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10日間で完成!クリスマス会で子供たちの視線を集めた紙芝居の作り方★完動画付き

🎄こちらは、公式アドベントカレンダー2024_B 仕事術・キャリア・やってみた Day.2 の記事です。
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🌟🌟🌟 🎄SHIFTグループのオリジナル紙芝居🎄 🌟🌟

こんにちは!SHIFT社内広報チームです。
社内広報チームでは年間を通して、さまざまなイベントを企画しています。 従業員だけでなく、ご家族やグループの方もお招きして、季節を感じられる要素を織り交ぜながらイベントを通して交流を深める機会づくりをしています。

その中で、昨年開催したイベント「SHIFT グループクリスマス2023」で披露した、"サンタさんのお仕事をDXするオリジナル紙芝居"についてご紹介したいと思います🎁
当日参加してくれたたくさんの子供たちが紙芝居の前に集まり、キラキラとした視線を向けながら注目してくれました✨

今回は紙芝居本体だけでなく紙芝居ケースも【低予算&短時間】で手作りしてみたので、その工程を紙芝居の本体編・ケース編に分けてご紹介します。ぜひ目的別でご参考にしていただけたら嬉しいです!

《紙芝居 本体編》←今回はここ!
《紙芝居 ケース編》

完成動画をいち早くご覧になりたいからはコチラ 
※Youtubeが再生されます


制作スケジュール


今回の紙芝居製作は、なにせクリスマス会のトップバッターを務めるコンテンツなので、なにがなんでも完成しなくてはなりません。

もちろん完成を目指すだけではなく、子供たちにワクワクしてもらい、最後まで飽きずに見てもらい、さらに次の”サンタさん登場🎅”という目玉コンテンツにスムーズにつなげるという重大ミッションも担っているのです!

ということで、普段は異なる業務をこなすメンバーたちが部署を超えて紙芝居プロジェクトに集まり、いざキックオフ!

スケジュールはキックオフから正味10営業日。しかも全員紙芝居はじめて
怒涛の日々の中で果たして、無事に子供たちに喜んでもらえる紙芝居を完成させることができるのでしょうか・・・?!

制作プロセス


1. 分業する(ストーリー/絵)

すべての工程を単体でこなすのは厳しいだけではなく、クリエイティブの観点からも偏りが出るので、作業を分業しました。

①表紙を入れて全12枚の構成
②ストーリーは起承転結の4段階
③進行をExcelで管理

《分業》ストーリーは教育部門
”SHIFTのしごと”を子供たちに感覚的に伝えるために、SHIFT独自の技能検定や社員研修を司る部署、能力開発部のみなさんにストーリー部分を担ってもらいました。

《分業》絵・読み手は広報チーム
絵と読み手は広報チーム内で担当することにしました。

こんな風に手数の多い作業を分解・分業して同時進行で作り上げていくスピード感や、部署を超えてお互いの得意を持ち寄ってひとつのプロジェクトを作り上げる柔軟さも、SHIFTで働く醍醐味のひとつと言えます。

2. ストーリー作成

ストーリー作成チームには、以下のような希望をいくるか出してから作り始めてもらいました。

  • 全体を通して読んだときの適切な長さか

  • 覚えられる程度の登場人物の数か

  • 登場人物のペルソナ設定か

  • 子供が聞いてわかる言葉づかい、表現か

  • 基本的にハッピーエンドか

  • オリジナリティがあるか

  • 大人が聞いてもホッコリできるか

  • 起承転結があるか
    など

そして初稿ができた段階で共有をもらい、一緒にすり合わせしながら整えていきます。この時、ストーリーが起承転結になっているか把握しやすいように、Excelでシーン別に分けて台本を作成していきます。

また、愛着をもってもらいつつもストーリーに干渉しないキャラ設定にするには、どのようなペルソナ設定にしたらよいかなども相談して台本をブラッシュアップします。

登場人物のペルソナ設定についてすり合わせの様子。

本当はアジャイルとか自動化とかCI/CDよりUI/UXみたいな会話もしているんですが・・・結果的にいかにわかりやすく紙芝居で伝えるか?という観点で、ひたすら柔らかく柔らかく煮込んでいきました。

3. ラフを描く

2.で大体のストーリーができあがったら、実際に紙芝居として展開した時にどのような見え方になるか、ラフを描いてみました。
ちなみにイラストは、iPadに入れているイラストアプリを使用しています。

予め決定した枚数の絵コンテをすべて描きだす。

次に、ラフを一枚ずつ話の展開にあわせて台本のセルに配置していきます。
当日、読み手が子供たちの興味を引き付けながら次のページまでもっていけるか、絵の中に情報がきちんと内包できているかなどを台本の横に配置して確認します。

ラフの一枚。サンタさんがウキウキするシーン。


4. 整合性を確認する

次に、

  • 紙芝居を通じて伝えたいことがきちんと表現できているかどうか

  • 1枚の絵に対して読み上げる分量が多くないか

  • 企業の宣伝っぽくなっていないか

  • サンタさんやトナカイの服装やキャラにユレがないだろうか

など、さまざまな観点から作品全体を確認していきます。

1枚の絵に適切な情報量か検討していく。


ほかには、クリスマスにまつわるストーリーや設定はご家庭によってさまざまだと思うので、当日この紙芝居を読んで『え、世界にサンタさんは何人もいるの?』と子供たちに混乱が起きないような設定になっているか?など、話し合いを重ねました。大事なポイントですよね・・・実はここが結構ドキドキしました!

各家庭の大事な“設定”を揺るがしてはならない!再度検討しました。


5. 清書する

ストーリーとラフで整合性の確認が取れたら、いよいよアプリで清書していきます。

お悩みモードの時は少しくすんだ色付けを。
インテリアにもこだわり、設定に奥行きを。
話が好転してくシーンでは明るい色調へ。
表紙も入れて全12枚が完成!

ストーリーには、SHIFT広報IR部の非公式キャラクターたちを登場させてみました。これまで、サマースクールやサマーキャンプの「しおり」やイベントの案内に起用しているので、従業員のご家族にもなじみがあるキャラクターたちを作中の“子供役”として登場しています。

広報の非公式キャラクター「コホちゃん」

6. 印刷、貼り合わせ、完成

ここまできたら、実は裏で同時制作中の「紙芝居ケース」のサイズに合わせて印刷してみます。《紙芝居 ケース編》で購入した100円ショップの工作用紙を台紙にして、そこに普通紙で印刷した絵を貼っていく段取りを想定。

想定外もたくさん
ところがA3がちょうどいいかと思って印刷したら・・・大きすぎ!
ペイントアプリでは綺麗に見えた色も印刷したら・・・なんか不気味!
など、実際にやってみなければわからいことばかりでした。

\ 無事に全ページをケースに収納して完成 /

これで紙芝居本体は完成!
紙芝居ケースに入れてクリスマス会を待つ子供たちの前へ・・・☆

紙芝居をゼロから作ってみて


誰もが手作り紙芝居の初心者でしたが、子供たちを喜ばせたい一心で知恵を絞ってみたら、限られた時間と予算の中でも自分たちらしく突破できたと思います。しかも楽しみながら能動的に進められたのが嬉しかったです。

それはおそらく、普段から業務で意識している業務分解アジャイル思考、ポジティブ思考(大事!)が今回のような未経験プロジェクトにも応用できたからかもしれません。

完成動画を公開!


✨🎄完成した紙芝居をYoutubeでご覧いただけます🎄✨
今回完成した紙芝居を、もっとたくさんの子供たちに届けたいと思い、動画にしてみました。クリスマスコンテンツのひとつとして、みなさんでお楽しみいただけたら嬉しいです🎁

▼動画|オリジナル紙芝居 『サンタさんのおこまりごと』
※表紙画像をクリックするとYouTubeが再生されます


《紙芝居 ケース編》はまた次の記事でご紹介します!


執筆者プロフィール:SHIFT社内広報チーム
SHIFTやグループ会社の従業員、その家族に、「SHIFTグループに所属していてよかった」と感じてもらうべく、テキスト・ラジオ・動画・イベントと、様々な方法でアプローチしているチームです。

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