はじめに

はじめまして。株式会社SHIFT ビジネスサポートグループの坂野です。

SHIFTは多様な人材が活躍できる会社という点に惹かれて入社しました。
入社してから約2年。これまで、Artプロジェクトや花卉（かき）プロジェクトの活動に従事してきました。

前回は、SHIFTにアーティストを受け入れるまでの公募展開催を含めた困難な道のりをお伝えしましたが、今回は障がい者アーティストとして採用した3名の、採用後の様々な活躍をお伝えできればと思います。

前編：
SHIFT Challenged Art 公募展 2021～アーティスト採用までの取り組み～

１. 架け橋に…Artプロジェクトに込められた想い

2021年12月3日～5日に開催された「SHIFT Challenged Art 公募展」に作品を応募していただき、受賞・入選した作品のアーティストの中から、2022年7月に3名を採用しました。

障がい者雇用の分野で、アーティストが才能や能力を発揮するためにどうしたら良いかを考え抜き、SHIFTのアーティストとして活躍できる環境の整備を目指しました。

Artプロジェクトには、アートを通じて、お客様、従業員やそのご家族と、”アートをきっかけにコミュニケーションが生まれた”という体験や、
”アートをきっかけにSHIFTを思い起こした”という体験をしてもらうことで、人と人の繋がりの懸け橋になりたいという想いが込められています。

次項以降で、SHIFT社員となったアーティストたちがどのような活動をしているのか順に紹介していきたいと思います。

２. 会議の活性化に貢献！アート作品の展示

2022年9月からSHIFTの会議室には、アーティスト社員3名のアート作品が飾られました。会議でもコミュニケーションが活発・円滑になればとの期待が込められての展示です。

絵画展覧会で絵を観る機会はあっても、会社の会議室で絵を観るという機会はそこまで多くはないのではないでしょうか？

SHIFTでも過去に会議室に絵を飾っていましたが、それが自社のアーティスト社員が描いた作品となるとSHIFTとしても初の試みとなります。自社にアーティスト社員が描いた絵が会議室に飾ってあると自然と話も広がるのではないかと思います。

実際に会議室を利用した167名に、会議室に飾られているアート作品についてのアンケートを実施しました。

以下、アンケート結果です。

アンケートでは、「会議室に絵があると華やかな気持ちになりますし、
空気が和みますね」というお声もいただきました。確かに、絵が和やかだと、相乗効果で、会議そのものも和やかで良い内容になりそうですよね。

そして、当初は2022年12月までの展示予定でしたが、大好評の結果を受け、2023年2月から再度3か月間、新作のアート作品を飾ることになりました。

新入社員の研修の際にもPR活動を行なうなど、会社全体でこの企画を盛り上げていく機運があります。

SHIFTにいらっしゃる方は、ぜひ展示されているアート作品に注目してください。そしてアート作品をきっかけに新たなコミュニケーションが生まれることを期待しています。

３. 約10人に1人が利用！Web壁紙の配布

2022年9月からWeb壁紙の配布も開始しました。アーティスト社員のアート作品を自由にZOOMやTeamsの背景に使ってもらおう、という試みです。

3名のアーティスト社員の3作品のWeb壁紙の配布を実施し、これまでに650件ものダウンロードがありました。アーティスト社員のWeb壁紙をTeamsの背景にしている人を数多く見るようになりました。

私自身もWeb壁紙を使用しています。
会議の前の隙間時間でWeb壁紙の話で盛り上がり、新たなコミュニケーションが発生し、他の従業員との距離が縮まりました。
と同時に、このWeb壁紙は今のSHIFTを象徴する作品なんだ！と、改めてSHIFTを想い起こす契機にもなりました。

「素敵なWeb壁紙だな」「自分も利用しよう」と思っていただけるように引き続きPR活動を行なっていきたいと思います。

良かったら皆様もぜひ、使ってみてください。
ダウンロードURL： https://bit.ly/3S6tPh8

４.アート作品とグッズのコラボ企画

アート作品とグッズのコラボ企画も動き始めています。例えばアーティスト社員が描いた絵をタンブラーの模様にして実際に制作しました。

本件は、社長の丹下がメインパーソナリティを務める社内ラジオの、配信100回を記念して作られた限定アイテムです。100回記念イベントは、「SHIFT FES 2022」という全社会イベント内における特別コンテンツとして開催され、このコラボタンブラーをお披露目し好評を得ました。

丹下からは「社内ポイントで交換できたり、商品化してみんなの手に届くようにしたら良いと思う」と、より踏み込んだ意見をもらうなど、社内ラジオ内では、このタンブラーを通じてさまざまな会話が生まれました。こうして話題に多くあがることで宣伝効果が高まり、今後「このタンブラーを見たらSHIFT」という会社を想起するきっかけにもなったのではないかと思います。

５.似顔絵制作企画

2022年10月29日には、社内のハロウィンイベントを実施しました。そのコンテンツの一つとして、アーティスト社員による似顔絵制作がありました。

企画内容は、従業員の子どもの似顔絵をアーティスト社員が描くというものです。似顔絵テイスト3パターン×背景テイスト3パターンの中から、1パターンずつ選んでいただき、後日、完成させた似顔絵のデータをプレゼントするという内容です。

”親子のコミュニケーションが生まれるように”という願いが込められた企画です。

以下、アーティスト社員に子どもの似顔絵を描いてもらった従業員へのアンケート結果です。全員から「非常に満足」との回答をいただきました。

アンケートの回答では、
「似顔絵を娘の携帯の待ち受け画面に設定しました。また離れている祖父祖母へ似顔絵を送りました。」
という嬉しい声もいただきました。

親子のコミュニケーションの創出が大成功したこともさることながら、離れて住んでいる祖父母の方との新たなコミュニケーションの創出機会になったのはArtプロジェクトメンバーの期待値を超えるものでした。

６.社内メディアへのアーティスト社員の特集掲載

2022年10月～12月にかけては、社内メディアにアーティスト社員3名のことを詳しく載せた記事も4本リリースしました。

以下、記事内より3名の一言の抜粋です。

『岩﨑 宗一郎（いわさき そういちろう）』さんは、
「SHIFTをテーマにした作品を制作できたことに達成感を感じています！」と話してくれました。

『加藤 たけひろ（かとう たけひろ）』さんは、
「SHIFTに入社してから、意識に大きな変化が生じ、自分はプロのアーティストなんだ！」と強い自覚と責任感を持つようになりました。

『浅海 和広（あさうみ かずひろ）』さんは、
「SHIFTに入社してから、5年後には日本国内に自分の名前を知られるようなアーティストになり、10年後には世界に『浅海 和広』という名前を広めたい」という大きな目標もできました。

７.最後に

アーティスト社員のSHIFT入社後の活躍を紹介させていただきました。いかがだったでしょうか？

SHIFTとしてもこれまで経験したことのない数々の未知なる取り組みに挑戦してきました。

また、上述のArtプロジェクトや、花卉プロジェクトなどの活動が総合的に評価され、SHIFTは令和4年度・東京都「心のバリアフリー」好事例企業に登録されました。

好事例企業に登録されるのは非常に狭き門ですが、Artプロジェクトメンバーのみならず、ビジネスサポートグループのメンバー全員の頑張りが認められた結果だと思います。

本件は以下リンクのSHIFTのコーポレートサイトにも掲載されました。
リンク先からは、併せて東京都からのプレスリリースなどもご覧いただけます。

全ての人が平等に参加できる社会や環境について考え、 必要な行動を続ける「心のバリアフリー」を意識しながら、 Artプロジェクトに携わる一員として、 これからもアートの魅力を様々な形で発信していきたいと考えています。

■SHIFTの障がい者採用ページはこちら
https://topics.shiftinc.jp/diversity-challenged/

■多様性や障がい者雇用における想いや考え https://topics.shiftinc.jp/diversity-challenged-vison/

■SHIFTの障がい者雇用における4つの成功背景 はこちら
https://note.com/shift_tech/n/nd93aa0347327

◎SHIFT HR BLOGでは、人事のみなさまが知りたいことを大募集しています！
参考にして記事にしていきますので、ぜひともご回答よろしくお願いいたします♪
　⇩⇩⇩
https://forms.office.com/r/xtEgrT9NP0

お問合せはお気軽に

SHIFTについて（コーポレートサイト）
https://www.shiftinc.jp/

SHIFTのサービスについて（サービスサイト）
https://service.shiftinc.jp/

SHIFTの導入事例
https://service.shiftinc.jp/case/

お役立ち資料はこちら
https://service.shiftinc.jp/resources/

SHIFTの採用情報はこちら