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CAT こんな機能もあったの?! プロジェクト内のレポート・通知をスマートにする機能集1

こんにちは。CAT 推進グループ・石井優でございます。

SHIFTの中でCATを専任で開発している本グループ内にて、ユーザーサポート・要件抽出などを担当しております。

弊社のテスト管理ツール「CAT」について、ユーザーの方へ説明しているとき、「え、こんな機能もあったの?」「こういう使い方もできるかも・・・」といった声をいただくことがあります。

CATには、テスト実行やプロジェクト管理を効率化する機能を多数ありますが、たしかに隠れて気づきにくい機能も多くあります。

そこで「それ知らなかった!」「早く言ってよぉ~~~」と言われるような便利な機能や活用方法を紹介することにしました。

現在ご利用中の方、これからご利用予定の方も、CATの機能と活用のイメージをもっと深く知ってお役立ていただければ幸いです。

現在SHIFTが提供するCATとは、テストの実行管理に主眼を置いた正式名称「CAT TCM(Test Cycle Management)」という製品を指します。ケースと実行結果・エビデンスの管理、及びプロジェクトの進捗管理や品質分析を担うツールです。詳しい紹介はぜひ製品HPをご確認ください。

[CAT製品HP]



「レポート・通知」におけるそれ知らなかった!

CATにはプロジェクトの進捗情報や発生している課題の情報をさまざまなチャネルで 共有する機能があります。メール・チャット・Wikiツールなどを駆使してプロジェクトメンバー間で、プロジェクトの情報をいち早く共有する機能を紹介します。

メールレポート機能


プロジェクト内のテストと障害の状況についてメールでレポートできます。送信のタイミングと送信する内容についてカスタマイズすることでプロジェクトにあったレポートメールを作成、送信できます。

[メールレポートの例]

送信するタイミング
・自動:設定した送信時間に自動で送信
・手動:ダッシュボード画面からメール送信ボタンを押して送信


メールに含むことができるコンテンツ
・自由な文書
・工程名や案件期間といった 固定情報
・プロジェクトサマリ

テストの進捗やサマリ情報


課題のサマリ情報や課題発生率

本日発生した課題

全体進捗のグラフ(ライン・積み上げ、クラウド版のみ)

レポートの設定の詳しい方法はこちら


Slack・Teams連携


メールレポートの他にもSlackやTeamsのチャンネルに 通知をする機能があります 。メールレポートは少しタイミングや内容が異なりますが、テストのチームワークを高める 強力な機能です

[Teams通知の例]


通知する内容
・テスト仕様書の完了
・課題の登録変更
・プロジェクトのレポート

Slack・Teams連携の詳しい方法はこちら


課題の通知機能とメールでのフィルタの例

CATの課題が登録・変更された際、メールを送付できます。メールの送信は以下のタイミングで行われます。


タイミング
・ 課題が登録された時
・課題が編集モードで編集され登録されたとき
・ 参照モード上で課題のステータス担当者が変更されたとき
・コメントが登録・変更されたとき

送信する先
・担当者・報告者に設定されたメンバー
・シェアに登録されたメンバー(一度、担当者・報告者に設定されるとシェアに自動的に登録されます)

誤ったコメントを登録してちょっと編集する際、通知をしたくない場合もあると思います。この場合は更新を通知するチェックボックスをはずしてコメントを登録してください。

また、一度担当者や報告者になった課題については、担当者が変わっても変更の通知を受け取ります。もし自分が担当していない課題の通知をフィルタしたいという場合、メールソフトのフィルタ機能を以下の様に設定すると効果的です。

フィルタ条件と動作:以下の条件に合致するメールを別フォルダへ移動する

送信元:

件名:"[(プロジェクト名) :” を含む

本文:"担当者 : (担当者名)"を含まない

通知に関する詳細はこちら


外部参照URL機能

CATで参照できるグラフは 基本的にすべて外部参照機能を有しています。外部参照機能を利用するとURLが発行されます。このURLはCATにログインしなくても参照できますのでCATに権限のないメンバーでも確認できます。

また Confluenceや RedmineのWikiエクステンションなど iframeをサポートしたWikiツール にiframe機能で埋め込んでおくと、Wiki上ににCATのグラフを表示できます。こういったコミュニケーションツールを開発チームのダッシュボードとすることも 可能です

外部参照URLの利用方法はこちら


いかがでしょうか。それぞれの機能についてぜひご活用いただき 日々のテスト管理を効率化していただければ幸いでございます。

次回も引き続き、隠れた お役立ち情報をお届けいたします。それではまた!

※本記事は2021年10月時点の仕様を元に記載しています。記載後のバージョンアップにより、上記の説明した仕様と異なる場合があります。


■あわせて読みたいCATシリーズ
《全5話》CATの原点と機能開発の変遷

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執筆者プロフィール:石井 優
倉庫事業企業のシステム部門にて、基幹システムの開発・保守・導入及び大規模基幹システム移行への参画を経験し、2015年SHIFTへ入社。
CAT開発チーム内でユーザーサポートとして、ユーザーと開発メンバーのブリッジを行いユーザーの課題分析や新機能提案などを日々実施している。

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