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SHIFTのDNAを社内浸透させる人材になってほしい。「SHIFT流」新卒研修、コンテンツ紹介!


はじめに


みなさんこんにちは!
SHIFTの人事グループで新卒研修を担当している、水戸です。

私たち研修チームでは、SHIFTで働くことへの「ワクワク」を新卒社員に感じてもらうために、他社の研修プログラムなどを導入せず、さまざまなイベントや研修プログラムを独自に設計・企画・運営をしています。

過去の施策のなかで、4月入社からの2ヶ月から3ヶ月の間に新卒社員のモチベーションがさまざま変化していくことがわかってきました。その変化に合わせて、さらには積極的に働きかけてどんな変化を起こしたいのかを考え、研修の全体設計を行っています。

今回の記事ではそういった新卒研修の狙いや、具体的にどんなことを行っているのかご紹介できればと思います。

狙いは「SHIFTマインド」の醸成


24卒の社員研修で掲げたテーマは 「Full Swing!!」 です。

自分がもっている力を100%出し切る姿勢は、SHIFTらしさの一つ。

数ヶ月に及ぶ研修期間のうちに、課題とがむしゃらに立ち向かい、考え抜くというSHIFTマインドを体現できるように、「Full Swing!!」をテーマに掲げました。

「SHIFTマインド」の醸成は、経営層の強い想いでもあり、同時に新卒社員に対する期待値が高いことを示しています。

2024年2月末時点でSHIFTのグループ従業員数は13,069人になりましたが、5年後、10年後には5万人、10万人と拡大していく想定です。そんな規模の会社になったとき、SHIFTのDNAを浸透させるコア人材となってくるのは、新卒出身の社員だと私たちは考えています。

新卒社員こそがSHIFTのカルチャーを伝播する人となり、全社に好影響を与える存在となってほしい。なによりファーストキャリアでSHIFTを選んでくれた人たちを、責任をもって育てていきたい。

社長を含め、経営層全体が強くそう考えています。

新卒社員を育てるということは、未来への種まきです。その第一歩である新卒研修で、彼らがバッターボックスに立って、思いきりバットをふりきれたと胸を張って言えるようになるまでサポートすること。

その経験を通じてSHIFTマインドを醸成していくこと。それが私たちの狙いです。

5つの研修プログラム


では実際にどんなことを2ヶ月で行っているのか。抜粋して5つのコンテンツについて、もう少し具体的に紹介していきます。

入社式

今年の入社式は、麻布台本社のセミナールームで開催されました。 話題をかっさらったのは、社長の丹下によるラップの披露。メロディーは有名曲を拝借し、リリックは丹下が自ら考えたものです。

社内のデザイン部署とも協働して作ったコンテンツに対し、新卒社員から 「こんな面白い社長の下で働けるんだとワクワクした」「SHIFTに入社してよかったと思えた」 と嬉しいコメントも多くもらえました。

代表ふくめ関わる全員がイベントをよりよくするためにコミットするというのもSHIFTらしさの一つと言えると思います。

ウェルカムパーティ

入社式から数日後には、本社移転後初となる大型イベントとして、カフェテリアで新卒社員と、経営陣・部門長陣が一同に会する場を設けました。

軽い食事を用意しカジュアルな立食形式で会場を設営。

自己紹介の大きなプラカードを背負った経営陣・部門長陣のもとへ新卒社員が向かい、直にコミュニケーションをとってもらいました。

ウェルカムパーティを企画するにあたり重要視していたのは、経営層や部長陣と直接会話をするなかで、どれだけSHIFTの熱量や想いを持ち帰ってもらえるか、ということ。

イベントの最後には、当日の様子を即時編集したエンドロール動画を上映。

新卒社員からは 「まず何をするのかは私次第なんだと、ポジティブな気持ちが湧き出てきた」「SHIFTが人を大事にする会社なのだと知れて、もっと頑張りたいと感じた」 など、満足度はかなり高い結果となりました。

写真:移転後の新社屋にて

カルタ制作 What's the SHIFTer(読み:シフター。通称:WTS)

こちらは「SHIFTらしさって?」を理解し言語化するために、広報・IR部とコラボしたコンテンツです。

もともとは広報・IR部が中途入社の方向けのOJTとして開発したコンテンツでしたが、今回は新卒社員向けに実施。

SHIFTのカルチャーやマインドを知る機会として、クレドを体現する部門長以上の92人に新卒社員自らインタビューを行い、アウトプットとして「SHIFTerカルタ」をつくってもらいました。

カルタ例:「ま:まよったら 変化の大きい方へ」「し:シフトは素直さスピード感 目指せSSS評価」など。

採点の基準は「SHIFTらしさ」はもちろん、「オリジナリティ」「キャッチーさ」、そして「カルタらしさ」など。

どれだけ「SHIFTらしさ」を理解できているかが問われるため、高評価を得るのはなかなか難しいものでした。広報や人事のメンバーに採点してもらい、優秀賞に選出されたカルタは、社内ラジオでも紹介されました。

模擬プロ

これは、実際に現場業務と同じ体験ができるプログラムです。

見積もりの作成からお客様へのプレゼンテーション、テスト設計、実行、そして最終報告までの一連の流れを体験してもらいます。

そのなかで、これまでの社員インタビューなどを通じて知識としては理解しているであろう「SHIFTらしさ」を発揮できるか。先輩社員からのフィードバックに対して、どうリカバリーするのか……。

配属前の最後の砦として毎年取り組んでいるものです。

日次アンケート

最後に、今年度から新たに導入した「日次アンケート」をご紹介します。

新卒社員から日次でアンケート回収し、その日のマインドやモチベーションについて1~10の間で数値化してもらうようにしました。(10の定義は、絶好調・やる気に満ち溢れている・ワクワクなどポジティブな状態を指します)

もし下がっている人がいれば、個別にフォローする流れです。

SHIFTらしさの一つに「小さなイエス」という考え方があります。もともとは、PDCAを素早く回して実現可能性のある「小さなイエス」を見つけて大きな変化につなげていく、というSHIFTのスピード感や対応の速さを表す言葉でした。

一方で、新入社員に対しては、昨日できなくても今日できたことなど、「小さなイエス」を積み重ねて自信をつけていってほしい、という想いもあります。

彼らは毎日新しいことを学ぶ日々を送っていますし、今年は180人と人数も増えていますので、こうした日々のアンケートにも着目して、個別のフィードバックで一人ひとりに寄り添っています。

ほかにもトレーナー制度やメンター制度を設け、そこでの内容は都度人事と連携し合い、フォローアップするよう工夫しています。

小さな種が、やがて大きな木になる


人事業界では一般的に新卒研修の企画について、外部の専門企業に委託することも多いかと思います。

けれどSHIFTがそうしないのは、くどいようですが、新卒社員こそが今後のSHIFTを創っていく人材であり、カルチャーのコアとなっていく存在であると確信しているから。だから全ての企画は内製で行っています。

誤解してほしくないのは、中途社員と比較してどちらを採用することがいい・悪いではないということ。

私たちが思い描く未来は、新卒だけでなく、経験ゆたかな中途社員の方々と共に実現していくもの。

新卒研修で蒔いた未来への小さな種から、どんな大きなSHIFTの木が、森ができあがっていくのか。メンバーそれぞれが自らの壁を乗り越えながら育っていった先に、どんな世界を創っていってくれるのか、今からとても楽しみです。

(新卒研修チームの写真)

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