時間管理術|ポモドーロテクニックを活用してテスト実行してみた
はじめに
こんにちは。QAエンジニアの松本です。
私は、昨年に第二新卒としてSHIFTに入社し、業界についてまだまだ知らないことだらけの中、てんやわんやと業務に取り組んでいます。
私が所属する案件のチームでは、生産性の高いスタイリッシュなチームを目指すための取り組みを、試行錯誤しながら実践しています。 その取り組みについて「#目指せスタイリッシュチーム」というハッシュタグを付けてブログで発信しています。
前回は、チームビルディングの一環としてストロータワーに挑戦しました。チームビルディングについて興味のある方はこちらも是非読んでみてください。
今回は、時間管理術の1つである”ポモドーロテクニック”をテスト実行に用いてみたので、実践した内容をまとめたいと思います。
|ポモドーロテクニックとは
ポモドーロテクニックとは、「25分間作業する→5分間休憩する」のサイクルを繰り返す時間管理術です。
この進め方は集中力と生産性を高め、効率よく仕事や勉強を進めることができると言われています。
人が集中している時に分泌される脳内伝達物質は、15分~20分でピークに達しそこからは下降していくため、25分に1度の休憩が効果的と判断されたそうです。
ちなみに、ポモドーロとはイタリア語で「トマト」という意味を持ち、考案者がイタリア出身でトマト型のキッチンタイマーを使っていたことが名前の由来となっています。
↓こういうの
|ポモドーロテクニックのやり方
ポモドーロテクニックの具体的な進め方は以下の通りです。
取り組む作業をリスト化する
リストの作業を1ポモドーロに分割する
タイマーを25分にセットし作業に集中する
タイマーが鳴ったら作業終了しリストの完了した作業にチェックをする
5分の休憩を取る
「25分間作業する→5分間休憩する」のサイクルを1ポモドーロと呼びます。
25分間の作業中は、そのタスクに集中し他のことはしません。
また、5分間の休憩では一切作業せずリラックスすることがポイントです。
|テスト実行に取り入れてみよう
設計書ごとに担当を割り振っていたので、まず担当するテストを実行する際に必要なタスクを個人ごとに洗い出しました。 さらに、そのタスクを25分間でやるならどこまでできるか考えながら分割していきます。初回の見積だったので、普段の作業時間をイメージし分割。
ここまで完了したら、ポモドーロテクニックでのテスト実行を開始!
ポモドーロタイマーというのがあったのでそれを準備してセット⏰
今回は、3ポモドーロ実施しました。
1ポモドーロ
予定していたタスクは余裕を持って完了。
休憩時間になっても作業の話をしてしまいあっという間に5分終了。2ポモドーロ
2ポモドーロ目も予定タスクは完了。
次は作業の話をせず雑談をして終了。3ポモドーロ
想定より時間がかかり、予定タスクが若干残る。
休憩時間も残ったタスクの話をして3ポモドーロ目が終了。
2ポモドーロまでは予定タスク完了、3ポモドーロでは未完了という結果になりました。
|ポモドーロテスト実行振り返り
3ポモドーロ実施してみて、感じたことをチームで共有しました。
実行中手を止めずに進めるので、スムーズにケースが消化できて良かった!
通知やチャットが稼働していないか等が気になった…
休憩時間も目の前にPCがあったらなんやかんや言って作業しちゃう
「25分」で実行するのに適したケースってどのくらいなんだ…?
集中して実行できたのは良かったねというのは共通の意見でした。
そして上記意見をもとに、次に取り組むことを以下の通り出しました。
想定より時間がかかる作業だった場合、分割作業の見直しを行う!
通知やチャットを確認する時間は分割するタスクの中に含めておく!
休憩時間は物理的にPCから離れ作業しない環境を作る!
「25分」に適した実行ケースを精緻化する!
具体的には、テスト内容ごとに設計書を分類し、実際に25分で消化できたケース数を記録することで、25分で消化できるテスト内容とケース数を明確にしていこうという話になりました。
また、通知やチャットについては上記方法の他、ポモドーロの実施中は通知を切っておいて、ポモドーロ終了後に対応するというのもお勧めの方法として挙げられていました。
まとめ
私達の場合は、作業を25分に分割する際に事前準備が必要な点もあったため、改善していきながら引き続きポモドーロテクニックを活用し、より生産性の高いチームを目指していきたいと思います!
今回、ポモドーロテクニックに着目したきっかけは、私が勉強会で聞いた「ポモドーロテクニック」についてチームメンバーに共有した際、テスト実行に使えるんじゃないか?という話になり、実践してみることになりました。
長時間テスト実行しているとだんだん集中力が落ちている気がするなぁ…と感じているそこのあなた。
黙々と進めがちなテスト実行ですが、いつもと違う実行方法で、生産性や集中力のUPを図ってみるのも良いのではないでしょうか。
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