2023年8月 CAT4.18.711 衝撃の使いやすさ、生まれ変わったテストのカスタムフィールド機能
はじめに
こんにちは。CAT 開発室・石井優でございます。
SHIFTの中でCATを専任で開発している本グループ内にて、ユーザーサポート・要件抽出などを担当しております。
弊社のテスト管理ツール「CAT」について、ユーザーの方へ説明しているとき、「え、こんな機能もあったの?」「こういう使い方もできるかも・・・」といった声をいただくことがあります。
CATには、テスト実行やプロジェクト管理を効率化する機能が多数ありますが、たしかに隠れて気づきにくい機能も多くあります。
そこで「それ知らなかった!」「早く言ってよぉ~~~」と言われるような便利な機能や活用方法を紹介することにしました。
現在ご利用中の方、これからご利用予定の方も、CATの機能と活用のイメージをもっと深く知ってお役立ていただければ幸いです。
統合型ソフトウェアテスト管理ツール「CAT」について 現在SHIFTが提供するCATとは、テストの実行管理に主眼を置いた正式名称「CAT TCM(Test Cycle Management)」という製品を指します。ケースと実行結果・エビデンスの管理、及びプロジェクトの進捗管理や品質分析を担うツールです。詳しいご紹介はぜひ製品HPをご確認ください。
CAT4.18.7 テストのカスタムフィールドが生まれ変わりました
今までちょっと物足りなかった感じがあったテストのカスタムフィールドですが、このバージョンで操作のしやすさから利用の方法までを大きく変えました。まるでコンビニのおにぎりのリニューアルみたいなタイトルをつけてみたくなるほどです。
そもそもテストのカスタムフィールドって何?
カスタムフィールドは、登録されているテスト仕様書に対して特定のタグを付与する機能です。これにより、テスト仕様書に「担当チーム」「レビュー状況」「設計担当者」などを設定できます。
今まではこのカスタムフィールドを、テスト管理画面や詳細進捗のフィルタリング・グルーピングぐらいにしか活用できませんでした。今回の更新で、活用の幅がぐっと広がりました。
何が変わったの?その1「設定がしやすくなった」
複数のテスト仕様書を選ぶと、プロパティを押すだけで変更したいフィールドを選んで設定できます。これまで変更したいフィールド以外も設定されてしまっていたので、設定の手間が減りました。
さらに、設定ボタンからマスターの登録もすぐにできるようになりました。属性が足りない時に、この機能は非常に便利です。
何が変わったの?その2「課題に紐づいているテスト仕様書のカスタムフィールドを表示・活用できる」
課題管理の一覧画面で、課題に紐づいているテストのカスタムフィールドを表示できるようになりました。例えば「テスト担当グループ」を設定すると、担当グループごとに課題の一覧を表示できます。報告課題の再テストが必要な課題の探索などにとても便利です。
何が変わったの?その3「進捗グラフをカスタムフィールドでフィルタリングができる」
全体進捗のグラフをこのカスタムフィールドごとにフィルタリングが可能になりました。特定のチームの進捗だけを時系列で見ることができます。
また進捗の単位を追加・変更したいときは、カスタムフィールドの設定で行える点がこの機能の強みです。
何が変わったの?その4「テスト集計をカスタムフィールドをキーにできる」
未レビューのテストケースがどれだけあるかなど、カスタムフィールドを使って集計ができるようになりました。
担当チームごとの進捗とそのステータス内訳も見ることができます。
カスタムフィールドの強みは「あとからでもテスト仕様書に付与できる」点にあります。このフレキシブルな機能をぜひ、あなたのプロジェクトでお試しください。
次回も引き続き、一段階深く利用するためのヒントをお届けいたします!
※本記事は2023年8月時点の仕様を元に記載しています。記載後のバージョンアップにより、上記の説明した仕様と異なる場合があります。
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