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Salesforce認定資格「認定アソシエイト」をオンライン受験してみた

ごあいさつ

こんにちは。カスタマーサクセス部 SalesforceグループのTです。
オンラインでSalesforce認定アソシエイトを受験したので、試験に向けた準備などのあれこれをまとめました。
これからSalesforce認定資格の取得を初めて目指す方にとって、少しでも参考になれば幸いです。

執筆者プロフィール:T
4年前に認定アドミニストレーターとPlatformアプリケーションビルダーの資格を取得したものの、ずっと別製品のSEを担当してきました。
忘れかけているコア製品の復習のために認定アソシエイトを受験し、無事合格しました!
試験の最後のボタンを押す瞬間のドキドキがたまらない・・・

Salesforce認定アソシエイトとは

どんな資格?

2023年2月より開始された、Salesforceのユーザーとしての経験が0~6ヶ月程度の方を対象とした資格です。
認定アソシエイトはSalesforceの基礎的な知識が求められるもので、試験に向けた学習を通してSales Cloud・Service Cloudのユーザー目線の操作や、システム管理者との会話に役立つ知識が身につくと思います。また、様々なSalesforce製品の概要を捉えることもできます。技術的な専門知識は必要ありません。
他のSalesforce認定資格と違って、受験料が低く、不合格時の再受験が無料なので、初心者でも挑戦しやすい資格ではないでしょうか。試験に慣れる練習としてもおすすめです。

受験ガイド

試験範囲などの詳細情報は、公式の受験ガイドで確認できます。推奨の自習教材も紹介されています。
認定アソシエイト受験ガイドはこちら

試験の準備:アカウントの作成と紐づけ

学習用のアカウント作成

Salesforceが提供している無料のオンライン学習ツール「Trailhead」を利用するために必要な「Trailheadアカウント」を作成します。
Trailheadアカウントの作成はこちらから

試験の申込・受験用のアカウント作成

試験の申込/受験に必要な「Webassessorアカウント」を作成します。
こちらの画面右上からアカウントを新規作成します。

アカウントのリンク

作成した2つのアカウントをリンクして、資格情報を連携させます。リンクの方法はこちら
この作業は後からでも大丈夫ですが、忘れないでください。
アソシエイトよりも上位資格では、定期的に資格の更新があります。Trailheadで更新モジュールを完了すると、Webassessorでも資格のステータスが更新されます。アカウントがリンクされていないと、ステータスが更新されずに資格を失効してしまうので、ご注意ください。

ちなみに、Webassessorアカウントで登録するメールアドレスには、受験票・試験結果など資格関連のメールが送付されます。
試験に合格すると、認定証や認定ロゴのダウンロード案内がメールで送付されます。
登録メールアドレスの変更時、変更前のメールアドレスが使用不可になる場合は、合格時のメールを新しいメールアドレスへ転送しておくと良いです。

学習方法

Trailheadを使った学習

受験ガイドで紹介されているTrailheadのTrailmixとモジュールを軸に学習します。各単元の中で紹介されている関連バッジもしっかりと学習しましょう。
Trailheadの説明文や試験問題の中に、架空の企業名や人名がたびたび出現します。 初心者の方は、Salesforce用語と区別できるように、Salesforceの概要・用語・画面上の場所を大まかに把握するところから始めると良いと思います。

ハンズオンチャレンジTips

気を付けること

Trailheadのハンズオンチャレンジでは、設定の変更やパッケージ等のインストールを行います。
そのため、作業対象をハンズオン組織とSalesforce本番組織を間違えないように気を付けてください。
操作に慣れるまでは、本番組織からログアウトしてからハンズオン組織を起動するか、Trailhead用にブラウザのユーザーを作成するなどして本番組織と環境を分けると安心です。

クリアできないときは

設定した内容は間違っていないのにクリアできない場合は、Playgroundを新しく作り直し、言語設定を英語に切り替えて再実施すると上手くいくことがあります。
何度チャレンジしてもクリアできない時は、後回しにしても大丈夫です!
実現したいことのために、どこで何をすればいいのかを理解できれば問題ありません。

受験方法:オンサイト or オンライン

試験会場で受験するオンサイトと、自宅等から受験するオンラインの2つの受験方法があります。
試験の申込はWebassessorにログインして行います。
土日に受験する場合、オンサイトだと希望する時間・会場の予約が取りにくいですが、オンラインは予約可能な時間の幅がとても広く、予約しやすいと感じました。(深夜・早朝でも受験できます)

オンライン受験は、使用するPCなど受験環境を自分で用意します。
試験ツールの事前インストールが必要で、セキュリティソフトの停止などの要件があります。また、カメラとマイクも必要なので、ご自身の環境でオンライン受験ができるか確認しましょう。
オンラインで受験する際の手順や注意事項など、詳細はこちらからご確認ください。

まとめ

今までオンサイトで受験していましたが、緊張しやすい私にとって慣れない場所での受験は、いろいろなものとの闘いでした。でも、オンライン受験だと移動することもなく自宅で落ち着いて臨めるので、とても良かったです。
また、私の場合、何のトラブルもなく受験できましたが、オンライン受験のガイドラインや体験談などを参照して、試験中に発生するイベント(?)情報を収集しておくと、慌てないで済むと思います。

今回ご紹介した認定アソシエイトは、技術的スキルの証明にはなりませんが、これから挑戦していく方のスタートとして取り組みやすいと感じました。
Salesforceを始めたばかりの方だけでなく、しばらく遠ざかっていた方も、是非チャレンジしてみてください!

PHOTO:UnsplashChristina @ wocintechchat.com