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【0円から始めるTableau】第2回Tableau Publicの始め方


はじめに


皆さんこんにちは。SHIFTのDAAE(ダーエ)戦略部の所属の申(シン)です。
前回に引き続きTableau Publicについて勉強記録も含めて書いていきます!
今回のブログでは実際にTableau Publicをどのように使い始めるのか解説したいと思います。

前回の記事

まずはTableau Publicを起動


前回のブログで解説した通り、Tableau Public にアクセスし、アカウントを登録するとアプリをダウンロード出来るようになります。

では早速起動してみましょう。

起動したら下記の様な画面になります。
ここでTableauとデータを接続します。

TableauはExcelなどとは異なり、Tableauでの操作でデータの入力や削除という事はできません。

既にExcelなどで作成してあるデータを読み込むことで、そのデータをグラフ化・ビジュアライズ化出来るツールとなります。

有料版のTableauですと、ここで接続できるデータの種類が沢山あるのですが、今回使用するのは無料版のTableau Publicであるため、接続できるデータは限られてきます。

とはいえ、広くビジネスの現場で使用されているExcelやcsvファイル(テキストファイル)は接続する事が出来るのでこちらを接続して使ってみましょう。

上記図の赤枠部分がExcelとcsv(テキスト)ファイルを選択する箇所です。今回はExcelファイルを接続いたします。

データを接続する


Microsoft Excelを選択すると、Excelファイルを指定する画面になるので、ここではTableauの勉強用ファイルとして有名な「サンプル-スーパーストア」のExcelファイルを接続します。

Excelファイルを選択すると、下記の様な画面に切り替わります。

シートと表示された部分の下に、選択したExcelファイルで作成されたシートが表示されます。選択した「サンプル-スーパーストア」には3枚のシート「注文」「返品」「関係者」が作成されています。
ここでは「注文」シートを接続します。

画面右側に「テーブルをここまでドラック」と書かれている通り、赤枠で囲った注文シートを画面右側にドラック&ドロップします。ドラック&ドロップが完了すると下記図のように選択した「注文」ファイルが接続された状態になります。

この画面の右下に行idやオーダーidというデータが表示されているのを見ても、接続されているのが分かりますよね。この画面ではデータの接続で色んな事が出来るのですが、それはまた次の機会に説明します。

データの接続が完了したので、画像下部に「ワークシートに移動」という表示が出てくるので、オレンジに色付けされている「シート1」を押して実際にグラフを作成してみましょう。

グラフ(Viz)を作成する。


早速「シート1」に移動すると、最初に下記の様が画面が表示されます。

この画面が表示されてから「あれ?グラフ作られてないじゃん!」と思った方は私だけではないと思います(私だけの可能性もありますが。。)

ここからグラフ作成のために色々と設定する必要があるのですが、この画面の使い方が分からなさすぎて、ここで挫折してしまう人ももしかしたらいるかも知れません。

少し話はそれますが、Tableauではデータをグラフ等でビジュアル化したものをViz(ビズ)と呼びます。

ここのタイトルでも「グラフ(Viz)を作成する」としていますが、Tableauではグラフの事をVizと呼びますので、皆さんも今後はViz(ビズ)と呼んでみましょう。

話は戻って、この画面でのVizの作り方ですが、ひと言でば下記画像の通り、左端にある項目を、画面中央上段にある「列」と「行」のエリアに移動することでVizを作ることが可能です。

では、早速サブカテゴリと売上について、それぞれ列と行のエリアにドラック&ドロップすると下記の様な形になります。

その結果、サブカテゴリ毎の売上の合計額がグラフとして作成されました。

ここで棒グラフが選択されているのはTableauが自動的に判断し、一番適切なグラフを提案してくれます。このドラック&ドロップの動作は想像されるように、5秒もあれば出来ます。

この5秒の間で、すぐにグラフが作れてしまうって凄いと思いませんか?しかも無料で出来てしまうから驚きです。

ちなみに今回使用しているデータの「サンプル-スーパーストア」は1万行あるデータです。

例えばTableauで行ったサブカテゴリ別の売上を集計して、棒グラフにする作業を、Excelでやる事を想像してみましょう。

1万行あるデータの中から17個のサブカテゴリごとに売り上げを合計する関数を組んで、それをキレイに表にして、そこからグラフの挿入をして。。という手順でやっていくことになります。

Excelがすごい得意な人でも5分くらいはかかりそうな作業ですよね。
それをTableauにデータを接続することで、この作業が5秒ぐらいで終わってしまう。その後はこのグラフから何が読み解けるのかを考える時間に使えるという事です。

いかがでしょうか。

簡単な例でしたが、Tableauを実際使ってみる上で必要な、データの接続~グラフの作成の一連の流れを解説してみました。

Tableauは色んな事が出来る多機能なBIツールとして有名なものの、その多機能さゆえに使い方がイマイチわからず、挫折する方も多いと聞きます(私もまだまだ学び始めですが)

次回は、Tableauの基本的な機能や、画面の内容について解説したいと思います。


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執筆者プロフィール:申(シン)
SHIFT DAAE(ダーエ)戦略部 福利厚生型ふるさと納税サービス「まん福」でカスタマーサクセスを担当しています。

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