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忙しい年末こそ効果的!日々のコミュニケーション改善術


はじめに


こんにちは!株式会社SHIFT(以下SHIFT)の能力開発部で、コミュニケーション&リーダーシップ教育を担当している岡田洋輔(ようさん)です。

今年も師走がやってきましたね。何かと慌ただしいこの季節ではありますが、「今年一年、どんなコミュニケーションをしてきただろう」と振り返る時間を作るのも良いかもしれません。

年末は一年の締めくくりと同時に、新しい年への準備期間でもあります。


忙しい毎日の中で、ほんの数分でも自分のコミュニケーションを振り返るだけで、驚くほど多くの気づきを得ることができます。そして、その小さな改善の積み重ねが、翌日、そして翌年のコミュニケーションを劇的に変える力を持っています

だからこそこの絶好のタイミングで、自分自身の対話や態度を見直すことで、新しい自分を迎える準備を始めてみてはいかがでしょうか。

自分に問いかけてみる


振り返りの一歩として、こんな質問を自分に投げかけてみると効果的です。


Q. 今日、相手の話をしっかり聞けたかな?

日常会話や仕事の場で、つい自分の考えや話したいことを優先してしまうことはありませんか?仕事や家事に追われていると、相手の話を「聞いているつもり」になりがちです。師走の慌ただしさの中では、特に相手の話を聞く余裕がなくなりがちですよね。

例えば、年末の家族との買い出しや、仕事の締め切り間際に忙しくしているとき、「相手の話をしっかり聞けていたかな?」と感じたことはありませんか?こうした振り返りをすることで、忙しさに流されず、より思いやりのあるコミュニケーションが取れるようになります。


Q. 自分の言葉は相手にどんな印象を与えただろう?

たとえば、疲れた声や急いだトーンが、相手に冷たい印象を与えてしまうこともあります。日々の(特に年末の)あわただしさの中で、意識せずにきつい言葉を使っていなかったか、少しだけ思い返してみてください。どんな言葉や態度が相手にポジティブな影響を与えたかを振り返ると、次回の会話で意識が変わってくるはずです。


Q. 別の方法で伝えたほうがよかった場面はあったかな?

年末の忙しいプロジェクトや、家族との年越し準備でコミュニケーションにズレが生じることもあるでしょう伝え方を少し工夫するだけで誤解を防げた場面があるかもしれません。

それを責めるのではなく、「次はこんな風に言い換えてみようかな」と前向きな視点で振り返り気づくだけでも、次のコミュニケーションに活かせる重要なポイントとなります。

こうした問いは単なる反省ではなく、未来の自分を成長させるための投資です。たとえ完璧な日でなくても、「この部分は良かった」とポジティブな面を見つけることが、何より大切です。

振り返りのメリット


忙しい時期に振り返りの時間を取るのは大変に思えるかもしれませんが、その効果は大きいものです。


1. 成長の実感が自信になる
振り返りを習慣化することで、自分の小さな進歩に気づくことができます。「あのときは相手の話を遮ってしまったけど、今は最後まで聞けるようになった」といった小さな成長を見つけられると、次に向けた自信とモチベーションが湧いてきますよね。


2. 感情のコントロールが上手になる
忙しい師走に限らず、日常の中で感情のコントロールは大切です。自分が怒りや焦りをどのように表現してしまったのか振り返ることで、同じ状況に次回直面した際、より冷静な対応ができるようになります。


3. 人間関係が深まる
特に家族や親しい友人との関係において、年末年始に改めて大切さを感じることはないですか?これまでの会話を振り返ることで、相手の気持ちに寄り添った言葉や態度をより意識できるようになります。「もう少しありがとうを伝えてもよかったな」と気づくことが、人間関係をより良いものにしてくれます。

効果的な振り返りの方法


「振り返る」といっても、難しく考える必要はありません。以下の方法を参考に、自分に合った形で取り組んでみてはいかがでしょうか。


1. 一日の終わりに時間を作る

忙しい時期だからこそ、夜寝る前の5分を使って、今日のコミュニケーションを軽く思い返してみると良いでしょう。「今日はどんな良い会話ができたかな?」とポジティブな側面からスタートすると、振り返りが楽しくなります。


2. ノートに書き出す

頭の中だけで振り返るのではなく、気づいたことをノートやアプリに書き出すことで、より具体的な気づきが得られます。師走のスケジュールが詰まっている人は、箇条書きでも構いません。「嬉しかった言葉」「少し改善したい場面」「こんな言葉が役に立った」などシンプルなメモから始めてみると良いでしょう。


3. 質問を定型化する

自分に問いかける内容を「今日のベストな会話は?」「次回、同じ状況が起きたらどうする?」など定型化しておくと、効率的に振り返りができるのでおススメです。

振り返りを続けるコツ


振り返りを継続するためには、無理をしないことが大切です。特に、忙しさに拍車がかかる師走のこの時期には、実践しやすい方法を取り入れることが成功の秘訣です。以下のコツを参考にして、振り返りを楽しく、そして習慣化していくことをオススメします。


1. 無理のない頻度で始める

毎日続けるのが難しい場合は、まずは週末だけでもOKです。師走は忙しい時期なので、「年末の数日間だけやってみよう」と短期間の目標を設定するのもおすすめです。そして、「今日は忙しくて相手の話を途中で遮ってしまったな」と気づくことがあったとしても、次の日に改善すればいいだけです。完璧を求めすぎないことが、長く続けるコツです。


2. ポジティブな視点を持つ

振り返りは、自分を責める時間ではなく、自分を応援するための時間です。振り返りは、必ずポジティブな要素を含めましょう。「今日は感謝の言葉を伝えられた」「笑顔で会話ができた」という成功体験を意識するだけで、次回の会話への意欲が湧いてきます。


3. 変化を記録して振り返る

振り返りを数日間続けた後に、最初に書き出したメモを見返してみてください。「少しずつ改善している!」と実感することで、さらに習慣化が進みます。

師走のこの時期に、自分が1年間でどれだけ成長したかを記録から見返すのは、とても特別な体験です。それは、来年の自分への励みとなり、振り返りを続けるモチベーションにもなります。もし今まで振り返りをしていなかったという方は、ぜひこのタイミングで始めてみてはいかがでしょうか。

振り返りが生む新しい自分


年末は、新しいスタートへの準備をする絶好の機会です。忙しいこの時期こそ、少しだけ立ち止まって、自分の言葉や態度を振り返る時間を作ってみてはいかがでしょうか。来年のコミュニケーションをより良いものにするための土台が、この数分の時間で築かれます。

振り返りは決して「反省会」ではありません。むしろ、今年の自分を褒めて、来年の自分に期待するための前向きな時間です。

新しい年、新しい自分が待っています。師走の忙しさの中で、そんな「未来への準備」を楽しんでみましょう!

今年もお疲れさまでした!

P.S.
もし少しでもお役に立てることがあれば、「スキ」をもらえると嬉しいです!

ひとりでも多くの方に届きますように。


執筆者プロフィール:岡田洋輔(ようさん)
現在急成長中、可能性に溢れるSHIFTの能力開発部でIT業界にとどまらない『人間力』にフォーカスしたコミュニケーション/リーダーシップ教育を担当。Made in SHIFTの知識が世界のスタンダードとなるように、日々邁進中。モットーは「コミュニケーションを通じて、人生にポジティブなインパクトを」。

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出典元:イメージ画像はChat GPTにて作成