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テスト集計、列名でのフィルタリングはもう使いましたか?(テスト管理ツール CAT 4.19.4)


こんにちは。CATエヴァンジェリスト・石井優でございます。今日はテスト管理ツール「CAT」、テスト集計の新しい機能の紹介です。

(情報)統合型ソフトウェアテスト管理ツール「CAT」について
現在SHIFTが提供するCATとは、テストの実行管理に主眼を置いた正式名称「CAT TCM(Test Cycle Management)」という製品を指します。ケースと実行結果・エビデンスの管理、及びプロジェクトの進捗管理や品質分析を担うツールです。詳しいご紹介はぜひ製品HPをご確認ください。

テスト集計、列名でのフィルタリングはもう使いましたか?

CAT4.19.4でリリースしたテスト集計の列名でのフィルタリング機能。

今回はこの使い方について紹介します。

CATは1つのテスト項目(1行)に対して複数のケースを設定できます。次のような用途があります。

  • テスト環境(端末ごと、ブラウザごとなど)

  • テストのサイクル(X回目のテスト)

  • 再鑑のワークフロー(ダブルチェック)

こうした列を追加して運用をしていて、テスト集計をしたときに「この列の結果だけを集計したい!」ということはありませんか?

  • この環境の結果だけを抽出したい!

  • Xサイクル目のテストの結果の観点別のばらつきを見たい

CAT4.19.4では、列名をキーにして集計できるようになりました。

使い方


1.テスト集計画面で任意の項目で集計します。

2.フィルターに列名を設定します。

3.完成です。

応用の仕方


これだけだと、正直1つの列名でしか絞り込みができません。本来は「1回目のケースと2回目のケースの比較をしたい!」なんてこともあると思います。

この場合、ダッシュボードのテスト集計アイテムを使います。

ダッシュボードのテスト集計アイテムを2個準備して、それぞれ列名を絞り込みます。

1回目のケースと2回目のケースが同時に表示され、比較できそうです。2回目のケースの方がNGが多ければ、「修正の品質が悪いのか?」などと判断できますね。

応用の幅が広い柔軟な機能ですので、ぜひ使ってみてください。

ではでは!

※本記事は2024年11月時点の仕様を元に記載しています。記載後のバージョンアップにより、上記の説明した仕様と異なる場合があります。


執筆者プロフィール:石井 優
倉庫事業企業のシステム部門にて、基幹システムの開発・保守・導入及び大規模基幹システム移行への参画を経験し、2015年SHIFTへ入社。 CATエヴァンジェリストとして、ツールだけでなくプロジェクト管理プロセスに関する紹介や提案など幅広く活動中。CATやTDのことに興味があればいつでもご連絡ください!

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PHOTO:UnsplashNordWood Themes