新しい環境でがんばる「キミ」に伝えたい、5つのアイデア|SHIFTのブログリレーDAY20
ーこの春、頑張るあなたを応援したい!ー
こんにちは!SHIFTの公式note「SHIFTグループ技術ブログ」編集部です。
この春、新社会人になられた方や、転職など新天地でのスタートを切られた方など、今を頑張るすべての方へ(勝手に)エールを贈りたい!
今自分たちがもっているノウハウや経験を、書いてつないで、頑張るあなたに届けたい!そんな、“おせっかい心”から生まれた企画です。
・GW明けから勝負本番!良いスタートダッシュを切りたい!
・新人扱いしてもらえる今のうち!やっておくべきことは?
・みんなが優秀に見える・・・これから大丈夫かなあ。
そんなさまざまな気持ちに、社会人の仲間として、ときには少し先輩として、SHIFTの公式ブロガーたちが全力であなたに伴走します。
少しでも、今を頑張る方の前へ進む力になれますように。
みなさまにご一読いただければ幸いです!《開催期間:5/1-25》
▶DAY20 本日はよこちらの記事!
『新しい環境でがんばる「キミ」に伝えたい、5つのアイデア』
◀◀◀DAY19
ChatGPTで指示待ち人間から指示出し人間へ(立野)
はじめまして
ブログをご覧のみなさん、はじめまして。株式会社SHIFTのコンサルティング部に所属している「かげやん」です。
社会人になってもうすぐ20年が経とうとしていますが、実は今年の4月にSHIFTに転職してきたばかりですので、皆さんと同じ「フレッシャーズ」です。また、4月から長男が小学生に、長女が保育園児になり、我が家はピカピカの1年生ぞろいです。
ほら、さわやかなフレッシャーズ感がただよってきましたね!
本日のお題について
みなさん就職されて1ヵ月が経ちましたが、いかがですか?あまりもの情報量の多さに、もう4月のことが思い出せないのではないでしょうか?もしそうだったとしても、安心してください。みんな一緒です。なぜなら僕がそうだからです。
とはいえ、何もわからなかった、全員同じスタートラインだった4月と違い、5月からは、環境や習慣、意識の持ち方など、内的要因・外的要因によって獲得・樹立する「能力」に差が出始める頃でもあり、悩みに直面することもあろうかと思います。
そこで今日は、僕が普段から子どもに言い聞かせている、新生活を楽しく過ごすための5つのアイデアを、参考書籍とともにご紹介したいと思います。 学校でも職場でも集団生活であることに変わりはなく、色んな人がいますので日々何か起きるものです。 改めて整理してみると共通することが多いので、みなさんの新生活を彩る一助となれば幸いです。
1.げんきにあいさつしよう(同期と差をつけたいキミに)
お客様とのWeb会議では、「ビデオオフ、マイクオン」が一般的ですが、異様な光景として目に映ったのではないでしょうか? 対面と違ってリモートの場合、目線や表情、身振り手振りといったノンバーバルコミュニケーションはほとんど使えないため、「声」で印象が決まるといってもいいでしょう。
どうすれば・・・?と不安に思ったあなた、安心してください。会議に出ている相手も同じ土俵です。「元気」に「ハキハキ」と挨拶するだけで、「なんだか仕事ができそうな人だな」と相手に思わせることができます。
5月以降になると、新入社員研修を終えてプロジェクトに配属され、お客様と会話する機会があると思います。同期と差をつけるためにはぜひ、「話し方」にこだわってほしいと思います。「コンサル1年目が学ぶこと」には、PREPの型で話すのがよいと書かれていますが、PREPとは次の用語の頭文字を並べたものです。
Point=結論
Reason=理由づけ
Example:具体例
Point:結論の繰り返し
まず結論から述べるだけでも、自分の意見が相手に伝わりやすくなりますので、ぜひ試してみてください。
2.こまったことやわからないことがあればそうだんしよう(困ったときに、悩んでしまうキミに)
わからないことがわからず、何を聞いたらいいかわからない。そんな中、研修の合間に「何か質問ある人?」と講師が問いかけると元気よく「はい!」と質問する同期がいて・・・なんだあいつは?!質問できるってすごいなぁ!それ聞きたいと思ってた!・・・などと思うことが、特に4月は多かったのではないでしょうか?
「聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥」ということわざにもあるように、言い換えると、なぜ質問できないのか?それは「こんなこと聞いてもいいのか?他のみんなは知っている当たり前のことでは?聞くことで嫌われやしないか?」という、言い知れぬ不安があるからではないでしょうか。
安心してください。「新入社員」のバフ(強化魔法)はまだまだ有効です。昨日誰がどんな質問をしたか覚えていますか?覚えていないですよね? 心配せず、いくらでも聞きましょう。僕はバフがなくても、わからないことは聞きまくっていますが、不安なあなたにおススメするのは「嫌われる勇気」です。
なお、あくまで個人的な経験からですが、質問する上でやってはいけないのは以下の2点だと思います。(やられたら嫌ですよね?)
1.同じ質問を何度も繰り返し、周囲のパフォーマンスを下げる
⇒周囲をあなたのハードディスクやメモ帳がわりにしてはいけません。他人の質問もメモに留めましょう。
2.質問をしなかったことで、業務に支障をきたす(手戻りが発生する)
⇒もし手戻りが発生した場合、ほぼ間違いなく誰かに迷惑をかけることになります。「手戻り」のリスクと「聞く恥」のリスク、どちらの方が大きいでしょうか?
3.「ごめんね」と「ありがとう」をたいせつに(素直になれないキミに)
いくら気を付けていても、人間、ミスをする生き物です。失敗は成功の母というぐらい、人間は失敗を繰り返して生きてきました。
就職したての頃によくあるのが「寝坊」です。
誰しも、寝る前にうっかり攻殻機動隊を見始めたら止まらなくなり、あと1話だけ・・・と見続けていたら寝不足になってしまった、なんてことはあるでしょう。そう、あれは僕が新社会人になった、5月の頃の話です。
無意識で目覚まし時計を止めていたようで、起きたら既に家を出る時間を過ぎており、慌てて準備をして猛ダッシュで出勤するハメに・・・。何とか遅刻せずに済みましたが、息を切らしながら汗だくで走ってきたヤツを見れば寝坊したのは丸わかりなわけでして、指導役の先輩には「ごめんなさい、寝坊しました」と素直に謝りました。
また、始業前の朝礼を同期がカバーしてくれていたことを後から教えてもらい、気恥ずかしかったですが「ありがとう」と伝えました。
その後、指導役の先輩との日誌でのコミュニケーションが取りやすくなり、同期とも話しやすくなったきっかけになりました。
ビジネスというのは、基本的には誰かと誰かがコミュニケーションを取りながら、新たな価値を生み出し・交換していくものです。人間関係をスムーズにする魔法の言葉は「ごめんね」と「ありがとう」です。
素直に失敗を認め、素直に感謝を伝えること。当たり前ですが、それが自分だけでなく人を動かすモチベーションになるのです。
ミスした直後は、やらかしたなーとヘコんでしまうことがありますよね?安心してください。転んだら起き上がればいいのです。 ぜひ「図解 モチベーション大百科」を読んで、自らを鼓舞していきましょう!
4.にっきをかこう(成長に悩んでいるキミに)
しばらくは、出来なかったことが出来るようになるゴールデンタイムであり、自己成長を短期間に何度も味わえるまたとないチャンスです。
しかしながら、他部署に入った同期が活躍しているのを目にすると、今の自分と比べて気後れしてしまうものですよね。
安心してください。隣の芝生は青く見えるものです。
僕が新入社員の頃は、1人でお客様先に行ってテスト業務をやっており、開発や設計をやっていた同期にどことなく気後れしていましたが、同期からは「お客様と対等に仕事できている」と評価されていました。
あなたは今、自転車に乗れなかった頃を思い出すことができますか?出来なかったことが出来るようになってしまうと、「出来なかった頃の自分」を思い出すのが難しくなるものです。ですので、出来ないことに直面した時に、出来るようになるまでの過程を、以下の観点でメモにまとめておくと、後から見返すことができるようになります。
出来なかったこと(わからなかったこと)
聞いた/調べた結果
そこから学んだこと
参考にしたURL
僕はいつも、1日の終わりにエクセルにまとめていて、たまに振り返っては「おっ、なんとなく成長したな」と自分で自分をほめています。 もちろん、単に起きたことをメモレベルで書くだけでも素晴らしいですが、「メモの魔力」には、メモ(事実)をそのままにしておかず、活用するためのヒントが書かれています。
ご参考までに、僕の秘伝のメモには以下のような内容が書かれています。
これは、2009年頃に当時の上司が朝礼で話されていた内容です。Nさん、元気にされているかな・・・。
5.たくさんあそぼう(新人感覚が抜け出せないキミに)
みなさんの現場で「この人、すごいな!」って思う先輩、いますよね?
何を聞かれても即答する、理路整然としている、ユーモアある発言ができる、受け答えひとつとっても「デキる人」はすごいです。
そんな「デキる人」に共通することは、仕事も遊びも、本気でやっている人だと、僕は思います。
例えば。みなさんの中には、就職活動の際にスタジオで証明写真を撮影された方もいらっしゃると思います。
緊張した面持ちをしていると、「笑顔で、口角あげてください」なんてカメラマンに言われたのではないでしょうか。
僕も久々に写真を撮ってもらいましたが、最初は見るに堪えない不自然な笑顔で、何度か撮り直していただきました。
快く撮り直しに応じてくださったカメラマンの方に感謝しています。
しかし、もしカメラマンがすごくムスッとしていたり、偉そうな態度だったらどう思いますか?
「なんやねんこいつ」「コイツにはとられたくないな」って思いませんか?
またこの人に撮ってもらいたい、という気持ちにはならないですよね。
価値の交換を通じて世の中によりよいものを提供していくことが、プロフェッショナルの定義だと僕は考えています。
「スタジオでカメラマンに証明写真を撮ってもらう」ためにお金を払うのですから、カメラマンにはベストの一枚を撮ってもらいたいわけです。
いいカメラで、いい環境で、いい表情を引き出してもらって。
そうして撮ってもらった写真を見て、「ああ、また、この人に撮ってもらいたい」と思うようになります。
みなさんもこれから、お客様に対して価値を提供し、その代価としてお金をいただくようになりますので、プロ意識を持って日々の業務に取り組んでください。
「そんなこと、右も左もわからない新入社員に言わないでくれよ」
お気持ちはわかりますよ。でも考えてみてください。
スタジオのカメラマンが新入社員かどうか確認されましたか?
昨日、コンビニに買い物に行ったときに、店員さんが新入社員かどうか確認されましたか?
電車やバスに乗ったときに、運転手が新入社員かどうか確認されましたか?
病院に行ったとき、研修医かどうか確認されましたか?
そんなことはしないですよね?
お金を払う以上、世の中は、相当するサービスをしてくれるものと期待しています。
みなさんもぜひ、プロ意識を持って、日々の研修に、業務に、全力で打ち込んでください。
しかし、1日24時間働け!などというブラックなことが言いたいわけではありません。
目の下にクマができているような、ずっと仕事ばかりしているカメラマンに撮ってほしくないですよね。 写真以外にも教養があって、「コンサルタントの方であれば、知性を表すグレーがウケがいいですよ」なんて、相手のニーズを引き出して適切な提案をしてくれる人が、プロだなぁーと思うわけです。
仕事の時間は、きちんと仕事に向きあう。
遊びの時間は、全力で遊ぶ。
仕事も、遊びも、全力でやる。
仕事と遊びって、≠ではありません。
頼まれた以上の価値を提供してくれる人に魅力を感じて、またこの人に仕事を頼みたい、と思う。
そういう価値交換のサイクルが、世の中をもっとよくしていくのだと僕は信じています。
「SEを極める50の鉄則」には、システムエンジニアとしてプロ意識を醸成していくための50の鉄則が述べられていますが、システムエンジニアに限らず、お客様と接するお仕事をされている方に共通する考え方だと思います。
さいごに
いかがでしたでしょうか?4月と5月で直面する不安や悩みは変わってくるものですが、安心してください。それは「成長の証」です。
これまで気付けなかったことに気付くことができるようになり、あなたの視野が広がっているのです。
さて、今回のブログですが、実は「自分の子どもが社会人になったときに伝えたいメッセージ」というサブテーマを持っていました。僕の子どもが大人になったときに、不安や悩みにぶつかったときにも、どうか安心してほしいと思い、各章にメッセージをちりばめました。
あと16年もすれば、今、小学1年生の子どもたちが新卒入社してくるのです。その時にどんな世の中になっているかまだ想像がつきませんが、お伝えした5つのアイデアは僕が就職するよりも前からずっと言われている普遍的なものです。シンプルですがとても大事なことなので、もし気に入った内容がひとつでもあれば、ぜひ取り組んでもらえたら幸いです。
もしお悩みのことがあれば、SHIFTコンサルティング部までご相談ください!
https://recruit.shiftinc.jp/work/consulting/
あとがき
このブログで挿入した写真は、僕の大好きな沖縄で撮ったものです。
なお、この写真は、これから沖縄に向かうジンベエジェットを眺める息子の図です。
僕は年1回、子どもを連れて沖縄に行くことを目標に、日々の業務に励んでいます。(もちろん、業務上の目標もあります)
人間、ご褒美が必要ですので、今年の夏休みに行けたらいいなと思っています。みなさんもぜひ何かご褒美を設定して、遊びも仕事も本気で取り組み、お給料日まで一緒にがんばりましょう!
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