初めまして。SHIFT カスタマーサクセス部 Salesforceグループの井上です。
私はSalesforceのシステム管理者として開発を主に行ってきましたが、何度も忘れてしまうのがレイアウトの設定でした。
たくさん設定があり、どこのレイアウトがどこに反映されるのか忘れてしまい毎回調べてしまっていたので今回はこちらの記事に備忘録という意味も込めてまとめていきたいと思います。

まずは、レイアウトといえばのオブジェクトごとのページレイアウトです。 こちらはシンプルにレコードの詳細ページに反映されます。 また関連リストに表示する関連するオブジェクトのリストを増やしたり、関連リスト内に出ているオブジェクトごとの項目を変更することも可能です。

コンパクトレイアウトとはレコードページの強調パネル内に表示されている項目・主従・参照項目でマウスオーバーした際に表示されている項目制御の部分を指します。 この部分に表示する項目としては、レコード名以外でパッと見ることができたら便利な項目を表示しておくと使いやすくなるのではないかと思います。

検索レイアウトとは、グローバル検索でレコードが検索されたときに表示されている項目のレイアウトのことを指しています。 検索レイアウトに出す項目はユーザが検索をし、複数件ヒットした場合にたどり着きたい情報にたどり着けるような項目を出しておくことでわかりやすくなるのではないかと思います。

Lightningレコードページは、レコードページのコンポーネントの位置・表示したいコンポーネント・コンポーネントの表示制御等あらゆることができます。
最近リリースされた動的フォームでは、表示しているレコード項目の表示制御を項目に対してかけることができるため、「特定の選択リスト値を選ばれている場合のみ項目を表示する」等カスタマイズの幅が広がっています。
詳細に関しては、また次の記事で書いていきたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。
ぜひ、レイアウトに関して忘れてしまうことがあれば読み返していただけると嬉しいです！

執筆者プロフィール：井上
●Salesforce歴 ：3年半
●Salesforce保有資格：アドミニストレーター、Platform アプリケーションビルダー