検索を制する者がSalesforceを制する
ご挨拶
こんにちは!株式会社SHIFT カスタマーサクセス部カスタマーサクセスグループSalesforceチームで、Salesforceの導入や定着支援、業務支援、業務改善のコンサルティングなどを行っております、大下と申します。
今回は、株式会社SHIFTの技術ブログと同時に、Salesforce Advent Calender 2022 24日めの記事となります。Salesforceに携わる有志が執筆しており、私も2018年にSalesforce界隈に飛び込んで以来、毎年読んでモチベーションを上げていました。Salesforceの設定・開発、学習のノウハウなど、ためになる記事がたくさんありますので、ぜひ他の記事も読んでみてください!
答えはインターネッツに落ちている
Salesforceは、たくさんの製品やサービス、機能や設定があります。更には、年に3回アップデートを行います。とてもじゃないが、ひとりの人間の頭脳で全て覚えきれる量ではありません。
そこで、検索なんです。Salesforceに関わる仕事をする上で、検索しない人なんていません。むしろ、1日に何回検索してるかわからないほどです。それぐらい、Salesforceと検索は密接です。膨大な量を覚えるわけにはいかないからか、情報のシェアがとても盛んなことがSalesforce業界の特徴のひとつでもあります。
調べたいことの9割以上は、検索すれば答えがあります。ただ、Salesforceのヘルプは読解が非常に難しい。そこで、個人やSalesforceを取り巻くパートナー企業のブログやサイトを確認します。ヘルプでは難しかった内容を 易しく解説してくれています。
本日は、Salesforceに関して検索するコツをご紹介します。みんなで検索力を上げていきましょう。
Salesforceについて検索するコツ・10選
1. まずはサクセスナビのサイト内検索を使おう
Salesforceにはサクセスナビというサイトがあり、Salesforceの様々な製品、サービス、機能、アップデート情報、活用事例に関する情報が集約されています。ヘルプとは違い、噛み砕いた説明となっているので、初心者の方でもとてもわかりやすいです。トップページの検索窓に「拡張ドメインの有効化」を入力して検索してみてください。概要やスケジュール、ヘルプページへのリンクなど、ここで検索するだけで大体の情報が集まります!
まずはここでサイト内検索をしてみて、それでも欲しい情報がない場合に検索エンジンを使ったほうが良いかもしれませんね。
2. 画像検索が意外と使える
膨大な文字のみの結果から探すより、画像検索のほうが、見て「あーこれ!これだ!」と確認しやすいです!割と盲点なんですが、私のイチ推し検索方法です!
3. キーワードは短く 結果が多過ぎた場合は長く
長文で検索すればする程、結果の数が少なかったり、とんちんかんな検索結果だったりします。複数言語で調べる際も、ひとつひとつのキーワードは短く検索しましょう。結果によって、キーワードを増やしたり減らしたり、キーワードを少し長くしてみたり調節するのもいいかもしれません。
4. AND検索で全てのキーワードを含む結果を表示
スペースでキーワードを区切って検索しても、キーワードが一部はじかれて結果が表示されることはよくあります。「Salesforce AND 商談 AND 入力規則」のように、ANDを間に挟んで検索すれば、すべてのキーワードを元に検索されます。
5. 除外キーワードを使ってみる
検索結果を見て「違う、そうじゃない」と思うことも多々ありますよね!
そういう時は「Salesforce フロー -画面フロー」のように、マイナス記号で除外キーワードを指定しましょう。
6. 完全一致で検索する
ダブルクォーテーションでキーワードを囲んで検索すると、文字列を崩さずに検索してくれます。試しに「"Salesforceにおけるノーコード開発とアジャイルの親和性"」と検索してみてください。そして記事を読んでハートを押してみてください。(すみません前回書いたブログの宣伝です)
7. 日本語で結果が芳しくない場合は、英語を使おう
日本語だけだと、思うような結果が出て来ないこともあります。
そんな時は、怖がらずに英語で検索してみましょう!私も英語は苦手ですが、なんとかなっているので大丈夫。最近だと、拡張ドメインの有効化やフローについての記事は、英語で調べたほうが調査が手っ取り早かったです。
8. Twitter投稿を検索
時にはTwitterで検索してみるのもおすすめです。「Salesforce フロー」で検索してみると、フロー作成で苦労されている方の投稿や、Tips、記事としてまとめられた方の投稿を見ることができます。
そして、Salesforceや他業務ツールに障害が発生した時、Twitterで確認するのが最速だったりもします。
9. 検索せず特定のサイトを見たほうがいいパターン
障害が起こった時にはTrust を確認しましょう。各製品毎に、自組織のインスタンスの状況を確認できます。こちらに関しては、設定を行えばメールで通知を受けることも可能です。詳細についてはこちらのページをご確認ください。
機能の不具合を発見した際には、Salesforce Known Issuesを確認してみましょう。様々な既知の問題が登録されています。特に、年3回のアップデート後に不具合を発見することは少なくありません。Known Issuesはタグ分けされており、バージョン毎に不具合を確認することができます。(ただ、英語サイトです。日本語に翻訳するなどしてがんばって読み解きましょう)詳細については、こちらのページをご確認ください。
Known Issuesにもないじゃん!なにこれ不具合なの?設定ミス?まさか…仕様ではないだろうな?という時にはIdeaExchangeも確認しましょう。Salesforceのユーザが機能改善に関する要望を出す場です。ユーザの投稿を読んで「そうだそうだ!改善するべきだ!」と思った際は「Upvote」(賛成)をクリックしてみましょう。声が大きければ大きいほど、改善が早まる かもしれません。投稿した人以外のユーザがコメントを投稿することも可能です。中には、各ユーザが行っている回避方法を確認できることもありますよ。(こちらも英語サイト)詳細については、こちらのページをご確認ください。
10. 情報の鮮度と真偽を見極めること
検索結果には何年も前の情報も含まれますし、間違った情報だってもちろんあります。個人や企業がわかりやすく解説してくれたものを確認した後は、Salesforceの公式ヘルプも一読しましょう!
いきなりヘルプを読むより読みやすくなっていること間違いなし!
さらにSalesforce直送で鮮度抜群!こういった癖をつけていくと、ヘルプを読み解くコツもだんだんわかってきます。
以上、Salesforceについて検索するコツ・10選でした。
検索方法につきましては、GoogleとYahoo!で上記の検索方法が可能ということを確認しましたが、全ての検索エンジンで検索可能ではないかもしれません。各検索エンジンに合わせた検索方法をお調べください。
さいごに
冒頭に記したように、Salesforceには、たくさんの製品やサービス、機能や設定があります。更には、年に3回アップデートを行います。とてもじゃないが、ひとりの人間の頭脳で全て覚えきれる量ではありません。だからこそ、Salesforceの「Ohana(オハナ)カルチャー」が存在しているのではないでしょうか。Salesforce社員のみならず、Salesforce製品に関わるすべての人々を家族同様に尊重し、大切にしようという素晴らしい価値観です。
あなたが取引先オブジェクトの数式で悩んでいる時、同時に世界のどこかで誰かも取引先オブジェクトの数式について悩んでいるかもしれません。1週間前に、1年前に、同じ道を通ってきた人がたくさんたくさんいます。
それを記事に起こしてくれた人がどこかにいます。検索結果はただの検索結果ではなく、誰かが通ってきた道だと思うと大変心強く思えますし、仕事に向き合うモチベーションも上がってきませんか?
調べてもわからないことがあれば、Trailblazer Communityや、様々なTrailblazers Event、Twitterなどで質問してみましょう!きっと誰かが回答してくれます。
もしよかったら、記事内にある♡スキをクリックいだけると、泣いて喜びます。
以上、最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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