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プロフェッショナル人材を46名採用!ポイントは徹底的なターゲット分析と魅力の打ち出し(前編)
みなさん、こんにちは!SHIFT人事の早川です。FY2024(2023年9月~2024年8月)はプロフェッショナル人材の採用プロジェクトを推進しました。
私たちが定義するプロフェッショナル人材とはどんな方か?それは本記事の前半にお伝えするとして、結果として46名の方とのご縁を結ぶことができました。SHIFTの人材ポートフォリオ強化を実現できた、その採用活動についてどのように進めていったのかを今回お話ししようと思います。前編は準備の様子です。
後編はこちら
執筆者プロフィール:早川
慶応義塾大学環境情報学部卒業。新卒で日清オイリオグループ株式会社に入社し営業、株式会社リブセンスにて人材紹介事業の立ち上げに営業として参画後、人事に異動。2017年にSHIFTに入社後、Web領域のお客様を担当する事業部門にてHRBPとして活動。その後DAAE事業部の立ち上げに人事として携わり現在は複数部門のHRBPのマネジメントを担当。趣味は野球で、SHIFTでは野球部の部長を務める。
FY2030までに売上3,000億円企業を目指す
プロフェッショナル人材の採用を強化することになった背景には、SHIFTの中期経営計画がありました。
SHIFTは、今後の成長戦略としてFY2028〜2030に売上3,000億円達成を目指す計画を立てています。
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計画達成のためには1プロジェクト5〜10億円、もっと言えば数億円程度の大規模案件の獲得が必要なのですが、こうした規模の案件に対応できる人材がいわずもがな必要です。
そうしてはじまったプロフェッショナル人材の採用活動。ただし当初、どんな人を何人採用するのかなどディテールは決まっておらず、走りながらゴールを見つける必要がありました。
それはまるで整備されていない、明かりもないオフロードを走るようなもの。こうして私たちの模索する日々が始まったのです。
プロフェッショナル人材とは何か
まず着手したのは、プロフェッショナル人材を定義づけることです。どういう人材がこれからのSHIFTに必要なのかを、役員と一緒に考えました。
スタンスとしては「これがやりたい」と積極的に考えて行動できる人。そして、自分のミッションを広義に捉えて期待する役割以上の働きを見せてくれる人。
役割としては、営業的な立ち回りをして案件を取ってくる人、受注したプロジェクトに対応する人、技術的にとがった人を採用できると良さそう。最近はクラウド環境にシフトしていく流れが大きいので、パブリッククラウドの知見やAI系のとがった知見を持っている人に仲間になってほしい。ハイブリッドアジャイルという、非常に大規模なシステムを新しいモデルに刷新するとなったときに役立つ知見を持つ人もありがたい、などなど。
中期経営計画の実現に向けた人材の定義を役員と話し合って整理していき、最終的に以下3職種の人材を採用する方針に決定。
お客様のDX戦略推進のパートナーとなり企画、推進を行う「DX推進コンサルタント」
10〜30億円案件の大規模案件をマネジメントする「プロジェクトマネージャー」
高度技術でプロジェクトを推進する「システム設計・開発技術」
次にそれぞれの職種のペルソナの詳細を決めていき、市場にどれくらいターゲットがいるのかを分析、「TAM,SAM,SOM」の観点で具体的な数字を推定します。せっかく要件を決めたはいいが「絵に描いた餅」になってしまいリアルに接点が取れなくては仕方ないのでターゲットの実数はどれくらいなのか、その接点にはどれくらい期待できるのか、そして彼らに対してSHIFTが魅力づけできる材料とは何なのかなど、採用に向けた戦略を練ります。
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採用ターゲットのペルソナ設計というと、学歴や年齢、在籍企業、ご経験といった求人票上に記載する要件しか設定しないこともあると思いますが、SHIFTではその方の日常が想像できるくらいインサイトの想定を行います。
今回のプロフェッショナル人材の場合は一般的には高所得で就業満足度も高い人が想定されたので、そうした環境から辞めようと思う瞬間はどんなときか、何をもって決心するのか。そのときに見ている言葉は何か、そしてそれは、1日の中でどの瞬間なのかなど細かく見ていかなければいけません。
一方で中期経営計画の実現に向けた重要施策という意味ではスピード感も重要で、1週間ごとに新たな進捗が作れるように、一気に情報収集しつつ動けるところは動くという形で走っていきました。
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SHIFTではたらく魅力は、唯一無二の成長フェーズを体験できること
では、こうして導き出したターゲットに対してどのようにSHIFTをアピールすれば良いのか。
もしかしたらこの記事を読んでいる企業の採用担当者の中には、他社と差別化できる自社の魅力が見つからず、悩んでいる方もいるかもしれません。そんなときにおすすめなのが、1ペルソナあたり5名程度にインタビューをして、現環境でどこが満たされていないのかなどの統計をとることです。
インタビューを通じて、意外なストロングポイントが見つかるかもしれません。
今回、SHIFTが売りにしたのは「唯一無二の成長フェーズ」です。
今回のターゲットとなるプロフェッショナル人材には、入社後、自ら案件を開拓してもらうことになります。
そこでキーワードにしたのが「企業成長」。実際に採用活動をする上でターゲットに伝えたワードでは「前期は880億、今期は1,000〜1,200億で着地予定」(当時の数字)というのが特に刺さったようです。
1,000億円を超えたる企業で、これから短期間にその3倍の成長を目指す組織日本でかなり珍しいですし、さらにその先には10倍の1兆円企業になるというビジョンもある。そんな大きな夢を目指すフェーズにある企業は唯一無二です。
そこに向けた経営戦略をこのように練っているので、あなたにぜひ牽引してほしいのだと伝えました。
ポジションや年収に満足している高いレイヤーの人材があえて転職をしてでも求めたいのは、「もっと面白い環境」だとすれば、SHIFTはまさにぴったり。SHIFTでの経験は「職務経歴書に箔が付く」と判断してくれるはず。そう考えたのです。
>>後編へ続く
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