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忖度なんかするな! ~SHIFTの入社後ギャップ~

「!?」

今年何回目の「!?」だろう。
去年3月の入社以来、この会社には驚かされっぱなしでした。
それもそのはず。
入ってみたら、想像していたものとだいぶ違っていたからです。

今日は、営業職からIT業界に飛び込んだ私の立場から、

・SHIFTに入ってどんな道を歩んだのか
・どんなギャップがあったか

といった、リアルなところを紹介します!

自己紹介

・名前:山鹿 侑輝
・新卒で営業を2年→現職(SHIFT)
・街で見かけた猫とにらめっこをするのが最近の楽しみ

企業に電話をかけ、スーツ姿で外回りする、よくいる「営業」。
案件でIT系に関わったのがきっかけでIT業界に興味をもつように。

中でも、普段使っている機器が遅かったり不具合を起こしたりするのが憎たらしかったので、QAエンジニアを受けました。

俺はQAになるんだー!と思っていました。

入社前。

「配属はアジャイルグループです☆」と通達があり、アジャイルってなんだ!?ってところから勉強。

アジャイルグループとは

SHIFTといえば、お客様の中でテストをしているイメージが強いと思いますが、SHIFTは「アジャイルプロセスを構築したい!」「自動化を推進したい!」といったお客様が円滑にビジネスを成功できるようなサポートもしています。

社内のいろんな部門から「〇〇様からアジャイル関連の相談があるよ!」という相談が来て、そこに対して支援できる人材を手配します。

なので、社内横断的に支援している、といえるわけです。

まず何した?

入社後、まずは2か月かけてみっちり研修。

・テスト設計、実行って何をする?
・観点にはどんなものがある?
・IT基礎

その後はアジャイルテスターになるための研修をみっちり。

・スクラムの基礎理論
・スクラム×QA
・実践的ワーク
・開発ワーク

箇条書きにすると簡単そうに見えてきますが、密度は相当濃かったです。

それを終えるといよいよプロジェクトのアサインが決まり、いよいよ仕事が始まります。

あれ?

どの案件にアサインされるのかなあとワクワク。
しかし時は流れ、周りはどんどんプロジェクトへのアサインが決まっていく。

自分はまだ。

おかしいな、自分が落ちこぼれたのか、それとも周りが有能すぎるのか...?
その間は、社内プロジェクトにいくつか携わります。

と、そこに参画するなかで、私は早くも1つ目のカルチャーショックに出会いました。

ショック1:「途中でガンガン変える」

プロジェクトを進めている途中で、これまでやっていたやり方をどんどん変えていくのです。

たとえば、資料策定プロジェクト1つとっても

「これも必要じゃない?」
「てかさ、このやり方のほうがよくない?」
「それな。変えようぜ」

といった感じで。

試行錯誤をしながら、途中で軌道修正をガンガンする。
スケジュールは、定期的に引き直す。
一番いい進め方を常に探している。

それまでプロジェクトをやるときに、最初からガッチガチにスケジュール、期限、方法を決めてやってきた私には、驚きでした。

はて、なんでこういうやり方をしているのかな? 目的決めて逆算して、ガッチガチにWBS引いたほうが安心しない?

それを知るのは、まだ先の話――――――。

転機

こうして「!?」な日々を過ごしていたある日、上司から素晴らしい提案がありました。

「君もプリセールスをしないか?」

!?

ぷり?ぷり何ですか?

プリセールスとは、技術の知識を生かしてお客様に解決策を提案し、受注につなげるものです。 営業さんと一緒に動いていきます。

こうしてプリセールスとして、営業や上司とともに提案活動をしていくわけですが、 ここで2個目のカルチャーショックに出会います。

ショック2:「忖度しちゃダメ」

ある日。 私は、一緒にプリセールスをしている上司と、とある件で打ち合わせをしようと考えます。

しかし上司が多忙だったので、そこに打ち合わせを入れたらなんか悪いなと思い、打ち合わせはもっと時間があるときにしようと思っていました。

ザ、忖度。

結果、2日間「何も進まない時間」が訪れました。

そのときに言われたのは、忖度禁止令。
忙しいかなとか思わないで、どんどん予定をおさえていくこと。

これまでは、忖度は「1つのマナー」のようなものだと思っていましたし、
忖度しすぎても何も言われることはありませんでした。

忖度しなかったら怒られるイメージ。 けれどここでは「忖度したほうが怒られる」ことに気づきました。 もちろん最低限の気遣いは必要ですが。。

「これしたらこの人はこう思うだろうな、やめておこうかな、どうしようかな」などとウダウダ考えているうちに、時間は過ぎていく。また、すべき行動をしなかったりする。 こうした過剰な忖度が、生産性を下げ、活動の停滞をきたす。

なぜこんな進め方をするのか。

結論を言うと 「私たちはアジャイラ―だから」 です。

「アジャイルグループ」のプリセールスとしてお客様にアジャイル開発の提案をするだけではなく、 自分たちもアジャイルな動きをし、それによって価値を生んでいこうという考えなのです。

グループ全体が、アジャイルを体現する存在となっているのです。

このマッチいいですよーと言って売り歩く少女が、裏でチャッカマン使いまくってたら説得力ないですよね。

アジャイルな動きとは、

・常に小さなサイクルを回し、早くから価値を見せる
・改善を絶えず続ける

このためには、軌道修正を繰り返して常によりよい策をとり、満足されるものに近づけるべし。だから「ガンガン変える」。

また、小さく早く価値を見せるために、渋滞のもととなるものは排除すべし。だから「忖度しちゃダメ」。

このことに気づきました。

さいごに

ガチガチのウォーターフォール気質だった私にとって最も大きかったカルチャーショック、入社後のギャップはこの「アジャイル気質」でした。 今後もカルチャーショックはたくさん受けていくでしょう。

どれだけ違うのか、というところはこのブログでは到底伝えきれませんが、少しでもリアルなグループの気風を伝えられていたら幸いです。

それでは。


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執筆者プロフィール:山鹿 侑輝

新卒で人材会社の営業をした後SHIFTに入社。 紆余曲折を経て、アジャイルサービスのプリセールスとして活動中。将来猫を飼うのが夢。

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