見出し画像

前編|従業員のお子さん向けサマースクールの時間割大公開「シフトモkidsサマースクール2023」

はじめに

こんにちは!SHIFT社内広報チームです。
SHIFTでは2021年より、夏休みに従業員のお子さん(小学生)を東京本社でお預かりし、さまざまなコンテンツを提供する「シフトモ kidsサマースクール」を開催しています。今年も社内に元気な声が聞こえる2週間となりました!


「シフトモkidsサマースクール」とは

SHIFTグループの従業員のお子さんが従業員と共に本社へ出勤。退屈しがちな夏休みを思い出深いものにすることを目的に2021年から開催しているSHIFTの夏の恒例イベントです!

今年は7月24日(月)~8月4日(金)(*土日除く)の10日間開催。SHIFTグループのシステムアイSHIFT PLUSクラフのお子さんも参加し、のべ209人の子どもたちと共に、楽しい時間を過ごしました!さらに従業員のお子さんだけでなく、『甥っ子、姪っ子を連れて行きたい』と言う声もあり、参加者が増加。昨対比171%に拡大しました。

■実施概要
開催日時:2023年7月24日(月)-8月4日(金) 9:00-18:15 ※土日除く
開催場所:株式会社SHIFT 東京本社  ※一部オンライン
参加対象:SHIFTグループ従業員の子ども(メイン:小学生)
参加費用:無料 ※一部有料コンテンツを含む

▲従業員先生と一緒に自由研究にチャレンジ!

2023年、今こそ子どもたちに伝えたいこと

★2023年夏にSHIFTに来てくれたから体験できる時間割

今年も『シフトモkidsサマースクール』では、従業員有志の36人が先生となり、30の講座を開講!広く参加してもらいやすい環境を目指し、今年はじめて遠方のご家庭からも参加可能なハイブリット講座を開設。さまざまなコンテンツを提供しました!

☆時間割☆

それでは、『子どもたちにSHIFTを知ってもらうこと』に加え、今年のサマースクールで特に伝えたかった3つのポイントをご紹介していきます!

①ITと上手に付き合える人になってほしい

IT企業であるSHIFTに来てもらったからこそ、子どもたち
しっかり届けるため、講座を作りました。ここでは3つご紹介します!

1)「夏休みの宿題ってChatGPTにやってもらっていいもの?」
キャッチーなタイトルをつけ、生成AIに触れる講座を実施しました。2023年の夏休みを前に文部科学省は、「ChatGPT」などの文章生成AIを小中学校で活用する際の考え方をまとめた暫定的なガイドラインを公開しました。それを踏まえ、能力開発室を中心に内容を検討。子どもたちは生成AIを使った架空の日記づくりにチャレンジしました。生成AIの怖さと便利さを同時に体感する講座を受け、『ダメな使い方があることが勉強になった』という声も。タイピングが苦手な子は、音声入力で質問するなど工夫しながら学ぶことができました!


▲説明を真剣に聞く子どもたち

2)世界を守るホワイトハッカー体験
セキュリティについても、子どもたちに知ってほしかった授業です。インターネットは便利だけど危険もいっぱい。その世界を守る仕事をしている、SHIFTグループのSHIFT SECURITYから、先生をお招きし、講座を開きました。『インターネットの世界でも戸締りは大切!通知表が見られてしまったり書き換えられてしまったら嫌だよね?』という問いかけに、子どもたちは大きく頷いていました。授業の最後に『将来、ホワイトハッカーになりたい?』と先生から質問され、元気に挙手した子も!

3)ITを上手に使おう!リテラシー講座
「シフトモkidsサマースクール」が始まった2021年から毎年続いている講座です。今回はインターネット上には様々な妖怪が住んでいる!という例え話を用いて、子どもたちにとって耳の痛いお話を楽しく解説してもらいました!サマースクール参加者も、年々スマートフォンや携帯電話を持っている子が増えている印象です。SNSなどと上手に付き合うことは、現代を生きる子どもたちに必須スキルの1つですね。

②学校の勉強が世の中でどう生かせるのか伝えたい

これまでのサマースクールで、『学校の勉強は好きじゃない!なんでやらなきゃいけないの?』と質問してくるお子さんがいました。そこで今回は、実際の仕事をする上で、なぜ学校の勉強が必要なのか、気づいてもらえる機会になったらとの思いで講座を用意しました。

「SHIFTで必要な国語!その仕様書でできるかな?」は、ゲーム感覚で国語力の大切さを感じてもらう講座。子どもたちは、ブロックを組み立てその仕様書を作成。簡単に組み立てられるパーツもどう組み合わさるのか言葉だけで伝えることに悪戦苦闘しました!お友達が書いた仕様書の解読にも骨を折り、言葉で伝える難しさを体感。コミュニケーションに国語力って大切なんです!

そのほかにも、英語や算数が得意な従業員先生に、英語や数に楽しく遊びながら親しんでもらう講座も作成しました!大人になっても、勉強の得意を生かして活躍できることに、気づいてくれたかな?

▲お菓子交換につながるスタンプカードも上手に活用しました!

③視野をぐんと広げてほしい

「シフトモkidsサマースクール2023」は、子どもたちに、今暮らしている世界の外へ視野を広げて「好き」だと感じることを見つけてもらうことを大切に考えました。

1)遠くに目を向ける機会を作る

外の世界に視野を広げるために、地方、世界、宇宙と、物理的に広い世界を見られる講座を三つご紹介します。

「夏を乗り切るスーパーフード「冷や汁」から地方への興味をぐーんと広げる」では、宮崎に本社を置くグループ会社クラフとオンラインでつながり、宮崎の郷土料理「冷や汁」について教えてもらいました。その後みんなで近くのスーパーにお買い物に行き、みんなで作ってみることに。お出汁の優しいお味に癒されました。

「国際医療支援について知ろう!」には、国際協力NGO「ジャパンハート」の広報さんにお越しいただき、海外の医療の現状などを教えていただきました。海外の出産事情に驚いたり、抗がん剤の副作用について質問する子も!『日本のように簡単に病院に行けたりするのはとても恵まれていて世界には病気などで困っている人がたくさんいることが分かった』という感想や、『将来は看護師になりたい』という夢を語ってくれた子もいたんですよ。

▲ジャパンハート広報さんを質問攻めに(笑)

「宇宙へ視野を広げよう!JAXA筑波宇宙センター見学」では、本社から貸切バスで遠足に出かけました!後日お父さんお母さんから、『夜空を見上げて、一生懸命宇宙や星のお話をしてくれました!』という感想が届きました。身近な遠い世界に、思いを巡らせるきっかけになったようです!

2)正解のない問いかけをする

視野を広げてもらうため、もう一つ大切にしたのは『正解のない問いかけ』をたくさんすることです。

「ウラムの螺旋でアート制作」では、数学者「ウラム」が偶然発明した数式を使ってアート作りにチャレンジ! Excel(VBA)他にはない不思議で美しい作品が誕生しました。一見難しそうなことも『自由にやっていいよ!』と言われると様々なトライができるものですね。

「紙芝居を作ろう」講座では、紙芝居の絵を見て、一人一枚お話し作りをしました。バラバラに作ったお話しをみんなでつなげてみたら、不思議ですね!素敵なオリジナルストーリーのできあがりました!

「みんなで作ろうバグ図鑑」は、バグ(不具合)の概念を伝え、身近なものを思い浮かべてもらうことを目的とした講座。あれもこれもと鉛筆を持つ手が止まらない子がたくさん!バグと言う概念に面白みを感じてくれたようです!『自動販売機に何度入れてもお金が戻ってきてしまう』『どうしてもお兄ちゃんとケンカしてしまう』など、ほほえましいバグがたくさん見つかりました。

これらに講座は、見本はあっても正解を用意していません。様々なことを考え、自由に形作ってみる経験が「好き」を見つけることにつながっていたら嬉しいです。

▲お仕事新聞作りでも正解のない挑戦をしてくれました!

従業員の配偶者の方にも、価値あるサマースクールに

これまでの「シフトモkidsサマースクール」にも、夏休み中のお子さんを会社に連れて行くことで、配偶者の負担が減らせたという声がありました。
そこで、さらに、ご家族に喜んで頂くことはできないかと考えました。 例年「シフトモkidsサマースクール」は、従業員の配偶者さんが子どもたちの送り迎えをしてくれることがありました。

『せっかく来ていただくなら、配偶者さんにもSHIFTでの体験を持ち帰って頂きたい!』との思いで、今回は、SHIFTの福利厚生、マッサージサービスを無料でご案内しました。

さらに、今回はじめて、送迎してくださった配偶者の方々から、『「シフトモkidsサマースクール」のスタッフとして働いてみたい!』とのお声もいただきました。従業員のその先まで、広く共感が得られたことに感激しています。今後新たなつながりを模索していこうと思っています!

まとめ

3回目にして、参加者数も幅も広がった「シフトモkidsサマースクール」。 終了後に『子どもの声が聞こえないとなんかさみしいね』と声をかけて下さる方がいました。期間中、ご不便をおかけすることもあったと思いますが、子どもたちの笑顔やエネルギーは社内を明るくしてくれていたんだと改めて感じました。 後編では、「シフトモkidsサマースクール」を実施することで、どんな効果があったのか、参加者アンケート結果と共にご紹介していきます。お楽しみに!

《あわせて読みたい関連記事》

《SHIFTの社内広報チームの活動が分かる記事はこちら!》


執筆者プロフィール:SHIFT社内広報チーム
SHIFTやグループ会社の従業員、その家族に、「SHIFTグループに所属していてよかった」と感じてもらうべく、テキスト・ラジオ・動画・イベントと、様々な方法でアプローチしているチームです。

お問合せはお気軽に
SHIFTについて(コーポレートサイト)
SHIFTのサービスについて(サービスサイト)
SHIFTの導入事例
お役立ち資料はこちら
SHIFTの採用情報はこちら






この記事が参加している募集