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Salesforce未経験の私のPardot奮闘記~フォームは顧客獲得の入り口編~

ご挨拶

こんにちは!株式会社SHIFTのSalesforceグループのおのづかです。

先日、ついにAccount Engagementの資格(Pardotスペシャリスト)試験に申込みました。
試験料はちょっとお高めの22,000円です。これは何としても受からねば!と気持ちを入れ直しました。

さて、前回の記事にてAccount Engagementの勉強を始めたことをお伝えしましたが、徐々にどんなことが出来るのか見えてきました。
今回は皆さんもイメージしやすい【問い合わせフォーム】について触れます。
ぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです。

とある日の依頼

ある日、私のところに下記のような依頼が舞い込んできました。

お客様が入力するフォームの最後に個人情報保護に同意させる項目があるが、現状チェックボックスにチェックを入れる状態になっている。
チェックボックスではなく、同意文として一文をテキスト表示することは可能か?

皆さんも、WEBページで会員登録や問い合わせをする際のフォームの最後に、「個人情報保護に同意しますか?」という項目を見かけたことがあると思います。
その際に「同意する」という文言の隣にチェックボックスがあり、そこにチェックを入れないといけないものもあれば、
送信者側でのチェックは不要として、送信時に同意したものとみなすパターンもあると思います。

今回は前者から後者のやり方へシフトしたいという内容でした。

フォームを作成する上で気をつけたいこと

まずフォームから問い合わせを行うことによって、企業側にとって以下のメリットがあります。

  1. コールセンター業務の負担軽減!
    お客様からの資料請求の要望や質問等をフォームを通すことによって、直接コールセンターへの問い合わせ件数を減らすことが出来ます。
    また、せっかく電話したのにコールセンターになかなか繋がらないという状況を回避出来るため、お客様側から見てもメリットがあります。

  2. 見込み客の情報を獲得することが出来る!
    フォーム上を通すことで、企業側は自動的に見込み客としてお客様のデータを獲得することが出来ます。
    フォームにメールアドレスや、(BtoBであれば)会社名、さらには役職も含めることで、取引先になり得る相手の情報をMAツール(※)上で管理することが可能です。

    MAツールとは?という方は以下をご参考に! https://www.salesforce.com/jp/resources/articles/marketing/what-is-ma/#01

  3. 顧客が今どんなことに興味を持っているか把握できる!
    特にAccount EngagementはSalesforceと同じプラットフォーム上で管理が出来るため、顧客の動向をマーケティング部門や営業部門に跨ってスムーズに把握が出来ます。
    既存のお客様が問い合わせしてきた際に、既に管理されている顧客情報上にアクティビティとして記録されるため、次なる営業活動に繋げることが可能です。

良い問い合わせフォームの姿は?

フォームの表示形式は企業の判断になりますが、問い合わせフォームを作成する上で重要なことは、"送信者の離脱を防ぐこと"

そこでのポイントは、【問い合わせ側に不要な入力をさせない】ことです。

不要な入力をさせない方法として、例えば入力項目①でAという回答をした人にだけ入力項目②を表示するというフォームの作りが考えられます。

Account Engagementのフォーム作成画面では、「順次」という機能を使うことで、上記の制御を加えることが可能です。

さらに、Account Engagement上で、必要最低限の項目はデフォルト項目としてセットされているため、企業ごとに必要な項目をカスタム項目として作成することで、欲しい情報を効率的に獲得出来ます。
(もちろんSalesforceとの同期も可!)

問い合わせの種類によって、最低限必要な情報やデザインを検討することで、フォーム入力を途中で離脱することを防ぐことが出来ます。
Account Engagementの機能を駆使しながら、効率的なマーケティング施策が可能であることが学べました。


執筆者プロフィール:おのづか
新卒でSIerに就職し、SEとしてキャリアスタート。
2020年にSHIFTへ入社し、今年4月よりカスタマーサクセス部へ。
最近Account Engagementの面白さに気付かされてきていている。
趣味は野球を観ること(ベイスターズとオリックスをいったりきたり)・スパイスカレー店を巡ること・吉本ばななの本を読むこと
先日、日帰り大阪旅行を経験してから日帰り旅をしたくて堪らない。

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