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あなたは何タイプ?チームでソーシャルスタイル診断を実施してみた


はじめに

こんにちは。SHIFTのQAエンジニア、松本です。

私が所属するチームでは、生産性の高いスタイリッシュなチームを目指すため、さまざまな取り組みを「#目指せスタイリッシュチーム」というハッシュタグを付けてブログで発信しています。

他の記事についても是非「#目指せスタイリッシュチーム」で検索してみてください!

今回は、チームで「ソーシャルスタイル診断」を行ったときのことについてまとめていきます。

ソーシャルスタイルとは

ソーシャルスタイルとは、アメリカの産業心理学者が提唱したコミュニケーションの理論のことです。

人の言動は4つのいずれかのスタイルに分類されると言われ、相手が望ましいと感じる対応を選択するための手法として活用されています。

チーム内であれば円滑なコミュニケーションを図るため、対顧客であれば提案や交渉の場面でも役立てることができます。

4つのスタイルとは以下の通りです。

  • アナリティカル

  • ドライビング

  • エミアブル

  • エクスプレッシブ

それぞれのスタイルにどんな特徴があるのかは、後ほど紹介していきます。

ソーシャルスタイル診断の進め方

まずはチームでソーシャルスタイル診断を行う目的を共有します。

今回は、チーム視点と個人視点の以下2点を目的として置きました。

【チーム】お互いのコミュニケーションの特徴を知るため

「この人はこう考えているのかな、じゃあ私はこうしてみよう」と冷静に対応でき円滑なコミュニケーションが図れるようになる

【個人】自己理解と感情のコントロールに繋げるため

自分のコミュニケーションスタイルを知ることで「自分は何でモチベーションが上がるか?」 「自分はああ言われたからモヤモヤしているんだな」など客観的に整理できるようになる

目的の共有が終わったら、早速各自でソーシャルスタイル診断を行います。 「ソーシャルスタイル診断」で検索するとさまざまな無料診断ツールが出てきますが、私たちは約1分程で診断が完了する簡易的な内容のものを使いました。

https://www.wowcom.co.jp/service/quality/training/socialstyle/check.html (出典:WOWWOWコミュニケーションズHP)

また、ソーシャルスタイルはコミュニティーによって変わると言われているので、今回は仕事のシーンの自分を想定して診断を実施しました。

診断結果は、各タイプの4象限の中でどのあたりかが表示されるので、結果が出たら共同編集できるツールを使い各自で名札を診断結果の位置に移動します。

私たちのチームはエミアブルとエクスプレッシブが多い結果となりました!

各タイプの特徴

ここからは4つのタイプの特徴を簡単に紹介していきます。

  • アナリティカル

情報収集に時間をかけ論理的に考え、リスクを最小限にするために細部にわたって考えるタイプ。

感情を抑えるため「何を考えているかわからない」と言われがちなアナリティカルタイプと話すときは、感情的な対応はNG、相手に悪気がないことを認識して対処すると良い。

  • ドライビング

合理的に物事を達成していく傾向にあり、自身の興味は「チームを成功に導くこと」に収束しているタイプ。

ドライビングタイプと話すときは、結論から先に伝え、そのあと理由、具体例といったように順序立てて話していくのが良い。

  • エミアブル

協力・平和といったチームに必要な基本的な関係を作るために自身のスキルを活用し、調和を作るタイプ。(日本人に一番多いタイプだそう)

決断を無理にせまるとストレスを感じてしまうエミアブルタイプと話すときは、「一緒に考えませんか」といったように、決断ができない場面で相手に共感を持って接すると良い。

  • エクスプレッシブ

今までとは違うことを考えたり、ほかのメンバーが思いつかないことを提言しチームに新しい風を吹き込むことができるタイプ。

発言内容が直観的に変わる傾向にあるエクスプレッシブタイプと話すときは、重要な方針などは決まったら文書化するといった工夫をすると良い。

このように、それぞれのタイプの特徴と、どういったコミュニケーションが望ましいかなどがソーシャルスタイル診断によってわかります。上記はとても簡単にまとめた内容ですので、気になる方は是非「ソーシャルスタイル」で検索してみてください。

今回は、それぞれの特徴を踏まえつつ、診断結果に対して自分と他者からみてその結果が妥当だったのか、意外だったのかなどを共有し合いました。

ふりかえり

各タイプの特徴を共有し、診断結果をチームで共有し合った後、YWT方式でふりかえりを行いました。

今回は「W:わかったこと」「T:活かしていきたいこと」で挙がった意見を抜粋します。

W:わかったこと

  • 全体的の診断結果に違和感なし。短い診断で結構それらしい結果になるんだと思った。

  • これまで自己分析をする機会はあったけど他の人の傾向を知る機会があまりなかったのでタメになった

  • 人間関係重視タイプが多いのでコミュニケーションを活発にするとより業務が円滑に進められそう

T:活かしていきたいこと

  • ドライビングタイプがいないので、メンバー同士で目的達成のための進め方を意識的に話せるようにしたいと思った

  • 顧客の担当者のタイプを考えながら会話のもって行き方を工夫して合意を得やすくしたい!

  • 新規参画者の場合は最初どんなタイプか知れる材料なので、今後やってみると良さそう

私たちのチームはドライビングやアナリティカルが少ない状態になっているので、ドライビングの傾向である目的達成のために何をすべきか考える機会を設けたり、アナリティカルの傾向である細部にわたる情報収集をタスク化するなど、チーム内でのタイプのバランスを踏まえた取り組みの改善をしていきたいと思います。

こういったチームの取り組み方の参考になるのも、ソーシャルスタイル診断のメリットですね。

まとめ

全ての診断結果がバッチリ当てはまる人ばかりではないですし、立場が変わるとこのソーシャルスタイルも変わると言われています。

また、各タイプには話し方や表情などに特徴があるので、診断をしなくても相手がどのタイプなのかなんとなく予想することもできます。 そのため、チーム内だけでなく社外でも活用していきたいという意見が今回のふりかえりでも挙がっていました。

社内外共に活用でき自己理解にも繋がりますので、みなさんも「ソーシャルスタイル診断」を実施してみてはいかがでしょうか?


執筆者プロフィール:松本夏穂
新卒で人材会社に入社し営業として従事。2021年にSHIFTへ第二新卒で入社。そのタイミングで関西から上京し、大都会東京での生活に揉まれている。現在は、QAエンジニアとしての成長や、スクラムの知識を取得できるよう日々精進中。

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