JaSST'24 Kyushuに登壇&参加してきました
はじめに
こんにちは! QAエンジニアの稲田です。
今回は10/25(金)に開催されたJaSST'24 kyusyuに現地参加&スポンサーセッションに登壇してきました!🌺 🐠
本ブログでは、こちらの参加レポやそこでの気付きについて共有していきます!
JaSSTとは
全国10か所で開催されるソフトウェアテストに関するシンポジウムです。
各都道府県でテーマが異なっており、講演やワークショップなどを通じて、ソフトウェアテスト分野の幅広い情報が得られる場所です。
テスト技術に関心が高い参加者が集まり交流を深められる場となっています。
今回は沖縄で開催された、JaSST'24 Kyusyuに参加してきました!
基調講演
「一周まわって考えるソフトウェアテストへのマインドマップの利用」
池田 暁 氏(クオリティアーツ)
こちらの講演は
マインドマップとは?
テストにおけるマインドマップの歴史と現状
テストへのマインドマップの活用方法
「発想」について
を改めてテスト初学者にも分かる形でお話されていました。
マインドマップの基本的なところから説明していただけたので、とても理解しやすく、すぐにでも取り入れたいと思えるような内容でした。
「JaSST Kyusyu」をセントラル・イメージに置いて作ったのがこちらです。
マインドマップは思考の流れが見える
思考を重ねていくと、振り返ったときになぜこの結論に至ったのかはっきり分からなくなる悩みってありませんか?
他にも、頭の中では論理的につながっているけれどうまく伝えられない時やうまく説明できないこともあるよなーと思います。
そういったときにマインドマップは有効です。
自分の思考の流れを見える化できるので、
自分が振り返るときに分かりやすい
他の人に自分の思考を共有しやすい
全体がつかみやすい
といったメリットがあることが分かりました。
思いつく=思い出す
「そもそも思いつくのが苦手」というマインドマップのお悩みで
思いつく=思い出す
とおっしゃっていたのが特に印象に残りました。
「発想」の言葉のイメージとして、思いもつかないところから突然生み出されるものでした。
しかし、考えは元々自分の頭の中にあって、その考えを思い出すことで「思いつく」のですね。かなり納得感がありました。
きっかけとして、マインドマップを使うことが有効と気づきました。
招待講演
ワークショップ「実践!マインドマップを活用したソフトウェアテスト+活用事例」
佐藤 博之(株式会社SHIFT)
弊社から佐藤博之さんが講演しました。
基調講演ではマインドマップの基礎知識や歴史を学びましたが、このワークショップでさっそく手を動かしてやってみよう!という内容でした。
140分のワークショップで、ワークに集中していたら時間はあっという間でした。
ワークショップ
かなり頭を使いました!笑
隣の先輩にレビューをしていただきながら、カイゼンを繰り返していくうちに、「こうした方がバランスよく出せる?」 「このやり方が自分にとってイメージしやすいかも!」が出てくるようになってきました。
ワーク中、基調講演の池田さんに、「定期的に俯瞰して見るとイメージでとらえやすく全体のバランスがよくなる」とアドバイスをいただいたこともあり、A3の紙が足りなくなりました(!)
スポンサーセッション登壇
スポンサーセッションで現地登壇してきました!
テストアプローチについての事例発表となっています。
外部での現地登壇は初めてで自分でも想定していた以上に緊張しました。
話すスピードや話し方、フィラーなど、登壇してみての改善点がたくさんあったので、次につなげたいと思います。
登壇にあたり、テーマ決め、資料作りなどなど、自分にとって有り難い経験となりました。
みなさま、ありがとうございました。
気になった方はぜひ上記の資料を見ていただければと思います!
まとめ
マインドマップは使ったことはあるもののちゃんと勉強したことがなく、今までなんとなーく使ってしまっていた方法の一つでした。 しかし、何にでも適用できる優れた思考法であることに気づけたとても良い機会でした。
池田さんがマインドマップのルールの中で特に大事とおっしゃっていたのがこちらです。
独自のスタイルで
想像的に
楽しむ!
このルールを意識して、まず明日から、、ではなく今日から!
さっそくマインドマップを取り入れていこうと思います!
(好きな色のペンと大きな紙を手に入れなければ!🖊️ )
JaSSTは全国10か所で開催されています。知識を広めるというよりつながりや相談会のような温かい場ですので、興味がある方はぜひお近くのJaSSTに参加してみてくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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