紹介いたします。
キャンペーン名:わかりやすい名前を設定。
種別:広告、セミナーなどの種類を、選択リストから選択。
状況:準備中、開催中、中止などの状況を、選択リストから選択。
開始、終了日:キャンペーン開始日と終了日を設定。
予算:キャンペーンにかける予算を設定。
親キャンペーン:階層で管理する場合に設定。
もちろんこれら以外にもカスタム項目を追加して、別の情報を登録することも可能です。また他の標準オブジェクトと同じように、レコードタイプやページレイアウトを追加することも可能です。
キャンペーン階層
親子のキャンペーンを設定することにより、子キャンペーンの集計値を親キャンペーンに表示することが可能です。
標準項目だと、子キャンペーンの予算や成立商談金額などの項目の値を自動的に集計して親キャンペーンに表示することが可能です。
キャンペーンメンバー
人の情報をキャンペーンメンバーとして、キャンペーンに紐づけて登録することができます。 キャンペーンメンバーには、リードと取引先責任者を登録できます。
またキャンペーンメンバーを追加するときは、メンバーの状況を同時に登録します。メンバーの状況項目は選択リスト値の標準項目です。
標準の選択リスト値には、レスポンスありと送信しかありませんが、登録するキャンペーンによっては 出席予定、入金済み、欠席連絡あり、などの選択リスト値を追加することも可能です。
キャンペーンから発生した商談
商談オブジェクトの標準項目に「主キャンペーンソース」という項目がるのをご存知でしょうか?
この項目はキャンペーンオブジェクトの参照項目です。
商談を作成する際にこの項目にキャンペーンを入力すると、そのキャンペーンレコードを開いた際に以下の項目が自動的に集計して反映されます。
キャンペーンの商談数
キャンペーンの成立商談数
キャンペーンの商談金額
キャンペーンの成立商談金額
さいごに
キャンペーンではマーケティン活動が様々な角度から管理することができ、とても便利な機能だとご認識いただけたら幸いです。
次回はサンプルのキャンペーンを使用して、実際にSalesforceに登録する画面を紹介したいと思います。
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