ChatGPTでSalesforceを実装できるのか?
ご挨拶
こんにちは。
株式会社SHIFT カスタマーサクセス部カスタマーサクセスグループ Salesforceチームの大下です。
今日は噂のChatGPTがSalesforceを実装できる存在なのか。
実装はもとよりカスタマーサクセスの領域にも足を踏み入れる恐れがあるのかどうかをこの目で確認してみようと思います。
まずは挨拶から
ChatGPTとは、人工知能を使ったチャットボットです。
とてもよくできた、むしろよくでき過ぎていて、昨今問題視すらされていますよね。今日起こったことを箇条書きで書けば日記に仕立ててくれますし(でたらめな脚色をされたりしますが、それがまたおもしろい)、テーマを元に一句詠んでくれたりもします。AIだろうがなんだろうが、まずは挨拶からということで、話しかけてみました。
と、なかなかの日本語能力&フレンドリーだということが、わかります。
Salesforceについて聞いてみた。
Twitter界隈では、Apexやテストクラス、SOQLを書かせている人が多いですが、私はそうやって遊んだところで合っているか間違っているかすらわからない非エンジニアなため、標準機能の範囲で遊んでみようと思います。
…ごめんチャーちゃん、そもそもの質問がゆるふわだったね。
組織の共有設定
もう少々絞った質問をしてみましょう。
各オブジェクトのレコードをどの範囲で公開できるか設定可能な「組織の共有設定」をどうやって行えばいいのかを聞いてみます。
うーん、これでも伝わらなくはないが、AIならもっと詳細まで正しく教えて欲しいので、詳細まで訂正をしてみます。
お!ちょっと正解に近づきましたね!(だがまだ微妙に違う)こんな感じで、どんどん教え込むことで、案内が正確になっていきます。
ただ、AIなのに覚えっぷりが3歩前進2歩後退スタイルで、1回目と同じ間違いを3回目にもやらかしたりします。人間味のあるAIということなんでしょうか。
入力規則
次は、入力規則について。取引先オブジェクトの「取引先名」に全角文字しか入力できないように数式を作成して制御してみましょう。
数式を見て一瞬嫌な予感がしますが、とりあえずこれで保存して試してみます。とりあえずエラーにはならずに保存はできましたが、ぜったいアレが抜けてる。入力規則といえば「アレ」のアレを忘れている。
このAIはドジっ子なのか!?
United Oil & Gas,UK を United Oil & Gas,USA に編集して保存しまーす。
なにごともなく保存できたので、入力規則が違っていることがわかりました。
チャーちゃんはどうやら正確さより謙虚さが売りな模様。この辺りも人間ぽいですね。この後、訂正された数式を入れて試したところ、無事入力規則が発動されました!
おすすめしたら逆にTrailheadをおすすめし返されてしまいました。
結論
この後、他の入力規則や数式を書かせてみましたが、どれも惜しい結果に終わりました。
ただ、惜しいところまでは行くので、調査・検討を行う時間が少し省ける&日本語がとても流暢なので、壁打ち相手に良さそうだと感じました。
かわいい助手として活用しようかと思います。
例え今後数式やコードを正確に書けるようになったとしても、SHIFTのカスタマーサクセス部が得意としている「お客様に寄り添ったサービス」をAIができるかといえばまだまだ時間がかかりそうですね。
Salesforceに関するお困りごとがあれば、ぜひともSHIFTにご連絡いただけると幸いです。
お客様に寄り添ったサービスをご提供させていただきます。
※今回登場するSalesforceの取引先画面・設定画面はTrailheadのハンズオン環境のスクリーンショットであり、実際の企業情報は含まれておりません。
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