TeamsとChatGPTを使ってプレゼンテーションのスクリプトを爆速で作るには?
CATチーム、テスト管理ツール「CAT」のエヴァンジェリスト石井です。
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今回はCATの話ではなく、プレゼンテーションの発表スクリプトを爆速で作る方法についてお話しします。
プレゼンテーションをする場合、スクリプト(カンペ)があった方が良いです。 スクリプトがあると次のようなことがなくなり、時間を守りやすく、言いたかったことを忘れずに話せます。
話したかったことを忘れる
予定していなかった話に飛んで時間を消費する
しかし、スクリプトを作るのは結構大変です。 一言一句、自分の話したいことを話しやすい言葉で文字にするのは難しいです。 今まではキーボードでテキストを打ち込んで話したいことを箇条書きにしていましたが、もっと簡単な方法があります。
それは、Microsoft TeamsのトランスクリプトとChatGPTを使ってスクリプトを作る方法です。 これなら簡単にできますので、紹介します。
(ChatGPTと書いてありますが、弊社ではGPTエンジンを利用したクローズドな生成AI環境を利用しております。これらはパブリックな生成AIエンジンの学習に使われることはありません。生成AI上での業務情報の取り扱いは所属する企業、案件の契約、コミュニティのセキュリティポリシーに従って責任をもって行ってください。)
1. Microsoft Teams のトランスクリプトを使う
最近、Teamsのトランスクリプトはかなり精度が上がっています。
Teamsのトランスクリプト機能は年々進化しており、精度が非常に高くなりました。Teams会議を立ち上げてトランスクリプトを設定すると、かなりの精度で文字起こしをしてくれます。本当にすごい。
プレゼンテーションの準備として、Teamsを立ち上げて会議を開始し、トランスクリプトを起こすと、自分の話した内容がほぼ文字化されます。 この内容には「えー」や「あー」などのつなぎ言葉や、多少の間違いが含まれています。
これをChatGPTで修正してもらいます。
2. ChatGPTでトランスクリプトをきれいにする
次のようなスクリプトをChatGPTに渡します。
次の内容を修正してください
<修正方針>
・えーとかあーとかの言葉を消す
・誤字っぽいところがあれば修正する
・なるべく、原文に沿った形にする、要約はしない。
・適宜改行を入れる
<内容>
(ここにトランスクリプトの内容を入れる。一気に全部入れると徐々に結果を忘れるようになるので、ある程度区切って入れるのが良い。例を下に書いておきます)
今日はですね。
プレゼンテーションの発表のスクリプトを爆速で作るという話をします。
これですね。
僕が最近気づいたんですけど、えっと。
プレゼンテーションはそもそもプレゼンテーションをする場合ですね。
何か発表する場合、やっぱりスクリプトっていうのがあった方がいいですね。
でスクリプトがあるとえっと時間をちゃんと守れます。
あの変な話題に飛んだりとか、予定してなかった話に飛ぶとかですね。
あとはええ内容忘れるとか、そういうことがないの?
できっちり時間通りに喋っていくということがあの楽になります。
このように渡すと、かなり高い精度でスクリプトがきれいになります。
実際にChatGPTで出力した結果を下に貼り付けます。こんな感じです。
今日は、プレゼンテーションの発表スクリプトを爆速で作る方法についてお話しします。
最近気づいたのですが、プレゼンテーションをする場合、スクリプトがあった方が良いです。
スクリプトがあると時間を守れますし、変な話題に飛んだり、予定していなかった話に飛ぶこともなくなります。
また、内容を忘れることもなく、きっちり時間通りに話すことが楽になります。
すごくないですか?
専門用語や意図しない表現が含まれていることもあるので、これを手で書き換えていくとプレゼンテーションのスクリプトが完成します。これは非常に素晴らしく、楽しいです!
・・・お気づきの方もいらっしゃると思いますが、実はこの記事自体をこの方法で書きました。(文章の作成時間は約20分) いかがでしたでしょうか!
このようにして、プレゼンテーションの準備をもっと楽にしていく方法を、皆さんもぜひ試してみてください。 ありがとうございました。
ではでは。
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