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エンジニアの学びの場を作るDevRelの誕生

こんにちは。2024年4月にSHIFTに入社しましたあやなる@学びの場コーディネーター です。

SHIFTの技術を世の中に広めるために入社し、4か月間様々な施策をうち、9月にDevRelグループを誕生させることができました。これからたくさん発信していきますので、ご注目いただけると嬉しいです。


DevRelとは


Developer Relationsの略。自社の技術やエンジニアを外のエンジニアと繋ぐ組織です。イベントやコミュニティ、SNSやブログの運営など、外のエンジニアに向けた情報発信を担います。その活動は結果的に、エンジニアだけでなく世間に「技術力が強い企業」と認知されることに繋がります。テック企業として名高い企業の多くはDevRel組織を持っていることが多いですが、マーケティングや広報部門と比較すると、まだまだ浸透していないロールかもしれません。エンジニア向けのマーケティングや採用活動には特殊な方法が必要で、それを理解している企業にはDevRelがいると、個人的には考えています。

SHIFTの技術とDevRel


SHIFTには、もっと多くの企業や組織、人々と繋がって、社会をより良くしていきたいという思いがあります。

企業理念
「新しい価値の概念を追求し、誠実に世の中に価値を提供する」

この理念に基づき、新しい価値の提供を技術を通しても試みています。

しかし、テストや品質保証の会社としては認知していただけるようになりましたが、上流工程から開発にも多く携わることができ、セキュリティやDX推進などにも実績があり、ITの総合ソリューションを提供している企業であることは、まだそこまで認知されていません。そして、それを支えるハイスキルなエンジニアたちの活躍も。

ここの認知度をあげ、SHIFTの技術力を知ってもらうためには、DevRelが不可欠だと考えました。まずは多くのエンジニアにSHIFTの魅力を知ってもらいたい。そして、仲間になってほしい。採用という意味もありますが、それが目的の中心ではなく、他の企業のエンジニアたちも巻き込んで一緒に学べる場を作ることを目的としています。エンジニアたちが繋がることで、日本のIT全体を高めていきたい。そんな価値を世の中に提供していけるようなDevRelでありたいと思います。

立ち上げまでの経緯


私の所属は人事ですが、VPoEやエンジニアの方々の意見を大切にし、SHIFTの技術をエンジニアに届ける方法をまず考えました。するとそこにはすでに、エンジニアたちが有志で作り上げてきた『SHIFT EVOLVE 』というエンジニアコミュニティがありました。

『SHIFT EVOLVE』
SHIFTのエンジニアコミュニティ
登録者3,277人、イベント実績106回 (10/10時点)

それだけでなく、外部カンファレンスの協賛に取り組んでいる姿もありました。社内の勉強会もありました。技術ブログ 技術発信用のSNSアカウント もありました。

上長からは人事の取り組みを伸ばすようなことを求められたりもしましたが、この現場の熱を生かしてこそ、エンジニアに響くブランディングだろうと思い、恐らく通常の人事では珍しい、独自の動きを取り始めました。

まずはそのエンジニアたちと一緒に、それらの取り組みをより良くしていく動きを取りました。たとえば主催イベントであれば、社員だけの登壇だけでなく外部の方を招いての登壇を企画したり、バナーやイベント名の見せ方を工夫しました。それによって、歴代最高人数の申込が募れたり(1回で398名!!)、SNSアカウントのimpが急増したりしました。

そうすると不思議ですね。社外よりもまず社内から、認められるようになった気がします。「こんなの今までなかった」「どうやったの?」と声をかけらえるようになりました。仲間が集まってくるようになりました。

そうして生まれたのが、今のDevRelです。まだまだ4名のうち2人は兼務という小さなチームですが、思いに共感してくれる仲間がいます。そして一緒に動いてくれるエンジニアが山程います。これからどんな大きなインパクトを出していけるのか、楽しみでなりません。

早速直近の取り組みを記事にまとめました。今後も定期的に発行していきますので、よかったらフォロー&スキをお願いします。

個人的な想い


DevRelという言葉が日本で流行り始めたときに、「これってあやなるさんだよね」とたくさんの人に言われました。自分がやっている動きに名前がついた気がして、嬉しかったです。それでも今までチーム名にDevRelを使う機会はなかったので、初めてDevRelと名前をつけて本格的にDevRelとしての仕事をしていけるということに、とてもわくわくしています。

新しいチームなので、SHIFTのDevRelの定義も、自分で作ることができます。私にしかできない要素も加えていきたいです。私は長年、学びの場づくりをする仕事を続けてきました。人間にとって、日々の学びや成長の実感がいかに大切か知っています。特にエンジニアにとっては、技術を吸収し続けることがいかに大切か痛感しています。そんな私だからこそできる、営業成績や採用実績を主目的としない、エンジニアの学びを大切にしたDevRel活動をしていきたいです。

「SHIFTの技術を見て!」と押し付けるのではなく、新しい技術を一緒に学んでいく仲間が集う場づくりを「実はSHIFTがしている」、そんな状態を目指します。一緒に学んでいく仲間が、たくさん集まってくれると嬉しいです。

もしよかったら、仲間になりませんか?

SHIFTのDevRelへのお問い合わせはこちら:devrel@shiftinc.jp


執筆者プロフィール:あやなる (チャンドラー彩奈)
株式会社SHIFT DevRelグループ長 / 学びの場コーディネーター

『SHIFT EVOLVE』の他にも、『Agile Japan 』『Agile Tech EXPO 』『Cloud Discussion 』など、IT系のカンファレンスやコミュニティを数多く手掛ける。過去に『Rakuten Technology Conference』『Lean Conference Japan』も運営。

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