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[AWS合格体験記]新卒1年目でAWSクラウドプラクティショナーとSAAを取得した話


はじめに


株式会社SHIFTインフラサービスグループの宮副です。
情報系の大学院を出てSHIFTに新卒入社しました。

AWSに関しては、独学で1年ほど触れていた程度ですが、新卒1年目でAWS認定試験のクラウドプラクティショナー(CLF)とソリューションアーキテクトアソシエイト(SAA)を取得しました。

この記事では、AWS資格取得ため行ったこと、学習期間、資格取得のポイントについて紹介します!

資格の概要


AWS認定クラウドプラクティショナー(CLF)
クラウドプラクティショナーはAWS認定試験の入門レベルの資格です。
クラウドの基礎知識とAWSの主要なサービスについての理解が問われます。


AWS認定ソリューションアーキテクトアソシエイト(SAA)
SAAはアソシエイトレベルの資格で、より実践的なAWSのアーキテクチャ設計スキルが求められます。


学習期間と取得までのスケジュール


クラウドプラクティショナー

  • 学習期間: 7月から9月(約2か月間)

  • 学習スタイル: のんびりとしたペースで

  • 学習時間: 1日あたり約30分

ソリューションアーキテクトアソシエイト

  • 学習期間: 10月から12月(約2か月間)

  • 学習スタイル: 集中的に取り組む

  • 学習時間: 1日あたり約1.5時間


それぞれで使用した教材


クラウドプラクティショナー
AWS認定資格試験テキスト AWS認定 クラウドプラクティショナー 改訂第3版 (AWS認定資格試験テキスト)

ソリューションアーキテクトアソシエイト
AWS認定資格試験テキスト AWS認定ソリューションアーキテクト - アソシエイト 改訂第3版 (AWS認定資格試験テキスト)


Udemy【SAAC03版】AWS 認定ソリューションアーキテクト アソシエイト模擬試験問題集(6回分390問)

Ping-t(無料)


学習方法とポイント


クラウドプラクティショナー

私は、参考書を3周しました。各章に章末問題があったので、インプット・アウトプット両方バランスよく行うことができました。
個人的な意見としては、教材はこの参考書だけで充分で、合格するためだけなら2周でも大丈夫だと思います。学習期間に関しても、1か月程度で合格できると思います。

ソリューションアーキテクトアソシエイト

ソリューションアーキテクトに関しては、参考書、Udemy、Ping-tをフルで活用し勉強しました。参考書と模擬試験の解説でインプット、模擬試験でアウトプットを繰り返し行いました。 参考書(インプット+アウトプット)→模擬試験(アウトプット)→解説で復習(インプット)→参考書(苦手なところをインプット)→模擬試験のサイクルがおすすめです。

本番を受けて感じたこととして、どういう思考で選択肢を削っていくかが一番重要だと感じました。選択肢の削り方に関しては、模擬試験を解いた後の解説から勉強しました。

他の方の合格体験記を覗くと時間がギリギリだったという方が多い印象でした。心配な方はUdemyなどの模擬試験で時間を計ってみることをお勧めします。学習期間は2か月程度が目安だと思います。

つまづいたポイントと解決方法


主にSAA学習中に直⾯した課題とその克服⽅法について

苦手分野
SAAでは過去に触れたことのないサービス(SQS,Direct Connectなど)について理解が浅く、これらの問題の正答率が低いことが課題でした。直接触ってみるのも⼿かとは思いますが、私は参考書からノートに図を描き理解を深めていきました。

Udemyの問題難易度
Udemyの模擬試験では、本番より難しい問題で合格基準の72%を2周⽬で超えれるかどうかでした。こちらに関しては、間違えた問題の解説を復習し、どういった思考で選択肢を消していくのかを探すポイントになりました。

学習教材の時間配分
SAAに関しては、参考書,Udemy,Ping-tと3つの教材を並⾏して使⽤していたので、時間の割り振り⽅に苦労しました。本番をうけた感触としてはUdemy,Ping-tの問題と同じ問題はほとんどでなかったので、参考書で試験範囲全体をインプットしつつ、Udemy,Ping-tで問題を解き復習まで⾏う⽅法がいいと感じました。
あまり時間が取れないときは、ほんのすこしでも参考書で苦⼿なところを読むようにしてました。

★個人的おすすめ優先度
Udemy > 参考書 > Ping-t

これから受験される方へ


経験を踏まえたうえで効率的な学習方法をまとめます

クラウドプラクティショナー

参考書を中心にインプット・アウトプットを繰り返し行う

ソリューションアーキテクトアソシエイト

  • たくさん問題を解く: 実際の試験形式に慣れるために、問題集や模擬試験を活用して多くの問題に取り組むことが重要

  • 選択肢の削り方を覚える: 模擬問題の解説を参考に、不要な選択肢を排除するスキルを身につけること

  • 実際にサービスに触ってみる: 余裕がある方向けにはなりますが、実際にAWSのサービスを触ってみることで理解が深まり得点力upが期待できます。

  • 試験本番での見直し: 問題を解いた後、見直しフラグを付けて選択肢を入力し、次の問題に進むことで、後から見直すことができます。この方法が効果的でした。

  • 試験時間を有効に使う: 試験時間が長いため、集中力を保つことが大切です。事前に練習することをおすすめします

  • 試験会場: テストセンターで受けましたが、非常に便利でした。今後もテストセンターで受験する予定です

まとめ


資格取得を通じて得られた知見と今後の展望について

合格体験記
私は、ソリューションアーキテクトアソシエイトの合格体験記の記事を試験本番日の1週間前に見つけ、そこから活かし始めました。合格体験記は学習期間や教材、試験の雰囲気などとても参考になるので、AWSの資格でもそうでない資格でも、資格勉強を始める際は、一番最初に合格体験記を見て、学習計画を立てたほうがいいと感じました。

メンタル
メンタル的な部分としてはやはり問題数をこなすことが大切だと思いました。合格するためには72%以上の正答率が必要なので、模擬試験で正答率72%を上回れば自信をもって試験に臨むことができます。

試験本番の雰囲気
SAAの試験本番では開始30分は問題が難しく、合っている自信がなく不合格が頭をよぎりました。すぐに解けない問題は見直しフラグを付けて飛ばし、最後まで一通り解いてから、落ち着いて見直しフラグの問題を時間をかけながら解くことで正解数を増やすことができたと感じました。

AWSの受験料半額サービス
AWS試験の受験料に関する話ですが、一度AWSの試験に合格すると次に受けるAWSの資格試験料が半額になる特典がもらえます。連続で合格することでお得に資格取得ができます。
AWSの資格は重なる部分があるので、複数のAWS資格をとる予定がある場合は、期間をあけず連続してとることをおすすめします。

今後の目標

今後の大きな目標はAWS資格の全冠で、次の小さな目標は、AWS認定デベロッパーアソシエイトの取得です。


執筆者プロフィール:宮副 航輔(みやぞえ こうすけ)
情報系の大学、大学院に進学し、SHIFTに新卒入社
インフラサービスグループ所属
webアプリ開発やDocker,AWSが趣味で勉強中
パン作りも趣味です🍞

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PHOTO:UnsplashAaron Burden