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テスト管理ツールCATが開発された背景とは?

こんにちは。CATエヴァンジェリスト・石井優でございます。
弊社のテスト管理ツール「CAT」についてのお話です。


(情報)統合型ソフトウェアテスト管理ツール「CAT」について 現在SHIFTが提供するCATとは、テストの実行管理に主眼を置いた正式名称「CAT TCM(Test Cycle Management)」という製品を指します。ケースと実行結果・エビデンスの管理、及びプロジェクトの進捗管理や品質分析を担うツールです。詳しいご紹介はぜひ製品HP をご確認ください。

CATとは?開発の経緯

今回はテスト管理ツール「CAT」が開発されてきた経緯のお話です。
CATとはそもそもなんぞや?という話をします。

(この紹介スライドにある兄弟ツール 設計支援ツールTDについては、また別の記事でお話しします)

CATは、テスト実行フェーズの進捗や品質をリアルタイムに可視化するツールです。主にテスト実行者と管理者をサポートします。

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進捗グラフの例 テストケースの消化の推移や障害発生数とクローズ状況を時系列で確認できる

テスト設計が完了してから、マニュアルテストを実行し結果やエビデンスを確認するというフェーズはブラックボックス化することが多くあります。

実際のプロジェクトの現場では週次で進捗を確認したら1週間テストが止まっていたということもあります。こういった進捗上の課題が発生した場合、週次での確認を待たずリアルタイムで検知をして対応することがCATの大きな目的です。

SHIFTがプロジェクト管理において大切にしていることとは

CATはもともと弊社SHIFTの内製ツールです。

我々は第三者検証としてお客様のテストを支援します。実際のプロジェクトでは我々の中でも進捗が遅くなることがありますし、お客様の中でも品質に課題がありテストをすすめられないということもあります。

こういったプロジェクトの進捗や品質上の課題は、朝会や週次の報告会といったタイミングでやっと気づくのではなく、リアルタイムに察知して対応していくことが、お客様のプロジェクトの品質を上げることにつながると考えています。

ですので、リアルタイムなモニタリングが必須であると考えて投資・開発をしてきました。

またSHIFTがさまざまなプロジェクトに参画していく中で、SHIFTが参画する案件以外でもCATを利用したいというお客様がいらっしゃることや、日本の一般的なテスト現場においても実は状況のブラックボックス化というのは大きな課題であることもわかりました。

そのため、2015年よりCATだけでも販売しております。

このような経緯で誕生し、さまざまなお客様にお使いいただいているのが、このこの統合型ソフトウェアテスト管理ツールCATというプロダクトになります。

ではでは!

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執筆者プロフィール:石井 優
倉庫事業企業のシステム部門にて、基幹システムの開発・保守・導入及び大規模基幹システム移行への参画を経験し、2015年SHIFTへ入社。 CATエヴァンジェリストとして、ツールだけでなくプロジェクト管理プロセスに関する紹介や提案など幅広く活動中。CATやTDのことに興味があればいつでもご連絡ください!

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