IT企業×田植え体験イベント|従業員が田んぼの中で〝リアル体験“
こんにちは!SHIFT社内広報チームです。
5月18日(土)SHIFT グループでは田植え体験イベントを行いました!
この記事では、IT企業であるSHIFTがなぜ田植えイベントをすることにしたのか、理由を紐解きながら、その効果と今後の課題を検証していきます。
【SHIFTグループ田植えイベント】
埼玉県さいたま市の見沼エリアで約250年続く農家「ファーム・インさぎ山」さんのご協力を受け、ITの世界から広大な農地へ。仲間や家族約100人とともに昔ながらの手作業で稲を植えました。体を動かして田植えをした後は青空の下、参加者全員でカレーを作って昼食タイム!
いつもとは違う景色の中で力を合わせて作業をし、時間を共有しました!
IT企業が田植え体験にチャレンジした理由
そもそもなぜSHIFTグループで田植えイベントを実施したのか。
それは、リアルな体験や交流を通し、①直接肌に触れる機会 ②従業員の相互理解 ③健康的な働き方への意識を促したかったからです。
ひとつずつ詳しくご紹介していきます!
1.IT で知識を得られる時代だから価値のある「リアル体験」を
テクノロジーの進化により、リアルに体感しなくてもたくさんの情報が容易に手に入れられるようになりました。SHIFT グループはDX を推進する企業。ですが、あえてリアル体験を従業員に提供し、効率化される前の手植え体験にチャレンジ。基本的で原始的な作業に触れることが、新しいアイデアを生むきっかけづくりになれば!と考えました。
2.「従業員のリアル」を知り相互理解を深める
SHIFTグループは、従業員の人数が13,000人を超え、多様な人材が集まる組織に。誰もが気持ちよく働くためには従業員間のコミュニケーションが大切だと感じています。一方で、お客様先での勤務や在宅勤務の従業員も多く、従業員同士がリアルに顔を合わせる機会は貴重です。実際に会うことで生まれる些細な会話を通して業務外の顔を知り、テキストベースのやりとりやオンラインコミュニケーションでは見えづらい人となりに触れ、相互理解を深め、業務の円滑化できたらと考えました。
3.「食のリアル」に触れて、自分の体を労わるきっかけに
SHIFTではパフォーマンスを高めるためには、心身ともに健康であるべきとの考えから、労働時間やフィジカル/メンタルにおける健康状態の管理には徹底して取り組んでいます。イベントでは、田植えを通じ「農作業や食のリアル」を知ることで、従業員に自分の体を労わる意識をもってもらいたいと考えました。
はじめての田植えイベントを実施した結果
SHIFT社内広報では毎回、イベント実施後にアンケートを実施しています。今回も、参加者のみなさんに田植えの後に感じたことを伺いました!
SHIFTグループへの気持ちについて聞いた①~③までの問いではポジティブな回答が9割を超えた一方、④「知り合いを増やせた」という回答は、低めに。コミュニケーション施策には課題が残りました。
参加者からもこのような声が。
イベント内でのコミュニケーションに関しては、たくさんの気づきがありました。日ごろ、オンライン上のコミュニケーションが多いため、実際に対面で会話することへのハードルが以前よりわずかに増した気も。今回青空の下に集ったことで、「どうしたら初対面の方同士がコミュニケーションをとりやすくなるか」を考える機会にもなりました。
一方で、次へのヒントもありました。
イベント当日は5月にも関わらず気温がぐんぐん上がり、炎天下で実施することに。この急な暑さに運営も大慌てでした。そんななか、テントやタープを持参してくれたSHIFTグループの参加者も。日陰を作り、周りの方にも快く提供してくれました。
これまでイベント運営をするにあたり、運営として参加者のみなさんに楽しんでいただけるよう、「なるべく先回りして準備をし、快適にすごしていただきたい」と思ってやってきました。でもそれは不遜だったかもしれません。参加者からこんな声が。
この助け合いの気持ちは、社内イベントだから生まれやすかったのかもしれません。知らない人だけど、同じ会社で働く仲間。それぞれのミッションは違えど、大きな目標は一緒。そんな仲間だから自然と手を差し伸べ合えたのかもしれません。
参加者はお客様(参加者)という役割だけでなく、一緒にイベントを作る仲間。次回から参加者と運営の距離感も、より心地よいものにできたらと思いました。
「田植え」という体験には満足度の高いコメントをいただきました!
お子さんたちにとって良い機会を提供できたことはとても良かったですし、他社にお勤めのご家族にお褒めいただけたのは、嬉しいですね!
緑の中での時間を有意義に使っていただけた方もいました!
これからも健やかに働いていけるために、良い機会になっていたら嬉しいです。
まとめ
田植えイベント終え、「稲刈りもしたい」との声も多数いただき、さっそく実施を調整。9月下旬に実施を決めました!お米を育てる過程で、成長の様子を共有したり、稲刈りを楽しみに待ったりと、稲とともにつながりが続くところが、このイベントのとても良いところだと感じています。
秋に向けて、参加してくださった従業員のみなさんのつながりも育て、またイベント運営も成熟させていけたらと思います。