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Google Cloud認定 Professional Cloud Architect資格合格レポート

はじめに


こんにちは。株式会社SHIFT インフラグループの近藤です。

今回は、Google Cloud認定 Professional Cloud Architect(以下PCA)に合格できたので、試験について振り返りながら、試験の勉強法について共有できたらと思います。


筆者について


  • 6年目インフラエンジニア(クラウド歴は3年目)

  • AWS SAA・SOA・DVA取得

  • GCPの実務経験なし

今回試験を受けてみようと考えたきっかけ

  • GCPといえばビッグデータ・データ分析に強いイメージがあり、以前から興味があった

  • GCPの資格保有者、有識者がグループ内にあまりいない

  • 報奨金が会社から支給される

  • 合格特典で認定資格のロゴが入ったパーカーやマグカップが貰える←1番の理由

試験概要


  • 時間:2時間

  • コスト: $200(税別)

  • 言語:英語、日本語

  • 形式: 50 ~ 60 問の多肢選択(複数選択)式

ケーススタディ:各試験には、架空のビジネスやソリューションのコンセプトについて説明する 2 つのケーススタディが含まれています。ケーススタディの質問は、試験の 20~30% を占め、知識を実際のビジネス状況に適用する能力が評価されます。試験中は、分割画面でケーススタディを確認できます。

  • 配信方法: テストセンターまたは遠隔監視オンライン試験

  • 合格スコア: 非公開

認定資格:2年間有効※再認定を受けるには、再認定の対象期間中に試験を受け直し、合格点を達成する必要があります。再認定試験は、認定資格が有効期限切れになる 60 日前から受験可能

学習について


学習期間

勉強期間は3週間と設定し、毎日最低でも1時間は机に向かい、 試験前1週間は2時間以上学習を行いました。結果として約30時間の学習時間を確保できました。

利用した教材と学習方法について

1.GCPのサービスについては他のクラウド製品と比較されているサイトを活用しサービスの特徴・概要を抑える

2.公式の試験ガイド・ケーススタディを確認

個人の所感ですが、ケーススタディに関してはサービスについてしっかり理解していれば特に試験の回答に困ることはないので一度目を通しておく程度でよいと感じました。

3.試験の雰囲気を掴むために模擬試験を実施

4.Cloud LicenseのWeb問題集(有料)を活用して問題を解きまくる

ベーシックコースとプロフェッショナルコースがあり、PCAの問題集はプロフェッショナルコースにしか含まれていなかったので、プロフェッショナルコースを契約しました。

問題集を2週して間違えやすい問題をマークしておき、後ほど解説やサービスの公式ドキュメントを確認して理解を深めることを意識しました。

Cloud Licenceには本試験モードというテスト形式で問題を解ける機能があり、これを利用して80%以上の解答率が安定して取れるようになったら受験するのをお勧めします。

プロフェッショナルコースは90日間の期限付きで税込み4580円と安くはないですが、AWS13科目+GCP3科目すべての問題集を利用することができます。

試験について


受験方法

Webassessor を利用して試験の予約をしました。

オンラインで受験も可能です。ただ、筆者は以前にオンラインでAWSの試験を受けたときにネットワークトラブルで残り7問のところで強制終了された経験があります。もうあんな経験はしたくないので、安定のテストセンターでの受験を選択しました。

※強制終了された試験は無事合格していました

試験結果

見直し含めて40分程度ですべての問題を解き終わりました。

AWS認定と比べて日本語訳が自然なのでストレスなく解き進めることができました。アンケートを完了させるとすぐに試験結果が表示されます。

(どれだけ自信があってもドキドキする瞬間)

合格と表示されており念のため見間違いがないか確認して一安心!

最終結果は試験の次の日にメールで届いており、無事合格することができました。

↓特典のGCPフリース

おわりに

今回PCAを受験し、合格することが出来ましたが、AWSを実務で利用していて基本を抑えている方やAWS・Azureの資格を取得している方であればPCAはそう難しくない試験であると感じました。

Google Cloudのデータベース、データウェアハウス(BigTable、Cloud Spanner、BigQuery等)やGKEについての問題が多かったと感じたので、理解しておいて損はないと思います。

これからGCPを業務で利用される予定がある方や興味がある方は受験を視野に入れてみてはいかがでしょうか。 そうした方々の参考に少しでもなれていたら幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。


執筆者プロフィール:近藤 竜也
インフラエンジニア6年目
趣味はサウナとお寿司と甘いもの

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