ベビーブーム到来のSHIFTで、「子育て何でも窓口」「パパママコミュニティ」をつくった話
はじめに
こんにちは!SHIFT人事の藤永です。
SHIFT社内では数年前からベビーブームが到来し、産育休の取得者数が増えています。
ワーキングペアレンツを支える支援体制を構築しなくては……自分自身の育休から復帰後、産育休に関連する社内整備がミッションとなった私。
「子育て何でも窓口」「パパママコミュニティ」を立ち上げた話を今回は記事にしましたので、ぜひお読みください!
ストレスや不安をいかに減らすか、という視点でつくった社員向けサイト
出産を迎えながらも多忙な従業員にとってのストレス、それは情報収集と情報の理解。
これから迎える出産育児という未知の経験を前に、忙しい仕事の合間を縫って行政のウェブサイトや書類、社内規程をさまざまあたり、正しく理解していくことにあります。
分かりにくさから数多くの問い合わせが来て対応することは、会社全体からみても負担にもなります。
ちょうど、相談窓口の設置を義務化する法改正もあり、SHIFTは2022年9月「子育てなんでも窓口」という社員向けサイトをオープンしました。
従業員と組織の負担を軽減するため、産育休や給付金などの申請手続きに関するフローやチェックリストを公開。とにかく分かりやすいサイト、自分の疑問点がスムーズに解決できる、または解決の糸口がみつかる導線設計をしています。
妊娠・出産・育児に関する個別相談にも対応しており、年間の相談件数は160件を超えました。やはり制度理解や申請の関連で、「ざっくりと概要をおしえてほしい」「自分の場合だったらどうなるの」というものがもっとも多いですね。
限られた時間のなかで必要な情報を手に入れ、個別具体の状況を加味して「自分とって最適な」育休のとり方を知りたい。復帰後の働きかたにも漠然とした不安がある。
そんな気持ちに寄り添って相談対応しています。
聞けば誰かが教えてくれる。心強い存在の、パパママコミュニティ
子育て支援において重要なのは誰もが平等に情報アクセスができ、相談しやすい体制や雰囲気をつくることだと考えています。
「子育てなんでも窓口」で個別相談できることに加えて、「パパママコミュニティ」もつくって、先輩パパママにあれこれオンラインチャット上で聞いたり相談ができる場と雰囲気を醸成しています。
現在のメンバー数は約300名。
まず、社内でよく名前を耳にするパパママの皆さまにお声がけして5人程度のチームをつくりました。
オンラインチャットの出入りは自由、育児に関する愚痴もOKなど、なるべくハードルを下げた運用ルールを記載し、子育て相談窓口から動線を作りました。
はじめは、参加者の自己紹介から始まったのですが、自己紹介の中のお子さんのエピソードなどに別の参加者がコメントしはじめ、自己紹介ではなく質問を主とした投稿が多く立ち上がり始めました。
ひとつ投稿がたちあがると、その日のうちに5~10件のコメントがつき、それをみた参加者がまた別の投稿をする、といったサイクルができ、今に至ります。
子育てといっても様々な世代があり、画像のよう多種多様な相談が投稿されています。
「育休中に自分がやるべきことを教えてください」といったプレパパからの投稿や、小中学生の塾・教材選びの質問などもありますね。
同じ会社に勤める者同士、安心して聞ける雰囲気のなか、他部署のメンバーとナナメのつながりをつくる機会にもなっていますね。ロールモデルとなるひとと出会えたり、悩みを打ち明けられる場所となればいいな、と思いコミュニティを運営しています。
一年を締めくくる全社納会において、趣味チャンネルとして配信された「パパママ納会」では育児に奮闘する従業員のリアルボイスもお届けしました。
生後5ヵ月~高校生までのお子さんをもつ従業員や外国籍のメンバー、役職者が登壇。事前にアンケートを取って集計した「気になるランキング」上位に挙がった、教育費や生活費・買うべき育児グッズ・子どもの健康などをそれぞれの視点から語りました。
こうした社内発信を通じて、SHIFTには育児仲間がいるという心強さを感じてもらうことが大事。
私たちSHIFTの子育て支援は、目立った制度があるというよりも4児の父でもある代表の丹下からのメッセージや、社員の子どもに向けたイベントなどによる「育児しながら働きやすい」風土づくりに特徴があると思います。
社内のどんなシーンを切り取っても、SHIFTでは男性・女性といった言葉を枕詞にすることはありません。
メンバーには、自らの意志でキャリアをつくる、という志をもってほしい
「急に子どもが熱をだした」「来年は小学校にあがるので生活リズムに変化が起きる」など、多くのワーキングペアレンツが直面する突発的・恒常的な時間に関する問題。
この「時間」についてSHIFTは非常に柔軟です。例えば勤務時間の繰り上げ・繰り下げや時間単位での有給取得はもちろん、育児を理由にした短時間勤務は子が小学校5年生まで可能です。
そもそも社内で産育休に入る従業員が増えているという経年データをもとに、短時間勤務のルールを作りました。
その時点で、短時間勤務をしている人はすでに存在していましたし、当時小学校入学始期までのルールだったため、期限ギリギリに迫っている方もいました。
自分自身が子どもを持つと、小学校入学以降、短時間勤務ができない状態で業務をするという大変さは容易に想像がつきます。
今後、同様に仕事と育児の両立にあたり窮地に立たされる方も増えてくると想定し、短時間勤務の延長の提案をする流れとなりました。
ルールで縛るというより自由に行動できるわが社ですが、その裏には当然、「自分で決めたことに責任をもつ」という意味もあります。
ここでいう自己責任とは、自分自身のキャリアを見据え、周りと協働し、どうサポートしてもらいたいか自分の意志を伝えることまでを含めています。
子どもがいるからキャリアを積めない、は固定概念だと私は思っています。
キャリアを積みたいという意思があって、「では、家庭内含めてどうやって周りと関係を作り時間や体力を確保していくのか」を考えていく。
これまで整備してきたものは、従業員の皆さんが自分のキャリアを自分のものとして「柔軟に」考え、実現していただくための土台作りと思っています。
いつか子どもが巣立った自分の将来までを考えながら、SHIFTでいきいきと毎日を過ごしてもらえるように、これからも人事としてできるだけの支援や風土を醸成していきたいと思っています。
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