BIツールとの出会い|Salesforce認定有資格者の経験談
ご挨拶
こんにちは。
株式会社SHIFTでSalesforceの導入や定着支援、業務改善のコンサルティングなどを行なっております、大久保と申します。
前職でSalesforceやBIツールに携わったことがきっかけで、もっと本格的にやりたいなと思って2022年6月に転職し、早いもので8か月が過ぎていました。
今回は私がSHIFTに転職するきっかけとなった「BIツール」との出会いについて、お話したいと思います。
BIツールとの出会い
私が初めてBIツールに触れたのは2017年。
当時、とあるお客様先へ常駐してお仕事していたのですが、まったくそのようなものとは関わりのない業務内容でした。
ある日、自身の業務が落ち着いていたので他事業部のお仕事がお手伝いできないかとウロウロしていたところ、呼び止められました。
「SalesforceデータからBIツールで営業部のダッシュボード作ってみない?」と。
なんとなく面白そうだったので「やります!」と即答したのはいいものの、それまでEXCELでグラフなどを作る程度でBIツールなるものは触ったこともないどころか「BIってなに?」状態で、Salesforceも存在は知っていましたが実際に触ったことはありませんでした。
BIツールって?
まず「BIってなんだろう」ということで、調べました。
BI=Business Intelligenceの略で、ビジネスに関するインテリジェンス、すなわち事業上の意思決定のために情報を分析して得られる知見およびそれを得る機構である。
(参考資料:https://ja.wikipedia.org/wiki/ビジネスインテリジェンス)
ということで、BIツールとは企業が持っている様々な情報(データ)を可視化、分析し意思決定を支援するためのツールということでした。
以前は、主にIT部門などスクリプトが書けるなど専門知識を持った人が作りこみを行う「従来型BI」と呼ばれるもので操作も難しかったのですが、近年は「セルフサービスBI」と呼ばれる専門知識を必要としない、視覚的操作で作成できるものが主流となってきています。
(参考資料:https://boxil.jp/mag/a7470/)
BIツールでできること
ビジュアライゼーション
データを見やすく可視化する機能です。
集計データを直感的に判断しやすい最適なグラフや図で表示することでデータから得られる情報のキャッチアップがしやすくなります。
データの分析
従来は専門知識が必要とされる分析を行うことができます。主な分析は以下です。
レポーティング
データはBIツールのダッシュボード上で確認する以外にも、Excel、Wordなどのファイル変換をする機能です。
手作業で行っていた集計やレポーティングの手間が軽減できます。
(参考資料:https://www.tableau.com/ja-jp/learn/articles/what-is-bi-tool
https://data.wingarc.com/what-is-bitool-6123)
とりあえず作ってみた
なんとなくわかってきたので、 Salesforceにどのようなデータがあるかを見て、BIツールの基本的な操作方法を調べたり聞いたりしながら作ってみました。
その結果、データから作れそうなものを詰め込んで、スクロールしないと納まりきならいレベルになりました。
が、そこまで作ってみたところで、疑問が。
「何のために作ってるんだっけ?」
目的があいまいなまま、作ってしまっていたんです。
本質を忘れていました。
BIツールは”ツール”、あくまで道具です。
大事なのは「誰が何のために使うデータ?」ということでした。
大事なのは「誰が使うのか」「なんのために作るのか」
大事なことは”ユーザー目線”。
すぐにユーザーである営業部の方々にヒアリングを行いました。
誰が見るデータなのか
何のために使いたいのか
課題はなにか、どのような情報がほしいのか
ヒアリングを行ったことで方向性が見え、まずは指標を決めることができ、そこから試行錯誤を重ね、どうにかスッキリ見やすいものが作ることができました。
目的をきちんと定め、逸れずに行うことは大切だと改めて実感。
最後に
このお仕事から私はSalesforceやBIツールに興味を抱き、もっと携わりたいと強く思うようになり、ご縁あって今はSHIFTのSalesforceサービスチームにいます。
Salesforceはもちろん、BIツール関連の導入や定着支援などを行っていければと思い勉強の日々。
BIツールは年々導入数が増加していますが、一方で社内で利用が定着しないという話も聞きます。
そんな方々のお役に立てるようこれからも精進して参ります。
次回は、BIツールと出会った頃のお話「設計編」をお話したいと思います。
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