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「部下が挨拶しない…?」―まず試したい3つのこと


はじめに


こんにちは!株式会社SHIFT(以下SHIFT)の能力開発部で、コミュニケーション&リーダーシップ教育を担当している岡田洋輔(ようさん)です。

「部下が挨拶してくれず困っています。どうすればいいですか?」

先日、このような相談を受けました。

あなたは朝、オフィスに入り「おはようございます」と挨拶します。

しかし、部下はそっけなく、あるいは何も言わずにスルーする……そんな経験はありませんか?(あるいは、そんなシーンを見かけたことはありませんか?)

「なんで挨拶してくれないのだろう?」
「私のことが嫌いなのかな?」
「部下との関係、大丈夫だろうか?」


そんな疑問や不安を抱えたことがある方は、決して少なくないはずです。

コミュニケーションにおいて、挨拶は基本中の基本。にもかかわらず、それがうまくいかないと、職場の空気がギクシャクしてしまいます。


では、なぜ部下は挨拶をしてくれないのでしょうか?


単に「面倒くさい」と思っているだけなのでしょうか?それとも、もっと深い理由があるのでしょうか?

今回は、NLP(神経言語プログラミング)の視点を取り入れながら、「部下が挨拶をしてくれない理由」「どうすれば改善できるのか」を考えていきます。

挨拶がないと、何が問題なのか?


「たかが挨拶」と思っていませんか? しかし、挨拶がない職場では、意識しないうちに人間関係が冷え込み、円滑なコミュニケーションが取りづらくなります

たとえば、上司として「おはよう」と言っても部下が無視をする。その瞬間、あなたはどんな気持ちになりますか?

・「なんか冷たいな」
・「もしかして私、嫌われている?」
・「関係性が良くないのかも…」

こうしたネガティブな感情が積み重なると、コミュニケーションがどんどん減り、指示や相談もしづらくなります。その結果、仕事の質も低下し、チーム全体のパフォーマンスに影響を及ぼしかねません。
では、なぜ部下は挨拶をしないのでしょうか?

部下が挨拶しない理由とは?


「なぜ部下は挨拶をしないのか?」
この問題を解決するためには、まず原因を明らかにすることが大切です。

部下が挨拶をしない理由はさまざまですが、大きく分けると「習慣の問題」「職場文化の影響」「心理的距離」 の3つが関係していることが多いです。


1.挨拶の価値を感じていない

子どもの頃、親や先生に「挨拶しなさい」と言われたことがある人は多いでしょう。しかし、その意味を深く考えずに、ただの「儀礼」として習慣になっている人も少なくありません。
そのため、「挨拶をしないといけない」という意識が希薄な人にとっては、特に必要性を感じないのです。


2.職場の文化や雰囲気の影響

過去の職場で「挨拶をする習慣がなかった」というケースも考えられます。もし以前いた環境が挨拶をしなくても問題がなかったなら、本人にとっては「挨拶はしなくてもいいもの」と無意識に思っているかもしれません


3.あなたとの心理的距離がある

NLPの基本的な考え方のひとつに、「ラポール(信頼関係)の欠如」があります。部下があなたに対して心理的な距離を感じている場合、挨拶をすることに抵抗を持っている可能性があります

「なんとなく話しにくい上司」
「挨拶を返すと気を使わないといけない」

そう感じていると、無意識のうちに挨拶を避けることもあるのです。

では、どうすれば部下は挨拶をするようになるのか?


解決策は、「挨拶を強制する」のではなく、「挨拶を自然としたくなる環境をつくる」ことです。今回は、そのためにまず試したい3つのことをみていきたいと思います。


1.自分から心地よい挨拶をする

「あなたのコミュニケーションの質は、あなたが引き出す反応の質そのもの」です。つまり、部下の挨拶がないなら、あなたの挨拶の仕方を見直してみることが大切です。
例えば、あなたがいつも忙しそうな顔で「おはよう」と言っていたら、相手は「話しかけにくい」と感じるかもしれません。逆に、笑顔で相手の名前を呼びながら「○○さん、おはよう!」と言うだけで、相手の受け取り方は大きく変わります。


2.小さなラポール構築から始める

もし部下との心理的距離があるなら、いきなり挨拶の話をするのではなく、まずは「小さな関心を示す」ことから始めてみることをオススメします。

「週末は何か楽しいことあった?」
「最近、○○さんが頑張ってるのを見てるよ」

このように、相手に対して興味を持つ姿勢を見せることで、心理的な壁を徐々に取り除くことができます。


3.挨拶の「意義」を伝える

「挨拶しなさい」と命令するのではなく、「挨拶をするとどんな良いことがあるのか」を伝えてみるのも効果的です。
例えば、「挨拶がある職場の方が、仕事の相談もしやすいし、雰囲気も良くなるよね」といった形で、挨拶のポジティブな影響をさりげなく話してみることで、部下が「挨拶しようかな」と思う仕掛けをすることをオススメします。

※おまけTips※

個人に直接「挨拶しなさい」と伝えると、「自分の態度を指摘された」と防御的になってしまうことがあります。そんな時は、チームMTGや部署全体の会議などの場で、みんなに向けて話すのが効果的です。こうすることで、個人にプレッシャーを与えることなく、チーム全体の挨拶に対する意識を変えることができます。一石二鳥のアプローチですね。

まとめ:まずはあなたのアプローチを変えてみよう


部下が挨拶をしないのは、単なる習慣の問題だけではなく、職場文化やラポール(信頼関係)の欠如が関係している可能性も考えられます。

「相手を変える」のではなく、「まずは自分ができることから変えてみる」。

その小さな一歩が、職場のコミュニケーションを大きく変えていきます。

そして、小さな変化が生まれたら、その変化を楽しみながら続けてみましょう!

あなたのコミュニケーションが、より深く、より豊かになりますように。

それでは、次回のブログでお会いしましょう!

P.S.

ひとりでも多くの方にこの情報をお届けするために、
あなたの「スキ」が力になります。


執筆者プロフィール:岡田洋輔(ようさん)
現在急成長中、可能性に溢れるSHIFTの能力開発部でIT業界にとどまらない『人間力』にフォーカスしたコミュニケーション/リーダーシップ教育を担当。Made in SHIFTの知識が世界のスタンダードとなるように、日々邁進中。モットーは「コミュニケーションを通じて、人生にポジティブなインパクトを」。

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出典元:Chat GPT、Napkin AIにて作成