<~2015>テストスクリプトの内容を可視化する試み
株式会社SHIFTは、ソフトウェアの品質保証・テスト専門の請負をやってます。もちろん、テスト専門なんて謳ってるくらいなのでCIにも関心が高く、社内でもR&Dを進めています。今回は、CIに関する取組を紹介させていただこうかなと思います。
ウチの会社ではCATというテストの進捗管理ツールを自社開発しているのですが、これは、現在エクセル(あるいは紙)ベースで行われているテストを全部WEB上でやってしまって、その結果を自動的にリアルタイムで集計しようぜ、というツールです。
こんなイメージです。
本題
さて、社内ではこのCATとJenkinsの連携させています。
まず社内のQAエンジニアがテストケースの作成を行い、そのテストケースに基づいてテストスクリプトを作成します。
テストスクリプトができたら、それらをテストスイート単位でJenkinsのジョブと紐付け、そのジョブをさらにCATへと紐付けていきます。CATはテストスイート単位で表示されるので、一画面分のテストケースと一テストスイート分のスクリプトが、Jenkinsを通して紐付くことになります。
ここで、「テストスクリプトを実行する」の右の「実行」ボタンを押すと、今表示されているテストスイートと紐づいているJenkinsのジョブがビルドされ、テストスクリプトが走り、その結果が、Jenkins及びCAT上の各ケースに反映されるようになっています。
こうすることで、テストスクリプトの内容を定性的に可視化し、スクリプトやソースコードの読めない人(たとえばクライアント様)でも、テストスクリプトによるテストの実行結果・進捗が詳細にわかるようになっています。
ちょっと中まではあまり明かせないのですが…こんな感じのことをやりつつ、CIやテスト自動化の普及にもチカラをいれています。
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