ChatGPTを使ったアイデア出し術:今風アイデア生成法
はじめに
こんにちは。
株式会社SHIFTの能力開発部で検定や教育制度を開発をしている、林 稔明(りんりん)です!
「仕事武器庫シリーズ」の第3弾は「ChatGPTを使ったアイデア出し術:今風アイデア生成法」です。
仕事武器庫シリーズでは、業界・業種、役割に関わらずどんな職業で仕事するとしても活用できるポータブルスキルとして、様々な考え方や仕事術、知っていて損はない知識などなどを発信していきたいと思います。
突然ですが、皆さんChatGPTは使ってますか?どんな目的で使っていますか?株式会社piconの「ChatGPTの利用に関する調査」によると多くの人がアイデア出しとして使用しているようです。
ただ、アイデア出しと言っても方法は様々あったり、指示が適切でないと有効なアイデアが出なかったりと、少し工夫しないとうまく活用できないことも多いと思います。
今回は、アイデア出しの方法として最も簡単な方法(だと考えています)を皆さんにお伝えしたいと思います。
■想定読者
アイデアが枯渇気味で日々頭を抱えている人
ブレストしたのはいいが、発散しっぱなしであまり活用できていない人
アイデアは発散と収束の繰り返し
今回はパートナーへの誕生日プレゼントを考えてみましょう。
みなさんは普段どういう風に考えていますか?
「この前、アクセサリーが欲しいって言ってたな...」「リフレッシュのために温泉旅行かな...」という具合に、初めから具体的な内容を考えていませんか?
このやり方では、アイデアは自分の中の知識や経験に基づいているためいずれ限界が来てしまいます。アイデアを出すときは、まずは具体的な内容はあまり考えず発散してみることです。
ChatGPTを使うと以下のような感じです。
これで4つにアイデアを発散させることができました。
ですが、これだけでは少し抽象的であるのと、この4つの中にあなたが良い!と思うものがなければここで行き詰ってしまいます。
※更に5個教えて。など個数を増やすことはできますが、それでは得たい結果が出るまでひたすら問答を続ける必要があり、非効率です。
収束せずに発散を続けた場合のやり取りはこちらから
そこで、この4つを収束(グルーピング)します。
こうして、プレゼントは「物質的なプレゼント」と「経験的なプレゼント」の大きく2つに分けることができました。
次は、深堀したいグループを特定し、そこで発散を行います。
このように収束(グルーピング)と発散を繰り返すことにより、求めているアイデアに最短距離で近づくことができます。
ChatGPTを良きパートナーにしよう
ChatGPTは便利な反面、正しく使えないとこちらの意図した回答をしてくれなかったり、逆に時間がかかってしまったりすることがあります。
それは、人間同士のコミュニケーションとは異なり、前提条件や共通言語の構築が難しいからだと考えています。
アイデアを出したいと思っていても、あなたが考えている条件や属性を一番初めから言語化してChatGPTに教え込むのはかなり難しいですよね。
しかし、今回の発散と収束をすることによって、対話を通じて属性の付与やターゲットの絞り込みを行いながら、新しいアイデアをどんどん出していくため、誰でも有効なアイデアを生成することができます。
今回ご紹介したChatGPTとのやり取りはこちらから見られます。
これを参考に、是非アイデア出しをやってみてください!!
P.S.
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