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生成AIを知らなかった私がノープロンプトツールのPMに!「天才くん」 誕生秘話


生成AIって何? プロンプトなんて聞いたこともない!
約1年半前、2023年6月時点の私はそんな状態でした。

生成AIとの出会い


弊社のメイン業務である品質保証の生成AI活用というテーマに対し、私はテストの知識があるメンバーとして呼ばれ、今のチームに配属されることになりました。
何も知らない私が急に生成AIに携わることとなり、早急に理解を深めねばと、以下の2点を徹底しました。

1つ目に、まずはとにかく会議に出て、わからない単語をメモし、調べること。
生成AI、LLM、プロンプト、RAG、独自モデル、ファインチューニング、ハレーション…などなど。
一つ一つを自分が説明できるくらいまで理解していくことで徐々に知識が繋がっていき、今では概念レベルの説明は一通りできるようになったと思っています。

2つ目に、とにかく生成AIを使い倒すこと。
当時は社内版ChatGPTのようなものも導入されておらず、本家のChatGPTを有償契約しました。
7月には社内版ChatGPTの導入も済み、利用率で自分がNo.1になるくらい使いまくり、「生成AIってこういうものだよね」を肌で覚えました。

独自モデル開発の経験


天才くんのエピソードからは少し横に反れますが、当初は前述の通り品質保証の生成AI活用というテーマで、独自モデルを用いたテスト設計AIの開発に携わっていました。
グループ会社であるDeMiAの協力のもと、オープンソースのLLMに弊社固有の膨大なテストデータを学習させた独自モデルを構築し、弊社オリジナルのテスト設計ツールであるTDに組み込むものです。

商標や特許を取得し論文も発表するなど、SHIFTにしかできないAI活用を経験できたことは、私の大きな糧となっています。

もちろんIRにも載りました😊

出典:株式会社SHIFT 2024年8月期 第2四半期 決算説明会資料. 2024年4月11日, 37p.

「AIってさぁ、天才くんだよね?」


そんな中、今年2024年の3月の終わりに弊社社長との会議がありました。
「AIってさぁ、天才くんだよね?」丹下社長のその一言から、天才くんの軌跡が始まったのです!

記憶が曖昧なところもありますが、私は正式に天才くんのPMに任命されたというよりは、これは私が動く流れだな?と、進めるうちにいつの間にかそのポジションにいたというのが近いかもしれません。

まずは天才くんというキャッチーなネーミングに可能性を感じ、早急に商標取得に動きました。
並行して、社長にもらったイメージを膨らませながら開発メンバーとプロダクトのあり方を議論して、今の管理画面「ウラカタさん」と「天才くん」のセットの形を1週間で考案しw
そしてそして、なんと!開発期間3ヵ月で社内リリース👇をしました!!

さらにそこから2ヵ月で、外販も開始しています!!!
これぞ、SHIFTのDAAE流スピード感ですね。

自分をフリー素材に…


社内リリース後は天才くんの認知を広げるため、マーケ担当とともに様々な広報施策にも取り組んでいます。

例えば、社内のイベントに出てみたり…🏆

AIになってみたり…(私のサンプル動画を元に作成されたディープフェイク動画です)

やれることは全部やるぞの気持ちで!これからも突き進んでいきたいと思っています。

最後に


このスピード感で、天才くんはこの先もどんどん成長していきます。
もちろんみなさまのご要望もお待ちしてますので、まずは無料トライアルから、ぜひ体験してみていただけたら嬉しいです。

今回の天才くんブログは以上です。
次回は、新卒1年目にして天才くん量産のプロフェッショナルなメンバーが担当します!

「天才くん」の紹介ページやお問い合わせはこちら👉https://tensaikun.jp/

天才くんのオンラインセミナー開催!


生成AIの最新動向とSHIFTでの活用の成功事例を通じて、実務でのAI導入に向けた具体的なノウハウをご紹介するオンラインセミナーを開催します!

<こんな人におすすめ>
・生成AIへの指示が難しく、思ったとおりの生成結果が得られない。
・社内に詳しい人材がいないため、AI活用が広がらず苦戦している。
・事例やノウハウが無いため、どう活用すればよいかわからない。
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執筆者プロフィール:DAAE統括部 松永 杏樹
筑波大学大学院を修了後、2018年に新卒でSHIFTに入社。
品質保証部門で5年間、テスト・PdM支援・移行・運用など様々な業務を経験し、2023年6月から現在の生成AIチームに参画。現在は「天才くん」のPMを担当。

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