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アジャイルジャパン2023に参加レポ=人生初のオンサイトイベント参加で、私が感じたこと学べたこと、まとめ=~Day13

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昨日の記事は、
JUnit XMLによる自動テストレポート-Playwright + Gitlab編
でした。いかがでしたか?さて本日はこちら!

はじめに。


みなさまこんにちは!
早速ですが、この記事を読んでいる皆さんの「2023年の目標」って覚えていますか?

私、あびこは毎年なんとなく毎年それっぽい目標をたてては、3月あたりで何となくあやふやになり、6月からはもう、、、という状況が多いです(笑)

しかし、2023年はしっかり目標を立て、「新しい知識をインプット、さらに経験者からいろいろ学んでいこう」をモットーに様々なことに参加し、

このSHIFT技術ブログでも体験したこと、面白かったことをアウトプットできる場所として使わせていただきました!

今回は、その2023年の集大成ともいえるようなアジャイルのビッグイベント「アジャイルジャパン2023」に外部協賛として参加した内容をレポさせていただきます。


アジャイルジャパンとは?


アジャイルジャパンは

日本中にアジャイルの価値を浸透させ、日本の変革を促進することを目指しています。 あらゆる業界や職種の方が集まり、実践者も初学者もともに建設的な意見交換ができる場です。」

という説明の通り、アジャイルにかかわっているすべての方が参加できるシンポジウム形式のイベントです。

総勢200名以上の方がリアル会場にて参加されており、そのすべての人が「アジャイルに興味のある」人で、その時点でとても緊張しました。

さらに会場のモニターを通じて、それ以上のオンラインメンバーが参加しているという状況です。

ちなみに前年までは感染症対策もあり、オンラインオンリーのイベントだったので、今回の現地イベントは、面白いくらいの熱気を肌で感じました。

SHIFTは、GoldSponserとして、ブースを設置しており、講演をききながら休憩中の時間にブースの内容を説明するアテンドとして動きました。

アジャイルジャパンでの講演は本当に面白いものばかりで、ほかの参加者の方々がそのサマリや考察興味深い感想やまとめを挙げていらっしゃるので、 今回私は「私みたいな初学者が人生で初めてアジャイルのオンラインイベントで感じた感情、思い」を以下にまとめさせていただけたら、と思います!

体験できたこと


アジャイルジャパンはDay1、Day2で計2日間開催され、各日10ほどの公演を聴講することができます。 今回は1日目のイベントに参加することができました。

- SHIFTブース

今回、SHIFTのブースでは「アジャイルテスト4象限当てカードゲーム」を行いました。

皆さんは、アジャイルテストの4象限について、ご存じでしょうか。
ウォーターフォール型についてのテストは「V字型モデル」が有名だと思います。

ウォーターフォールとして工程の流れが決まっているタイミングで、そのタイミングに合わせたテスト(ex:単体→結合→システム→受け入れ)がありますが、アジャイル環境下でテストを行う際は、その流れというものがありません。

そんなときに使用するのが、「アジャイルテストの4象限」の図式です。

こちらをブースに貼り付けて、さらに「様々な」カードを用意しました。 カードにはテストの名称がランダムに記載されています。

そのカードに書かれたテストが、どの象限に当てはまるかを考えるというゲームです。

-アジャイルテストの4象限とは

4象限アジャイルテストについては、

上がビジネス面、下が技術面

左がチームの支援、右が製品の批評

というマトリクスで分布を決めます。

第1象限(左下)は、技術に焦点を当てて、チームを支援する・導くテスト活動、 自動テストになります。単体テスト、シンプルな結合テストが対象です。

第2象限(左上)は、ビジネスに焦点を当てて、またチームを導くことを目的となります。機能テスト、ストーリーテスト、プロトタイプなど自動テストと手動テストで行うテストです。

第3象限(右上)は、プロダクトの批評をすることでビジネスに焦点が当てられてるテストです。探索的テストやシナリオテストは主に手動で実行されます。

第4象限(右下)は、技術面で製品を批評する、つまりプロダクトの非機能的な側面を批評するものです。性能負荷テストだったり、セキュリティテストが該当します。これらのテストは技術ツールによってテストされます。

…とこのようにSHIFTはアジャイル環境下であってもSHIFTの品質保証は、多種多様なテストの提案をし、より良くするためにお手伝いができます。
というお話をさせていただきました。

このブースはとても好評で、
「テストについてこんなに真摯なことが伝わった」
「アジャイルに最近変えたけど、結局テストの仕方は変更できなかったから、このような案があるんだ、と学びになった。」
などのお話しをいただけました。

- 講演


講演についてありきたりな感想になってしまうのですが、とっても面白かったです!感じた点をまとめていきます。

・アジャイルという考え方はどこでも通用する

開発手法として知られえているアジャイルですが、開発としてのアジャイルだけではなく、マネジメントや組織運営、ソフトウェア開発以外のチームでもアジャイルを用いて回していく、という話が多かったように思います。

弊社の谷川が発表した講演でも、開発ではなく「イベント運営をアジャイルで動かす」話をしました。

アジャイルの良さは、どのようなものを提供できるかを小回りを利かせながらどんどんアップデートできるところにありますが、この考えというのは、浸透すれば色々なものに応用ができるものなんだなと感じます。

そういえば、弊社内でも「夫婦の私生活をアジャイルで回しています」と話している方を思い出しました。 そこまではできるかわかりませんが、私も家族内で目的を共有、デイリーという名の家族との交流、スプリントにわけてふりかえりとして家族会議を行う....ということで解決できる議題があるかもしれません。

開発に限らず「目的があり、チーム一丸となってゴールに向かう」には最適な手段の一つだな、と改めて感じました!。

・人とのつながり

「チーム一丸になる」ということは、もちろん人とのかかわりが大切なんだなということはわかっていたのですが、講演すべてで共通することは「チームメンバーでの人小野かかわり」が出てきたように感じます。

アジャイル知識の標準化をしたり、相手を同じゴールを目指す仲間として信頼することで、新しい意見を言える環境の土台を作成できたり…

ウォーターフォールであっても人間関係というのは大切ですが、アジャイルの芯としてあるものは「人とのつながり」なんだなと感じました。

まとめ


・熱量を感じることができたオンサイトイベント

会場は、本当にとても「アツかった」です! 久しぶりの現地開催、そしてそこにいる人たちにみな、アジャイルに興味があるという同志… 登壇されている方も、聴講されている方も、ブースに来られる方も皆楽しそうで、 正直学生時代は大学のあまり興味のない講義のようなものばかり参加をしなかったので、「学ぶことの楽しさ」 を純粋に味わえました。

それが身になって、業務に活かせることができる…という良い熱量を絶やさないようにしていきたいです。

また、オンラインではなく実際に人と会って話せたというのが、自分にとっても大きい体験でした。オンラインでいくらでも会話ができる時代、現地での開催して人を呼ぶことの意義とは?と思う方もいるかもしれません。

しかし、ブースにお越しくださった方と実際お話しすると「どうすればさらにより良いものを提供できるのか?」と考えている方ばかりで、自分も質問させてもらったりして刺激のある交流ができたという実感は「現地ならでは」と感じました。

・成長している実感を感じた

先ほども書きましたが、ブースでお話しさせていただく中で「テストにこんなにも種類があるんだ」という驚きの声や、初めて知った!という声も多かったのに驚きました。 自分自身、未経験業種からITへと転職し、テストとアジャイルについてとにかく学んで来ました。

周りの方々がアジャイル、テストに明るい方が多く、自分はまだまだ初学者の気持ちでいたのですが…。

実際にイベントに参加し、SHIFTとして、「アジャイルの場合であれば、ソフトウェアテストはこのような手法で活用できます」とアジャイルテストのアプローチ方法を伝え、そこからまた新しいアジャイルが円滑に進むきっかけになる....という流れに自分が関与できていること。

そしては自前てあった人からQA以外のアジャイルの面白い話で刺激を受けていること。それは3年前の何も知らなかった自分からは思いもよらなかった楽しい出来事でした。

まさに最初に書いた2023年の目標「新しい知識をインプット、さらに経験者からいろいろ学んでいこう」を体現できたイベントでした。

オンラインのイベントだと、「寄り道」ができないな、と感じます。

しっかり目的があってその講義を聞いたりできますが、現地開催だとふと休憩中に席を立った時に「目につくかんばんがあったから」という理由で興味を持って会話になり。自分の知識の1つになる....

私もアジャイルジャパンで同じ経験をできましたし、SHIFTとしてそういう場所を提供できたのではないか、と思っています。

だからこそ、【熱】を感じられるオンサイト型イベントに参加する意義がありますね!!

今後、オンサイト型のイベントが増えていき、これからも運営スタッフとして参加することを目標としていきたいと思いました。

その際には、スタッフ側であっても、参加者側であっても「オンラインではなく、オンサイトだからこその醍醐味とは何か?何を吸収できるのか?」ということが重要だと考えました。

実際に顔を見てお話しできるからこそ、今後のイベントで知り合いが増えてきたり、そこからあたらしいイベントであったりが生まれるかもしれない。

「開発以外でもアジャイルとしての考えをもっていく」「アジャイルは人とのつながりが要」 この精神が学べた実りあるイベントでした!

まさに2023年の抱負の集大成でした。心残りは今のところありません(笑)

ちなみに2024年の抱負は....また来年に考えたいと思います(笑)

そしてその際にはまたSHIFT技術ブログで面白い発信ができるように頑張ってまいります!

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明日の記事は、
アジャイルコーチが出会ったアンチパターン集 11選』です。
お楽しみに!


執筆者プロフィール:あびこ
今までは食品会社の営業をしていたIT未経験のQAエンジニア2年生。
現在SHIFTに入社して品質保証を学びながらより良いモノづくりのために日々奮闘中。

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