実践記録!勉強会参加者から運営に~自己成長への第一歩~
こんにちは!SHIFTのQAエンジニアの中嶋です。
春は「始まりの季節」なんて言われ方をすることがあります。新しいことを始めるのにうってつけです。
かくいう私も、長年過ごした実家を離れ新生活を始めました。二十何年と散々甘やかされてきたので、引っ越しの数か月前から自分の生活力への不安と戦う日々…(おかげで胃カメラを飲みました)
しかしながら、一旦始まってしまうと家事含めなんやかんや楽しく過ごせています。実家にいた頃に「やらないだけでやればできるから!」と言い訳していたことを思い出しました。一応事実だったということで(笑)
さて、前述のように新しいことへの挑戦には不安がつきものです。私はいつもそうです。
ですが、一歩踏み出した先には必ず成長が待っています。(私調べ)
このブログでは、社内勉強会の1つであるテスト設計勉強会の参加者から運営へ踏み出した一歩と、そこからの成長についてを書いていこうと思います!
テスト設計勉強会の運営参加のきっかけ
きっかけは単純です。声をかけてもらったから。
ただ、すぐに「やります!!」と言えたわけではありません。
なぜなら、その当時の私は研修期間を終えてから1ヵ月も経っておらず、全く自分に自信がなかったからです。
「運営…?教えるってこと?いやいや無理じゃない?」
こんな感じです。
とりあえず、"運営"というものについて知識が皆無のままお誘いをスルーするのもなぁと思い、簡単に説明してもらう機会をいただくことに。
いざ話を聞いてみると、テスト設計に関する知識が無いと無理! というお仕事はほとんどなく、
「これなら未経験入社のわたしでもできるのでは…!?」
と、そわそわ前のめりになり始めました。
最終的には、
勉強会で使用する問題の解説資料を作ることで、自分自身でもすごく勉強になりますよ!
参加者目線かつ初心者目線の意見を勉強会に取り入れていきたいんです!
運営メンバーみんな優しいですよ!
などなど、参加するしかなくない!? と思わせる匠な営業力によって参加を決意!!
ちなみに、私の中で一番大きかったのは「みんな優しい」の部分です。(まごうことなき事実でした)
運営のお仕事
テスト設計勉強会は月1回程度の開催で、特に曜日や日にちは決まっていません。
ということで、勉強会の開催決定~開催後でどんなことをしているのか、簡単に書いていこうと思います!
開催決定~前日
運営で問題を解いてみる
開催日の2週間ほど前に、運営メンバーで実際に問題を解いてみる会を行っています。問題の難易度や、解答までにかかる時間、解答までの道筋などを確認します。
解説資料作成
勉強会で参加者が解く問題の解説資料を作成します。事前に運営メンバーで解いてみた内容も参考に、参加した方があとから復習に使えるようなわかりやすい資料が目標です!
オンラインホワイトボード(Miro)の準備
勉強会で使うボードの準備をします。基本的には前の会のコピペですが、人数に合わせて配置やサイズを調整します。
参加者の作業場所準備
問題の内容がオンラインホワイトボード(Miro)よりExcelの方が進めやすい場合、各チームごとの作業場所Excelシートを作成します。作業に詰まった場合のヒントを記載することもあります。
宣伝活動
社内チャットツールのチャネルや、社内向けWEBサイトで宣伝文を投稿します。2週間前と1週間前と応募締め切り日に投稿します。
参加応募者に会議予定を送付
宣伝投稿後に参加応募してくれた方に勉強会の会議予定を送付します。
前日と当日にリマインド
勉強会の日時を改めてお知らせします。予習をしてほしい場合は関連資料を添付することもあります。
当日
ファシリテーター
会の流れの説明や、タイムキープ、参加者の解答へのFBなどを行います。
ワーク中のアドバイス
ワークはチームごとで行うため、ブレイクアウトルームに分かれます。運営メンバーはチームを行き来しながら、行き詰っているチームがあれば適宜アドバイスを行います。
解説
ワーク終了後、解説を行います。基本的には解説資料を作成した人が担当します。丁寧に説明しようとすると長くなりやすいので時間の意識も重要です。
開催後
ふりかえりの日程決め
開催から1週間以内を目安に日程決めをします。担当は特に決まっておらず、気づいた人が声掛けをします。
ふりかえり
「KPT」のフレームワーク(※) を使ってふりかえりを行います。堅苦しい感じはなく、雰囲気は雑談をしているようですが内容は真剣に話しています。
次回の勉強会の詳細決め
日程、問題、各タスクの担当を決めていきます。日程はなるべく他の勉強会やイベントと被らないように検討しますがだいたい被ります笑
※こちら に「KPT法」について掲載されているので興味がある方は読んでみてください!
これらのタスクは担当を割り振りますが、業務が忙しかったり体調が悪かったりすると手が回らないことは当然あります。
そんな時は正直に報告して協力を仰ぐことが何より大切ですし、報告しやすい環境づくりも大切だと思います◎
成長を感じたこと
ここからは、実際に運営としておよそ10か月活動してきて、自分なりに 「成長したかも…!」 と感じたところを書いていこうと思います(`・ω・´)
①"教える"こと
これは、解説資料の作成 や グループワーク時のアドバイス等で得られたものです。
特に、ワーク時のアドバイスは、「どんなタイミングで?」「どこまで言っていいの?」 と悩みすぎて最初のころは全然声をかけられず…
ですが、月1回の勉強会を重ねていくことで最近なんとなく感覚をつかめるようになり、作業を円滑に進める かつ 答えに導きすぎないアドバイスができるようになりました!
業務では教える側の立場につくことがなかなか無いので、運営をやる事で得られたものだなと思います。
②上手ではないが人前でおしゃべりできるようになった
こちらはファシリテーションに関する部分です。
昔からかなりのあがり症で、人前でしゃべるとなると、全身汗まみれで手も声も震えてしまうようなタイプでした(^-^;
治したいとは思いつつ、苦手なことは避けがちなのが人間です…。
じゃあなんでファシリに挑戦できたのか。
それは、私がとちっても 絶対どうにかしてくれる!! という信頼を運営メンバーに(勝手に)置いていたからです。
正直何回やっても上手にできたとは思えないですが、とりあえず汗や震えがなく人前で話せるようになりました。私にとってはかなりの成長です!
この経験は、業務上のコミュニケーションでも非常に役立っています。
③意見の提案
運営参加当初の私は、業務でも運営でも自分の意見を言う事がとっっっても苦手でした。
この意見は間違ってるんじゃないかな… とか、知識も経験もない人間が言っていいのかな… とか、そんなことを不安に思っているうちに時間が過ぎ去ってしまうのが常な状態です。
今は、とりあえず言うだけ言ってみるか! の姿勢です。真逆ですね!
これは「ふりかえり」で得られた成功体験からの自信によるものだと思います。
このふりかえりでも、初めて意見の提案をしたときは相当ドキドキでした。
ですが、その意見に対して「いいですね!」「やってみましょう!」と好意的な反応をもらえたことで、自分が持っていた不安が払拭され、徐々に意見を口に出すことに抵抗がなくなったように感じています。
業務で社外のメンバーとチームで作業する際にも提案ができるようになりました。
他にもいろいろありますが、大きなポイントはこの3つです。
入社してから今日までで、運営としての経験は欠かせないものだったと実感しています!
最後に
SHIFTでは多くの勉強会が参加されています。
その勉強会のほとんどは、従業員が独自に設立し、運営しているものです。
参加者として得られる知識とは別に、チームを運営する経験ができるのは素晴らしい文化だなぁと日々感じています。
私のようにIT未経験者でもこういった挑戦ができ、支えてくれるのがSHIFTの強みの一つです。
私も、誰かの挑戦を応援し支えていけるようにさらに成長できるように日々励んでいこうと思います!
最後までお読みいただきありがとうございました!
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