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母語の違う人と、時差のある状態で働くというチャレンジ

はじめに

こんにちは、QAリードの上野です。

最近、日本語が母語でない人たちと、時差のある状態でチームを組成する機会に恵まれました。

もともといくつかのグローバル拠点で開発をしていましたが、各拠点ではあまり連携していませんでした。 現在、拠点の壁をなくしチームを一体化するチャレンジをしています。 まだまだ私たちの挑戦は続いていますが、現時点での学びをまとめてみたいと思います。

言語の壁

日本のチームだけであれば日本語でよかったのですが、各拠点で協力するとなるとメインは英語。 英語ネイティブだけではもちろんなく、いろいろなアクセントで発音される英語が飛び交います。 通訳してくれる人がいるだけでありがたい状態ではありますが、倍の時間がかかりもどかしさがつのります。 ただ、これは使う機会を増やすほど目に見えて改善していきます。私のいまいちな英語も、いまいちなりに上達したと感じます。

時差の壁

時差は最大で12時間であるため、日本時間の朝7時から9時の間でなんとか会議を持ち同期を取る状態となります。 しかも日本の月曜日の朝は先方の日曜日の夜になってしまうため、直接話ができるのは週4日、たったの8時間です。 全然時間が足りず、時間を延長して個別に会話することもしばしばです。

共有してきた時間の壁

各拠点の中では直接会話したりすぐコールしたりできても、拠点をまたぐと気軽な同期が難しい状態では、 どうしても共有している情報に差異ができていきます。 それを週8時間でどう埋めていくかという問題は、言語の壁がたとえなかったとしても極めて難しいと思います。

伝え方の壁

伝える内容の抽象度にも気を遣わなければなりません。 抽象度の高い話でわかった気になっては、結局よくわからなくなったといって再度議論になり、時間が無駄になります。 必ず具体例を出して、具体的な行動をリクエストし、いつから始めるのかを伝える方がうまくいきます。

わかっているだろう、などという淡い期待も捨てなければいけません。言っていないことは伝わっていません。 当たり前のことですが、特に英語コミュニケーションにおいてはこれを実感しました。 面倒くさがらずに何度も確認することを普段以上に心がけています。

もちろん楽しい面も

困難な面ばかりを書いてしまいましたが、もちろん楽しいこともあります。 一つは自分の英語のスキルが向上し、伝えられる物事の幅が増えていくこと。伝えられた、わかってもらえた、という経験は純粋に嬉しいものです。

二つ目は仕事の進め方や伝え方の異なる人たちとの仕事を通じて、自分の仕事の仕方も見つめなおす機会が得られることです。 今までなんとなく察してもらっていたことを実感したので、最近は自分が前提としていることを省略しないで話をするよう、心がけるようになりました。

まとめ

現在私たちは試行錯誤中の段階です。最初はどんな困難が待ち受けているのかすらわかりませんでしたが、ようやくこんな壁があるのだな、ということがわかってきました。

時差の壁はどうにもなりませんが、他の障壁は一つ一つ軽減することができるはずです。 それを信じて、最初は手探りでもコミュニケーションを取り続けていきたいと思っています。



執筆者プロフィール:上野 彩子
QAリードとしてQAチームの立ち上げから育成、プロセス改善に従事。社内やコミュニティでテストやQAの価値、アジャイルの価値を伝える活動をしている。
・一般社団法人 Agile Japan EXPO 代表理事
・JaSST Tokyo実行委員長
・Agile Japan 実行委員
・博士(情報科学)

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