教材作成で学んだ成果物作成のポイント|SHIFTのSAP教育担当ブログ
はじめに
こんにちは。株式会社SHIFT SAPサービスグループの加山です。
グループ内の社内教育を担当しています。
SAPグループではSAP未経験のメンバーも採用し、SHIFTオリジナルの㊙教材を使った"SAP基礎研修"を受講した後、案件に参画してもらっています。 (研修の概要はこちらから)
このSHIFTオリジナル教材は、先人たちが作成し、マイナーチェンジを加えて育ててきたものです。 SAPパッケージ機能も、SAP基礎研修の形態もアップデートしているため、それに合わせて、現在は社内のSAP教材の大幅リニューアルに取り組んでいます。
教育は受ける専門だった私が、教材を作成をする過程で得た気づきや学びがありました。 今回の記事では、教材作成で学んだ成果物作成のポイントを共有したいと思います。 教材に限らずとも、成果物作成のヒントにしていただけると嬉しいです。
この記事の想定読者
SHIFTのSAP教育に興味がある方
ユーザ教育資料を作成する方
成果物作成のヒントを得たい方
読み手の目線に立つこと
教材の効果が最大限発揮できるように、読み手(=学習者)が学びやすい構成になっているか、不便はないかという点に気を配るようにしています。
技術系教材は、専門用語が多く出てくるため、初めて学ぶ人は理解しづらいです。できるだけ誰もがイメージしやすい説明にすることが、私個人としては引き続き取り組むべき課題です。
単語の意味を正しく理解し、使用すること
説明の中で使っている単語が誤っていると、読み手に誤認を招きかねません。使用する単語が適切か、細かいところに疑問を持ち、慎重に単語を選ぶ重要性を感じています。
意味を言葉で説明はできないけれど、なんとなく使っている単語がたくさんあります。疑問も持たずに使っている言葉を「これってどんな意味だっけ?」と立ち止まると、より適切な言葉を見つけることもありました。
調べても適切な言葉が見つからなかったり、定義が曖昧な場合は、「以降、XXは~とする」というように、資料内で使う単語の定義をしてしまうのも一つの手です。
目的を常に意識すること
確固たる目的をもって成果物の作成をすることが、品質の高い成果物を最小限の工数で作成するコツの一つです。
教材作成に際し、周辺知識の学習や機能の調査を行うと、新しく得た知識を(折角だから、、、と)資料に詰め込みたくなり、情報過多になる場面がありました。 教材に情報が多すぎると、限られた研修期間で学習する読み手としては、どこを覚えるべきかと混乱してしまいます。
そのため、この資料は誰が読み、読んだらどうなってほしいか、という大きな目的を意識し、適切な情報量で成果物を作成することが大切です。
おわりに
先日、SAP基礎研修を受講した方から「他者でSAPの開発経験があるが、こんなに体系的に学んだことはなかった。新卒の時に受講したかった。」という嬉しい言葉をいただきました。
教材も研修も、より良いものにしてメンバーの役に立ちたいな、と身の引き締まる思いで教材作成に取り組んでいます。
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