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腰が重い執筆作業はスマホで爆速になるか?


CATチーム、テスト管理ツール「CAT」のエヴァンジェリスト石井です。
CATの紹介はこちら(公式HP)からどうぞ。

今回はCATの話ではなく、執筆作業の高速化というテーマでお話します。

ミーハーな話で若干恐縮なんですが、今さらながらホリエモン(堀江貴文氏)の書籍『多動力』を読んだんです。

その中に「仕事はスマホでできる、PCなんぞいらぬ!」的な話がありまして、「いやエンジニアのコーディング業務とかはそれじゃ務まらんだろ、確かにコミュニケーションが仕事なら大丈夫なのかもしれないけど...」とぶつぶつと思いはしたものの、自分の生活の中でなにか使えるところはないかと考えてみました。

絵描き界隈の人たちは最近タブレットで漫画を描いたりしていますよね。なので、作業を絞ったら必ずしもPCで仕事をする必要性というのは薄くなってきているのでは?と思ったのです。

そこで、ブログなどの執筆作業もその類ではないのかと気が付きました。試しに文章を書くことをスマホ(iPhone)とOS標準のノートアプリ、そしてフリック入力でやってみたんですね。

(補足)
フリック入力とはスマホ上でかな入力を行う入力方法。10文字のかな文字(あかさたな...)を触り子音の方向にスライドするとかな文字が入力される。("き"なら、"か"を触って左側にスライドする) 1ストロークでかな文字を入力できるのが特徴

すごい速い。
PCの前でキーボードを使って書くより断然文書執筆が捗る。

なんで捗るのかいくつかの要素があると思いましたので、分解するとこんなことかと考えました。

  • 余計な情報が目(思考)に入らず集中できる

  • フリック入力はキーが圧倒的に少なく、迷いやミスが少ない

  • 直接「かな」のキーを押す直感性

  • 変換候補が出ていて指で直接選択できるから速い

これらが主な理由かと思います。それぞれ解説していきます。

余計な情報が目(思考)に入らず集中できる


PCを開くとやたらとTeamsの通知やら、仕事のメモやらが目に入ってきます。

そういった情報が目に入ると、脳は否が応でもそのことを考えてしまいます。すると、「あ、返信しなきゃ」とか「やべ、この仕事の締切過ぎてた」といった関連情報まで考えてしまい、執筆したい内容を忘れがち。

普段スマホの通知を切っているせいもありますが、その状態でノートアプリを開けば、誰にも思考を邪魔されることはありません。

圧倒的に集中できます。
それはまさに精神と時の部屋のごとく。

フリック入力はキーが圧倒的に少なく、迷いやミスが少ない


キーボードは26個のキーから文字を選ぶ必要がありますが、フリック入力では10個のキーしかありません。数が少ない分、ミスが減ります。

直接「かな」のキーを押す直感性


ローマ字入力では、事前に単語の音を頭の中で想像し、ローマ字での配列を考えるというステップがあります。 フリック入力の場合、ローマ字の配列を考える必要がなく、余計な作業を挟まずに済むので思考を邪魔されません。

変換候補が出ていて指で直接選択できるから速い


IMEの場合、スペースキーを押さないと変換候補が表示されません。しかしスマホの入力では、ある程度精度の高い候補が入力完了時点で表示されています。 すでに表示されている候補を指で直接押すだけで済むため、探す必要もなければ、スペースキーを何回も押すステップも不要。非常に速いのです。

全体的なプロセスの差


上記の事柄より結果として、キーボードでの入力プロセスとスマホでの入力プロセスを比べてみます。

キーボード

  1. 打ちたい言葉を音に頭の中で変換する

  2. 音からローマ字に頭の中で変換する

  3. ローマ字で入力する

  4. スペースで変換候補を探す(なかなか見つからない)

  5. 何回かスペースキーを押して確定する

さらに、ミスする確率が高く、間違った変換を戻って打ち直すコストが発生します。これが積み重なると無視できない時間のロスになります。

スマホ

  1. 打ちたい文字の音を考える

  2. フリック1回で1音を入力する

  3. 上に出ている候補から合ったものを探す

  4. 指で押す

この差。文字で書くとそれほど差がないように思えますが、実際にやってみると、頭からスマホ上にスポッと言葉と文章が出てくるような感覚が得られます。タイポも圧倒的に少ない。これがすっごい気持ち良い!

本当にすごい。

もはや文章はPCではなく、スマホで打った方が良いのではないだろうかと最近ずっと思っております。

人によりこの方法が合う、合わないあると思いますが少しでも効率化のお役に立てれば幸いです!はっ確かにと思った方はぜひお試しあれ!

ではでは〜!

CATエヴァンジェリスト、石井優でした。

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私の担当するテスト管理ツールのCATもよろしくおねがいします!公式HP


執筆者プロフィール:石井 優
倉庫事業企業のシステム部門にて、基幹システムの開発・保守・導入及び大規模基幹システム移行への参画を経験し、2015年SHIFTへ入社。 CATエヴァンジェリストとして、ツールだけでなくプロジェクト管理プロセスに関する紹介や提案など幅広く活動中。CATやTDのことに興味があればいつでもご連絡ください!

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PHOTO:UnsplashAnthony Choren