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AgileJapan2024参加レポート


はじめに


こんにちは、SHIFT Group 技術ブログをご覧いただきありがとうございます。

今回は、SHIFTがゴールドスポンサーとして参加した「Agile Japan 2024」について、スポンサー視点でのレポートをお届けします。

特に、SHIFTから登壇した石井一成さんのセッションと、SHIFTのブース出展について詳しくご紹介します。

Agile Japanとは


Agile Japan」は、日本中にアジャイルの価値を浸透させ、日本の変革を促進することを目指したカンファレンスです。

あらゆる業界や職種の方が集まり、実践者も初学者もともに建設的な意見交換ができる場として、多くの参加者に支持されています。

今年のテーマは「People-Centric Agile」であり、技術と人間の協働を重視した内容が多く取り上げられました。

実行委員会にはSHIFTからチャンドラー 彩奈さん(あやなる)も運営に参加しています!

SHIFTのブース出展


SHIFTのブースでは、参加者が楽しみながらアジャイルQAの重要性を学べる

 「テストサイクルを回せ!アジャイルQAすごろく」

を用意しました。

このすごろくは、SHIFTのフレームワークにあるアジャイル×テスト活動の8の字を基にしており、引いた目に応じて各ステップの説明を行いながら、参加者と会話を深めることができる仕組みになっています。

すごろくを通じて、アジャイル開発における品質保証のプロセスや、SHIFTが提供するソリューションについて具体的に説明しました。参加者は、ゲームを楽しみながらも、実際の開発現場での課題解決に役立つ知識などをお話ししながら交流を深めました。

特に、テスト自動化や継続的インテグレーションの重要性についての説明は、多くの参加者にとって非常に有益だったようです。

また、ブースではアジャイル内製開発のためのSHIFTのアジャイル開発支援資料も配布しました。

この資料は、アジャイル開発における品質保証の具体的な方法や、SHIFTが提供するソリューションについて詳しく説明しており、多くの参加者が熱心に読み込んでいました。

Agile JapanのSHIFTブース

ノベルティとしては、じゃがりこやドリンクボトルを用意し、すごろくに参加してくださった方々にお渡ししました。これらのノベルティは、参加者の皆さんに楽しんでいただけるとともに、SHIFTのブースに足を運んでいただくきっかけとなりました。

SHIFT 石井一成さんの登壇


次に、SHIFTの石井一成さんが登壇したセッションについてです。

石井さんは、西日本電信電話(NTT西日本)プロダクトオーナーの前田直也さんとともに、

「アジャイル開発に切り替えて2年半 メジャーアップデートを迎えて1年半 NTT西日本 elganaプロジェクトの軌跡を振り返ってみた」

というセッションを行いました。

ざっくりセッション概要

elgana」はNTT西日本が提供するビジネスチャットサービスです。プロジェクトには関東・関西から約100名が参加し、チーム数は19に増加しました。アジャイル開発自体は既に導入されていましたが、プロジェクトの規模が大きくなる中で、さらなる改善が必要となりました。

その中で「リリース進行の困難さ」、「メンバー交代によるコミュニケーションの課題」に対して、Jiraを使った作業の可視化と管理の一本化とスクラムプロセスの改善を行い、それぞれの課題に対して最適なソリューションを提供したことをお話ししていました。

今後の展望

今後の展望についても語ってくれました。

「リリースの安定化と高速化をさらに進めていく予定です。定量値の可視化により早期の適切な判断を可能にし、安定化を図ります。また、DevとQAがタッグを組んでモブプログラミングなどの業務の高速化に挑戦し、リリースの高速化を目指します。」

結論

石井さんは、プロセスやツールも大事ですが、個人との対話がもっと大事であることを強調しました。 

対話を通じて、チーム全体の一体感を高め、プロジェクトの成功に繋げていくことが重要だと語っていました。

以上、石井一成さん、前田直也さんが語るNTT西日本のelganaプロジェクトの軌跡を振り返りました。

今後もアジャイル開発の取り組みを続け、さらなる成果を目指していくとのことです。

前田さんと進行されたセッションは、非常にわかりやすく、多くの参加者が熱心に耳を傾けていました。

セッション後のQ&Aでは、参加者からの質問が相次ぎ、石井さんと前田さんの深い知識と経験に基づく回答が非常に好評でした。

特に、アジャイル開発における品質保証の具体的な課題や、その解決方法についての質問が多く寄せられました。

なんとセッション参加人数は200人超え!?

▼そんな貴重なセッションの資料はこちらからご覧いただけます。

まとめ


今回のAgile Japan 2024では、SHIFTが提供する品質保証ソリューションの有用性を多くの参加者に知っていただくことができる機会となりました。石井さんのセッションやブースでの交流を通じて、SHIFTの技術力とその実践的なアプローチを多くの方々に伝えられたかと思います。

今後もSHIFTは、アジャイル開発の現場での品質保証の課題に対して、最適なソリューションを提供し続けていきます。

Agile Japan 2024に参加された皆様、そしてブースにお立ち寄りいただいた皆様、本当にありがとうございました。

執筆者である私も今回が初参加でしたが、たくさんのアジャイル知識を浴びることができてとても良い経験になりましたし、 お立ち寄りいただいた皆様とのアジャイル談議がすごく楽しく、心から参加して良かったと感じました。

ぜひ次回のイベントでも、皆様にお会いできることを楽しみにしています。


執筆者プロフィール:松村 凌太郎
2020年にSHIFTに入社。 現在はQAエンジニアとしてアジャイル開発の推進を行いながら日々奮闘中。前職はスタントマン。

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