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【教育制度編 #03】いいね!と言ってもらえる教育制度「5つのポイント」

おー疲れ様です!!

SHIFTで社員教育部門の責任者をしています、佐相 真也(さそう しんや)と申します。

今回は、
【教育制度編 #03 】いいね!と言ってもらえる教育制度「5つのポイント」
をご紹介したいと思います。

効果が見えづらく、売上やコスト削減に直結しづらく、本当に難しい社員教育ですが、ポイントを押さえれば、理想の教育制度に近づけることができます。

今回もどうぞよろしくお願いいたします!


前回のおさらい)社員教育のリアルな声

まずは前回のおさらいですが、社員教育のリアルな課題について伝えさせていただきました。

<課題>

  • 勉強しても、成果や効果が見えづらい

  • 売上やコスト削減に直結していないのでどこまで教育すればわからない

  • 研修や勉強が業務に直結していない

  • メリットがないので、受講者のモチベーションが下がる

  • 資格試験を取得しても活躍できるとは限らない

では、このネガティブな声を、ポジティブな声に変えるためには、全てを「数値化」して、成長や効果が見えるようする事が大事です。

今回はもう一つ重要な「受講者のモチベーションを上げる」について紹介した後に、具体的な施策「いいね!と言ってもらえる教育制度「5つのポイント」を紹介したいと思います。

受講者のモチベーションを上げる

さて、5つのポイントをお話しする前に、 「能力/効果の可視化」と同等に大事な事があると思っています。それは、受講者のモチベーションを上げる事です。

当たり前の事ですが、勉強はやる気がないと、全く身に入らない
ですよね。

私も、大学を卒業して、IT会社に入ったのですが、IPAが主催している「基本情報技術者試験」というIT関係の必須の試験があって、 必ずそれに合格しなくてはいけない。

という暗黙のルールがありました。

会社の見解としては

  • 世の中のIT技術者が目指す試験

  • 資格を持っているには越したことない

  • 他の会社の技術者も取得している

会社が強力に推し進めていたため、同期の一部は必死に勉強していました。

しかし、その当時の私は優等生的な発想ではなく、

  • 何故、この試験を取らなければいけないか?

  • 業務に直結して役立つ事ではない。

  • 資格持ってなくても、活躍している人はいっぱいいるし

  • 合格しても3万円しかもらえない

そういう考えだったため、ほとんど勉強せず、結果、不合格の連続でした。

酷いときは当日欠席とかもありました。汗

何年か経って、後輩が沢山入ってきて、見本にならなくてはという思いで、何とか合格しました。

(今思うと、試験勉強することで役立つ事は沢山あったのですが、若かったんですねw)

ただ、今はこの経験が、教育制度を作る上で役立っています。

教育制度を作る人が、どんなに素晴らしいカリキュラムを考え、効果的な教材を作ったとしても、受講者にとって、あまりメリットを感じない、しかも強制的に受講させるような制度の場合、 頑張って勉強しようと思わないし、そもそも参加しないということも考えられます。

逆に言うと、やる気を起こさせる仕組みを作れば、 物凄く効果のある育成が可能!ということになります。

その為には、
「明確なメリット」「いい環境」を用意する必要があります。

例えば、

  • 試験に合格すると、SEからPMに必ず昇格できる

  • 試験に合格すると、年収が100万上がる。

  • 自分のキャリアに直結する勉強ができる

  • 周りのみんなから尊敬のまなざしでみられる。

  • スペシャルな先生の講義が聞ける

  • 動画でサクサク学べる

  • 受講するかどうか、あなた次第

  • 自分のペースで勉強や試験が受けれる

  • 弱点だけ効率よく勉強できる

  • 勉強すれば、なんとか合格できる

  • 自分の意思で勉強しようと思える環境

これなら、頑張ろうって思えますし、教育効率も上がりますよね!

「いいね!」と言ってもらえる5つのポイント


この様に、いいね!と言ってもらえる教育制度を作るには「全てを数値化」、「受講者のモチベーションアップ」が重要です。

では、具体的にはどのような事を考えれば良いのでしょう。

私がSHIFTの教育を考える上で意識しているのが、以下の考え方です。

この「具体的な5つのポイント」を押さえながら、教育制度を作ると、みんなからいいね!と言ってもらえる教育制度ができると思います!

<「いいね!」と言ってもらえる5つのポイント>

Point1. 更なる高みを目指すには「検定試験」で自分を知る

Point2. 効果的な教育には欠かせない「能力分解」

Point3. 教育効果・コストを「ROI」で判断する

Point4. 使われなければ意味がいない。
    社内教育のサービス化「社員はお客様」

Point5. 皆が本当に嬉しい「教育のインセンティブ設計」

次回のお知らせ★

今回はここまでとなります。

次回からは5つのポイントを、詳しくお伝えしています。

次回は、
【教育制度編 #04 】更なる高みを目指すには「検定試験」で自分を知る
をご紹介したいと思います!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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執筆者プロフィール:佐相 真也 (愛称:しんやさん)
能力・品質統括部の副統括部長。
7,000名の社員向け教育、社外向け教育サービス「ヒンシツ大学」、専門学校を中心とした産学連携、プロジェクト推進・管理などを担当。
趣味はフットサル。社内フットサル部130名の部長。まだまだ現役です!
最近、イタリア料理に凝っていて、プロ並みの機材を揃えつつある。

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