業務に役立つ時短術②生成AIでExcelの課題を解決(ランダムなグループを作る)
はじめに
こんにちは、私は(株)SHIFTで社内教育を担当している根岸と申します。
生成AIをうまく活用する方法は無限にある
今回は生成AIのおかげで助かった話と その時に生成AIに投げた質問を共有したいと思います。
今回のシチュエーション:受講生たちをランダムなグループに振り分けたい
弊社の研修もそうですが、企業研修ではグループワークが行われることが多いです。
それも1回の研修で行うグループワークの機会は複数回あります。
そんな中で同じグループだと同じ人としか会話しないので、講師側である私は毎回違うグループにしています。そうやって受講生同士のコミュニケーションが活発になるような工夫をしています。
ランダムなグループをExcelで作れないだろうか?
ランダムなグループを作る方法は色々とあります。
たとえばZOOMだとブレイクアウトルームの機能からランダムなグループを作ることができます。
しかしその研修は対面でZOOMを全く使用しません。
ランダムなグループを作る手っ取り早い方法として考えた結果、
PCにインストールしているExcelとウェブブラウザでなんとかできないかと考えました。
そうだ!AIにきいてみよう
そこで私はステマではないですが、参照元を付けてくれる生成AIPerplexity.aiにExcelで受講生をランダムに振り分ける方法をきいてみることにしました。
結果:1発で回答してくれました
私はPerplexity.aiで以下のように尋ねました。
そして返ってきた結果が以下です。
意訳すると
30人縦一列のリストを作る
そのリストに対しRAND関数を実行する
【2】の内容に対して次の関数を実行する=ROUNDUP(RANK(B1,$B$1:$B$30)/6,0). 関数のB1は【2】で出した値、$B$1:$B$30は【2】で出した範囲です。
そして以下のようにすぐにランダムな5人6グループを作ることができました。(値はサンプルです)
日本語だとはっきりしない答えが返ってくることがある
ChatGPTでもそうですが英語が1番AIへの質問に適しているとされています。
これは私見ですが、おそらく言語によって取得する情報源が違ってくるからだと思います。
もし英語がわからなかったとしても翻訳するなどして英語で問い合わせるようにしたほうがいいかもしれません。
以下が日本語での回答です。使われている情報源も日本の情報源なのでトピックによっては情報源の格差があり英語で問い合わせたほうがより正確な答えが返ってくるということなのでしょう。
Google検索ではなく生成AIを使う理由
Googleでもやり方はのっていますが、検索結果で表示されたページを クリックしてスクロールしないと結果にたどりつけません。
一方生成AIは問い合わせた内容のみ回答を返してくれます。
一旦取得した回答のURLをコピーして展開することも可能です。
生成AIを使うと素早く思い通りの結果を取得することができます。
対話形式なので細かいリクエストにも対応してくれます。
以下に違いを表形式でまとめました。この答えも生成AIで作成しています。
今後も業務に役立つネタを提供していきます。
今後も生成AIやExcelを活用した業務に役立つ記事を定期的に提供していきます。ご一読いただきありがとうございます。
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