ハイスキルなエンジニアを集めるために気をつけたい3つのポイント
こんにちは。SHIFTのプリセールス、藤田です。
DXにお悩みの多くのお客様へのご提案のなかで、ほかの多くの企業様でもお役に立てそうな情報を定期的に発信していきたいと思います。
今回はできるだけ平易な表現ができるよう気を付けます。
5分だけお時間をください!
今回は、前回の記事でキーワードとしてあげさせていただいた「フルスタックエンジニア」について掘り下げたいと思います。
タイトルにもある通り、優秀な開発者を自社に集めたいといったお悩みの会社様むけに、以下の3つのポイントをご紹介いたします。
1.スピード感のある開発に求められるエンジニア像=フルスタックエンジニア
DXの名のもとに発生する開発スタイルには、以下のようなキーワードがよく出てきます。
・PoC
・MVP開発
・プロト/モック開発
こういったまずは小さく始めてみよう!というタイプの開発では、従来のシステム開発のように
要求整理~要件定義~設計~実装~テスト
といった流れで、細かく工程をきって設計書をもとにプログラマーがコツコツプログラミングをしていく・・・という手法では、費用感もスピード感も合わないことがほとんどです。そのため、上流と下流をできるだけ分断せずに、スピーディに開発できるように、
・モダンな各種開発言語
・フロントエンド
・バックエンド
・インフラ
・etc…
などの、幅広い技術領域を修めたエンジニア(=フルスタックエンジニア)の存在が非常に重要になります。
こういったエンジニアが1人いると、企画側で「こういうものがほしい」と伝えた際に、それを受け取ってから即日動くものが仕上がってきて、より解像度の高い意見を出し合える。
こんなことが可能になります。
※SHIFTの体制強化においてもフルスタックエンジニアを重要視
2.フルスタックエンジニアは残念ながら埋もれている…一方でどこにでもいる
ではこんな素晴らしいエンジニアはいったいどこにいるのかというと、実はフルスタックエンジニアでありながら、従来型の開発の要員として組み込まれているせいで、得意領域のスキルを存分に生かせないまま、日々の業務にあたっている方々が残念ながら多く存在しているのが現実です。
SHIFTには事業会社、大手プライムベンダー、小~中規模の開発会社、ITサービス会社など、さまざまな出身のフルスタックエンジニアが来てくれます。
つまり、自社にもいるはずのフルスタックエンジニアを見つけることができない企業が多く存在しているということです。
多くの現場では、「より大きな開発のマネジメントができること」がキャリアのゴールであり、個人がいかに幅広いスキルセットを持っていたとしても、マネージャーとしてのキャリア志向がないフルスタックエンジニアに高い評価を出すことができず、結果埋もれていくことが多いように見受けられます。
SHIFTではこうしたエンジニアを、いかにして見つけ採用できるか、
そして存分に力を発揮していただき、正しく評価される仕組みを日々考えて、実行しています。
3.フルスタックエンジニアをどのように見つけ、活躍してもらえばいいのか
企業側とフルスタックエンジニア側には、それぞれ以下のような課題があります。
■フルスタックエンジニア目線
・さまざまな技術を広く発揮できる場へいきたい
・ずっと同じプロダクトの開発をやらされていて、能力の幅が広がらない
・自分より優秀なエンジニアがおらず、刺激がない
・出世するとマネジメントに寄せられ、手を動かせない
■企業目線
・社内公募をかけても手が上がらない
・面接やレジュメで能力を見極めることができない
・活躍させるプロジェクトがない
・エンジニアを技術で評価する軸がない
これらすべての解決には、社内のいろいろな変革が必要であり、
一気に解決させることは難しいかもしれません。
そこでSHIFTで行っているいくつかの施策のうち、
「フルスタックエンジニア検定」の概要を簡単にお伝えします。
弊社では創業当時より大切にしている強みの一つに
「エンジニアのスキルを定量的に測る検定」というものがあります。
その代表例が、ソフトウェアテストに適性のあるエンジニアを見つける「CAT(キャット)検定」です。
CAT検定:いつでもだれでもオンラインで受講が可能
《開発が得意なSEが、ソフトウェアテストが得意なわけではない》
という発想から開発された、ソフトウェアテストに素養のあるエンジニアを見出す検定です。さらには、非エンジニアですらも当検定に合格すれば現場での活躍が可能になるため、人財不足のIT業界において、多くの非エンジニアが開発現場の一線で活躍できるようにしました。
こういった検定をSHIFTでは多くそろえ、面接やレジュメ以外に定量的にエンジニアの質を測る取り組みを行っております。
これは企業側だけではなくエンジニアにもメリットがあり、
・検定の点数に応じてデジタルに評価がされる
・「上司と仲がいい」などの定性的な評価だけで判断されない
・キャリア形成の際に目指す道筋が明確である
といった点が挙げられます。
この仕組みを、フルスタックエンジニアの採用や教育にも横展開した
「フルスタックエンジニア検定」を開発しました。
対面(コロナ発生時以降はWEB面接)の面接で課題を与え、実際に設計やコーディングをライブ形式で実施してもらい、その場での質問や問題解決能力、プログラムの生産性、知識量などを測ります。
そのため、過去面接だけで判断していたエンジニアの本当の能力を確認できるため、入社後のスキルギャップがまったく発生しません。
さらに、すでに在籍しているフルスタックエンジニアが面接官となり検定を実施するため、SHIFTに在籍しているフルスタックエンジニアの実力に触れることができ、「高いレベルのエンジニアと一緒に仕事ができる」という実感を事前に感じていただくことで、エンジニア側が感じる入社後のギャップを生み出すことがありません。
定量的に評価するということは、一見すると足切りのようにも思えますが、双方が入社後のイメージを具体的に持つことで、お互いがWin-Winになる非常に素晴らしい取り組みだと考えております。
Ex.あとがき
上記のような仕組みの準備や、実際の採用の意思決定は非常に難しく
まずはフルスタックエンジニアと呼ばれるような方々に参画いただくことでどれほどのメリットを享受できるかを想像することが大切です。
いきなり自社での採用や、大規模な異動・組織変革は非常にパワーがかかります。まずはフルスタックエンジニアの実力を短期的にお試しするために、外部のパートナーから適した人材の支援を要求してみるのも、ひとつの方法かもしれません。
※SHIFTではフルスタックエンジニアを毎月増員中ですので、いつでもお問合せお待ちしております!
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