高校時代数学クラスビリがどうにかFE受けてみた
はじめに
こんにちは。SHIFT QAエンジニアのYです。
突然ですが、私は高校時代に数学でクラスビリを取りました。
数学の問題を見るだけで気分が…
テスト開始…すぐわかる問題が一つもない!
テキストを開くだけでめまいが…
学生時代はそんなことがしばしばありました…
このことからお分かりかもしれませんが、以前の私は計算や数字・数学に対してとにかく苦手意識や拒否反応が強かったです。
そんな THE 文系の私が先日基本情報技術者試験(FE)を受検したため、その受検に向けて経験した失敗談・体験記を共有します。
この記事は、
受検を検討しているけども… 情報…?数字…??アルゴリズム…???…うっ、意識が…
という方に読んでいただければ幸いです。
基本情報技術者試験とは?
「基本」といえども取り扱う題材は幅広く、 科目A…90分 科目B…100分と、試験時間が3時間を超える試験になります。
またかつては春期、秋期の年2回の受検チャンスがありましたが、2023年4月より通年受検が可能となりました。
試験範囲など詳細は、主催団体である独立行政法人 情報処理推進機構のホームページを確認してみてください。
基本情報技術者試験| IPA 独立行政法人 情報処理推進機構
そもそもなぜ受検したか
受検の理由は、業務を通してFEの試験項目に含まれる内容を理解したいと考えたためです。
QAエンジニアとして業務に携わる中で、少しずつ開発側の方とやり取りをする機会が増えていきました。そうした経験を重ねる中で、今後業務に携わるうえで情報処理の基礎知識や専門知識を学ぶことはプラスになると考えるようになりました。
また、FEの学習は数字に関する学習への苦手意識を解消するいい機会だと感じたことも、今回の受検に至った大きな要因です。
受検1回目は不合格
冒頭で「失敗談」と記載しています通り一発合格ではなく、一度FEの受検に失敗し不合格となりました…
不合格の要因を考えられるだけノートに書きだし、主な要因を以下に整理しました。
継続して学習時間を確保することの難しさは、働きながら学習を進める方誰もが一度は経験したことがあるのではないでしょうか。
私の場合、はじめは「業後に自宅で学習を進めよう」と考えていました。
しかし、電車通勤の時間が長く帰宅時にはヘロヘロに…学習を継続的に行うことができませんでした。
また継続的な学習ができないことで、試験範囲をさらうことに精一杯になり苦手科目の解消まで至りませんでした。
十分に対策できていなかったため、1回目の不合格はなるべくしてなったと言えるかもしれません。
改善~合格
改善策① 学習方法の変更
2回目の受検に向けて、1回目の課題を解消するために2つの改善策を講じました。
まず、「三日坊主となり継続した学習習慣とならなかった」課題を解消するために学習方法を変更しました。
最初は紙のテキストを使用して学習を進めていました。
しかし、幅広い試験範囲を網羅するFEのテキストは厚さと重さがあります。
通勤中など持ち運びが億劫なため、業後に自宅での学習を選択しましたが、結果は前述の通りです…
そのため、講義動画や演習をスマホで行うことが出来る通信講座を活用することにしました。
スマホは常に持ち運ぶもので忘れる心配もありません。また、電車に乗っている往復約2時間以上の間に演習や講義動画を見ることができるなど、限られた時間の有効活用をすることができました。
それまでは通勤中によくスマホをいじっていたため、同じスマホいじりでも中身を「学習」に変えたことでうまく習慣化できたのだと思います。
改善策② とにかく数をこなす
「苦手科目が苦手のまま残ってしまった」課題を解決するために、とにかく数をこなすことを意識しました。
「講義を聞く」→「例題を解く」→「間違えたところを復習」→「再度解く」流れを意識した上で、苦手と感じた問題についてはとにかくサイクルを回しました。
帰りが遅くなったり、疲労感が強い日でも「最低1問、昨日の問題の復習だけ!」と最初はハードルを下げて、とにかく毎日やる習慣づけを意識しました。
改善策の効果~合格
学習方法を変えて学習時間を確保し、演習量を増やしたことで1回目と異なり緊張しすぎず、自信をもって本番に臨むことができました。
そして、2回目の受検で念願のFE合格を勝ち取ることができました!
最後に
今回、FEの学習を通じて情報処理の基礎技術や専門用語について体系的に学ぶことができました。また、学習を通して得た考え方も業務に活かすことができていると感じています。
決してきれいな合格体験記ではなく、学習方法も調べるとより洗礼された方法があるかもしれません…!また正直、苦手意識が全く晴れたわけでもありません…!!
ですが、もし私一人の失敗談が、FE受検へ踏み出す一歩の助けとなることができたらとても嬉しいです。
最後まで当記事を見ていただきありがとうございました!
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