Salesforce未経験の私のPardot奮闘記~開いてもらえるメールって?編~
ご挨拶
こんにちは!株式会社SHIFTのSalesforceグループのおのづかです。
つい先日、自分のGmailボックスで「容量がひっ迫しているから、追加しませんか?」というアラートが出ました。
1つのアドレスを色々なサービスのアカウント登録にて使っているのと、グーグルフォトで大量の写真をバックアップしていることもあり、限界値を迎えているようです。
今はせっせと不要な写真やメールを消しているのですが(追加容量はしない主義)、改めて見ると色々なメルマガが来ているなということに気が付きました。
AccounEngagementではメールの作成から、実際にどのくらいリアクションが得られているかレポートにて確認できる機能があります。
今回は【メールコンテンツ】についてお話していこうと思います。
ぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです。
メルマガ開いている?
AccountEngagementでメールを作るという話に入る前に、みなさんに問うてみたいことがあります。
それは、 「メルマガ読んでいますか?」 ということです。
かくゆう私も前述の通り、溜めていたくらいですのでほとんど見ていない人です。笑
受信BOXに日々メールが届く・逐一チェックするほど時間もない・件名を見た瞬間に削除etc・・・
もしかしたら企業のマーケティング担当者や営業担当者の方たちが、新製品のお知らせやお得なセール情報を、せっせと作っているかもしれません。 しかもメールを作ること以外にも仕事はあるのです。
それでも読まれないということは、ユーザーに刺さるメール作り自体なかなかハードルが高いのでは?!と思ってしまったのです。
対象をちゃんと絞る
明らかに自分と関係ないなと思われるメールを受信した際、即刻ゴミ箱へorスルーをしませんか?
ということはメールを送る前に、誰が対象となるかを選定することがスタートです。
AccountEngagementでは、管理しているプロスペクト(登録されているユーザー)を細かい条件を使ってリスト化することが出来ます。
例えば、「プロスペクトの役職が部長で、自社に対する興味を表すスコアが100以上」といったように、複数の条件を組み合わせて、より対象者を絞ったリストを作成出来ます。
また、リストについては手動で追加をするセグメンテーションリストに加えて、条件に応じて自動でリストへの追加・削除ができるダイナミックリストなどがあります。
リストの対象者を自動的に更新することで、条件に合致しなくなった人に対して、メールを送ってしまうことも防げることがMAツールのメリットでもあります。
送り先に合わせたコンテンツを作成する
絞り込んだ対象者に対して送るメールの内容をカスタマイズしていきます。
企業から"私"に送ってきたという、メールのパーソナライズはメールマーケティングとしてはよく行われる方法です。
AccountEngagementにおいても、「変数タグ」や「ダイナミックコンテンツ」というものを使用することで、このパーソナライズを実現することが出来ます。
変数タグ
変数タグは、プロスペクトの各項目に紐づいています。
メールアドレスからプロスペクトを特定し、指定された変数タグを元に項目値を取得してメールの内容に反映するという仕組みです。
例えば変数タグ%%last_name%%は、プロスペクトの姓を指定するタグなので、 プロスペクトの名前が【シフト太郎】で登録されていた場合、「シフト」という名前の姓を取得できます。
メール本文の1行目に、"%%last_name%%"さんと入れておけば、ユーザーには自分の名前が表示されているという見え方となるわけです!
もちろん本文だけでなく、メール件名にも変数タグを指定することは出来るため、受信BOXに届いた時の「あっ、私に・・・!」という印象も与えることも可能です!
ダイナミックコンテンツ
ダイナミックコンテンツでは、指定した項目の値によって表示するコンテンツを出し分けすることが出来る機能です。
例えば、プロスペクトがどれくらい製品やサービスに興味を持っているか分かる項目であるスコアを条件として指定し、そのスコアの値によって表示するコンテンツを分けるとします。
スコアが高い=関心が強い人に対しては、製品の情報をより詳細に伝えるコンテンツを用意したり、
スコアが低い=まだそこまで関心がない人に対しては、詳細な情報を避けてセミナー参加のお礼メールのみを送るなど。
コンテンツを分けることによって、「いやこんな情報要らないけどなあ・・・」とか「なんかスクロール多いなあ」など情報のミスマッチが起こりにくくなります。
また、AccountEngagementではリアルタイムでリストの更新が出来るため、直近で関心度がグッと上がったプロスペクトに対しても対応が可能です。
反応が良いのはどっち?
対象者リストも作った!
メールの件名と本文も準備出来た!
さあ送ろう!!
いや、ちょっと待ってください!本当にそのメールで良いでしょうか?
テストしてみましょう。
AccountEngagementではメールテスト機能もあります。
実際に作ったメールコンテンツで、きちんとコンテンツが表示されているか・リンク先は正しく設定されているか・受信者のリアクションが取れるかどうか確認していきます。
A/Bテスト
受信者のリアクションについてはABテスト機能を使用します。
ABテストというと、様々なバージョンの画面を用意してテストをすることによって、どのレイアウトであればコンバージョン率が高いか判断できるテストというのはご存じの方も多いと思います。
参考:https://www.assion.co.jp/blog/guide-of-abtesting/
メールにおいても、どこにリンクがあるか・文字の大きさ・画像の配置などによって反応の変化はあります。
いくつかパターンを用意して、それぞれどのメールレイアウトが有効であるかテストし、より効果的なメールコンテンツにブラッシュアップしていくことが出来ます。
※送信対象はテスト用のユーザーを対象とするため、準備が必要です。
まとめ
日々たくさんのメールが送られている中で、開いてもらうこと・コンテンツをチェックしてもらうこと・サイトに訪問してもらうことは簡単なことではありませんが、
AccountEngagementのメール機能には上記のような課題を解決するために必要なコンテンツがあります。
実際にメールを送った後に得られた反応はレポート機能を通して確認し、次なるコンテンツ作成に役立てていくことが出来ます。
作るまでではなく、作ってからが重要なメールマーケティングにおいて、AccounEngagementはデータを活用しながら包括的に助けてくれるツールであることが分かりました!
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